スマホゲームを録画する方法は3つほどありますが、その内の1つの方法として、キャプチャーボードを使ってPCで録画する方法があります。
ちなみに、私自身「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルを運営していますが、キャプチャーボードを持っているので、実際に使ってスマホゲームを録画した経験があり、この方法の良い点や悪い点、実際のやり方に関して熟知しております。
なので今回は、実際の経験を元に、スマホゲームの録画方法でキャプチャーボードを使う時のやり方について解説します!
ちなみに、その他2つの録画方法に関してはこちらから確認する事ができます。
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>>スマホゲームを録画できる3つの方法を確認する!
キャプチャーボードとは?
まず、キャプチャーボードという機材の事がわからない初心者さんもいるかもしれないので簡単に解説すると、スマホはもちろん、PS4やSwitchといった外部機器の画面をPCに認識させて映すことができる機材となっています。
ただ、中には、
「HDMIとかでスマホから直接PCやモニターに繋げばいいんじゃないの?」
と思う人もいるかもしれませんが、ゲーム画面を録画するのではなく、PCモニターの大画面でただスマホゲームをプレイするだけ・映すだけならこのやり方でOKです。
しかし、この状態ではモニターにスマホゲームの画面を映せても、PCにスマホゲームの映像や音声を認識させる事ができていない状況になっています。
なので、OBSといったキャプチャーソフトにスマホゲームの画面を映すことができず、録画する事ができなくなっているんですよね。
ちなみに、スマホの場合は必ずしもキャプチャーボードが必要というわけではありません。
Wi-Fi環境が家にあるならPCの画面ミラーリングソフトを使ったり、iPhoneの場合は画面収録の機能を使ったりすることでスマホゲームを録画することも可能となっています。
キャプチャーボードを使って録画するメリット・デメリット
スマホゲームをキャプチャーボードを使ってPCに映し、録画する時のメリット・デメリットをあげると以下のようになります。
・画質や音質が良い
・マイク音量とゲーム音量をそれぞれ別で調整できる
・キャプチャーボードを使えばPS4やSwitchのゲーム画面も映せる
・パススルー機能付きならほぼ遅延なしでゲームをプレイできる
【デメリット】
・キャプチャーボードなどの必要な機材の費用が高い
・初期設定がちょっと難しい
このようなメリット・デメリットがあります。
ちなみに、Wi-Fi環境が家にあるなら、スマホゲームを画面ミラーリングでPCに映して録画することもできますが、その時のメリット・デメリットをあげると以下のようになります。
・キャプチャーボードを購入するよりも費用が安い
・マイク音量とゲーム音量をそれぞれ別で調整できる
【デメリット】
・使用するミラーリングソフトによっては画質や音質が悪い
・実際のスマホ画面とPCに映った画面に遅延があり、音声も少し遅延がある
・Wi-Fiを使っているのでたまに通信が不安定になり、カクつく事がある
・画面ミラーリングを1度停止すると再設定が必要な所があって面倒
もしも、スマホゲームを画面ミラーリングでPCに映して録画する方法が気になる人は、こちらのリンクからチェックしてみて下さい!
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>>スマホゲームの録画方法でPCの画面ミラーリングを使うやり方を確認する!
あと、スマホゲームを録画する方法として、iPhoneを使っている場合は画面収録で録画する方法があります。
しかし、本格的にゲーム実況活動するのであれば、この方法はあまりおすすめできないですね。
ただ、使い方によっては便利な機能ですし、必要な機材がめちゃくちゃ少なく、やり方も簡単なので、気になる人はこちらからチェックしてみて下さい!
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>>スマホゲームの録画方法でiPhoneの画面収録を使用するやり方を確認する!
この方法でスマホゲームを録画するのに必要な機材
スマホゲームをキャプチャーボードを使ってPCに映し、録画するために必要な機材としては、以下のようになっています。
・PC
・ヘッドホン/イヤホン
・キャプチャーボード
・HDMI変換ケーブル
・キャプチャーソフト
・マイク(自分の声を入れたい人のみ)
スマホとPCについて
スマホに関しては、iPhoneだろうがAndroidだろうが、どちらでも大丈夫なので安心してください。
PCに関してもノートPC・デスクトップPCのどちらでも構いません。
ただ、PCスペックによっては高画質で録画できない可能性があるので注意が必要です。
ちなみに、私が実際に使用しているゲーミングPCのスペックはこのようになっています。
→OS:Windows10 Home 64ビット
→CPU:インテルCore i7-8086K
→GPU:NVIDIA GeForce RTX2080 8GB
→メモリ:16GB(8GB×2)
→SSD:500GB
→HDD:3TB
特にCPU・GPU・メモリの3つに注目してほしいのですが、自分のゲーミングPCと似たようなスペックのPCをお持ちの場合は、OBS Studioというキャプチャーソフトを設定する時に解説している内容と同じように設定にしてもらって構いません。
ただ、私のゲーミングPCよりも低スペックなPCを使用している場合は、録画設定を下げる必要があるかもしれないので注意が必要です。
ちなみに、こちらでゲーム実況をするのに必要なPCスペックを解説しているので、気になる人はチェックしてみて下さい!
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>>ゲーム実況をするのに必要なPCスペックを確認する!
ヘッドホン・イヤホン
ヘッドホンやイヤホンについてですが、ミラーリングソフトを使うとPC側でスマホゲームの音が流れるので、ゲーム実況するのであればヘッドホンやイヤホンは必須となります。
ただ、ゲーム実況の録画や生配信に直接は影響しない機材になるので、特に音質にこだわりがない場合は、安いイヤホンだろうが何だろうが、ゲーム音さえ聞ければそれでOKです。
しかし、最近のゲームは戦闘中のBGMや敵を攻撃したり・倒した時の音、ゲーム内ムービーのクオリティなどが昔と比べると良くなってきています。
ゲーム音はプレイする時の爽快感や、その場の臨場感を感じるのに重要な部分なので、できるだけ高音質でゲームを楽しみたい人も多いのではないでしょうか?
ちなみに、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルも運営していますが、ヘッドホンを購入する時は色んな所から情報を集めたので知識としてはそれなりにあり、
②密閉型か開放型か
③装着方法
④重量
⑤眼鏡の使用/不使用
といった、ヘッドホンを選ぶ時に注目するべき5つのポイントを解説した記事を別に作成しております。
さらに、実際にヘッドホンを購入したけど、ある部分で選択を間違えてしまって全然使う事ができなかったという失敗談も紹介しているので、これからヘッドホンを購入したいと考えているあなたに有益な情報を届けられ自信があります。
以下のページでゲーム実況用のヘッドホンの選び方を解説していますし、実際に購入して使用しているおすすめのヘッドホンも確認する事ができるのでチェックしてみて下さい!
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>>ゲーム実況用ヘッドホンの選び方を確認する!
キャプチャーボード
1番最初に解説しましたが、キャプチャーボードはスマホはもちろん、PS4やSwitchといった外部機器の画面をPCに認識させて映すことができる機材となっています。
しかし、ちょっと調べてみるとたくさんの種類のキャプチャーボードが販売されているので、どのキャプチャーボードを購入したら良いのかわからない人もいるのではないでしょうか?
ちなみに、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルを運営していますが、複数のキャプチャーボードを購入して使用した経験がありますし、どの部分の性能が重要なのかも熟知しているので、
・対応OSや動作環境
・パススルー機能の有無
・エンコード方式
・接続端子
・最大入出力解像度
・最大録画解像度
という、キャプチャーボードを選ぶ時に注目するべきポイントを解説した記事を別に作成しております。
これを見れば自分はどのキャプチャーボードを選べば良いのかわかりますし、実際に自分が使用した経験があり、コレはおすすめと本気で思える人気商品についても解説しているので、気になる人はこちらから詳細情報をチェックしてみて下さい!
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>>ゲーム実況用キャプチャーボードの選び方とおすすめ商品を確認する!
HDMI変換ケーブル
次にHDMI変換ケーブルについてですが、スマホからキャプチャーボードに接続する時はHDMI接続になるので、HDMI変換ケーブルが必要になります。
これは大変申し訳ないのですが、私自身iPhoneを使用しているので、Androidを使用している場合はどのHDMI変換ケーブルを使えばいいのかわかりません。
他の人のブログ記事を参考にするか、自力で解決してください。
iPhoneを使用している場合は、こちらのApple純正品「Lightning Digital AVアダプタ」を使用すればOKです。
ちなみに、Amazonなどを確認してみると、純正品ではない似たような形で同じ機能を持った製品が販売されていますし、純正品と比べると値段も安くなっています。
なのでそっちを購入したくなりますが、口コミ情報を見ると、
・すぐに使えなくなった
といった口コミも多いですし、自分が投稿している動画のコメントでも相談を受けたのですが、”純正品を使っていなかったことで映像や音声に遅延が発生していた”ということがあり、純正品に買い換えたら遅延が無くなって撮影しやすくなったという事例もあります。
純正品は値段が高いですが、品質が保証されていてサポートも充実しているので、HDMI変換ケーブルは純正品を購入するようにしましょう。
キャプチャーソフト
次にキャプチャーソフトについてですが、PCに映したスマホゲームの画面を録画をするために必要なソフトとなります。
キャプチャーソフトは有料ソフトや無料ソフトがありますが、個人的には「OBS Studio」という無料のキャプチャーソフトがおすすめです。
録画はもちろんですが、YouTubeなどで生配信も行うことができるキャプチャーソフトとなっています。
私自身OBSを使って録画や生配信を行っているので、本ブログ内に設定方法や使い方を解説した記事をたくさん用意していますし、ググればたくさんの人がOBS関連の記事を投稿しているので、わからない事があってもすぐに調べられるのも魅力です。
こちらからOBSのダウンロード&インストール方法を確認できるので、まだの人はチェックしてみて下さい!
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>>OBSのダウンロード&インストール方法を確認する!
マイク
自分の声も入れたいなと考えている人はマイクも準備するようにしましょう。
ただ、
「どの部分に注意して、どんなマイクを選べば良いのかわからない…」
と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
ちなみに、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルも運営していますが、マイクを購入する時は色んな所から情報を集めたので知識としてはそれなりにあり、
②マイク形式
③感度
④指向性
⑤接続方法
といった、マイクを選ぶ時に注目するべき5つのポイントを解説した記事を別に作成しております。
さらに、実際にマイクを購入してみて気づいた点もいくつもあり、その時の経験談もふんだんに盛り込んで解説しているので、これからマイクを購入したいと考えているあなたに有益な情報を届けられ自信があります。
以下のページでゲーム実況用のマイクの選び方を解説していますし、実際に購入して使用し、おすすめできるマイクも確認する事ができるので、マイクを購入する前にチェックしておくと役に立ちますよ♪
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>>ゲーム実況用のマイクの選び方とおすすめマイクを確認する!
キャプチャーボードを使ってスマホゲームを録画する方法
必要な機材を準備できた所で、キャプチャーボードを使ってスマホゲームを録画する方法を確認していきましょう!
キャプチャーボードを接続して設定する
まずはキャプチャーボードを接続しますが、自分はAVerMediaのGC550(GC550 PLUS)というキャプチャーボードと、
GC553というキャプチャーボードを実際に使った事があり、
それぞれの接続方法と必要な設定方法を解説した記事を作成しております。
GC550(GC550 PLUS)・GC553というキャプチャーボードを購入したけど接続方法や設定方法がわからない人は、こちらのリンクのページを確認して設定してみて下さい。
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>>GC550(GC550 PLUS)の接続方法と各種設定方法を確認する!
ちなみに、キャプチャーボードの接続と設定が終わった後にiPhoneの画面を映そうと思ったら、以下のような画面が表示されてiPhoneの画面を映すことができない場合があります。
これはHDCPというコピーガードの解除ができておらず、スマホの画面を映せない状態になっているので注意が必要です。
iPhoneのHDCPの解除方法を解説した記事も作成しているので、iPhoneの画面をキャプチャーソフトに映せない時は、こちらを確認しながら設定してみて下さい。
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>>iPhoneのHDCPを解除する方法を確認する!
ちなみに、Androidを使用している方には申し訳ないのですが、自分はAndroidを使っていないのでHDCPがあるのかどうかもわかりません。
もしも同じように映せない場合は、他の人のブログなどを参考にしながら設定してみて下さい。
OBSにスマホゲームの画面を映す方法
キャプチャーボードの設定が終わったので、次はOBSにスマホゲームの画面を映す方法を解説します。
ちなみに、ここで解説するのはGC550を使用した時の設定方法となっており、GC553を使用している場合は少し異なります。
こちらからキャプチャーボードの映像を表示させる方法を確認して設定してみて下さい。
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>>GC553でOBSにゲーム画面を映す方法を確認する!
まずはOBSを起動して下さい。
まだOBSのダウンロードとインストールが済んでいない人は、こちらからやり方をチェックしてみて下さい!
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>>OBSのダウンロード&インストール方法を確認する!
OBSを起動できたら、画面左下のシーンの欄にある「+」をクリックしま
すると、シーンの名前を入力できる画面が出てくるので、わかりやすい名前を入力してください。
※今回はスマホゲーム画面を入力します。
入力できたら「OK」をクリックします。
すると、先ほど名前を入力したシーンがシーンの欄に追加されます。
次に、このシーンを選択した状態でソースの欄の「+」をクリックしてください。
すると、様々な要素が表示されますが、その中にある「映像キャプチャデバイス」をクリックします。
ソースを作成/選択と出てくるので、わかりやすい名前を入力した後に「OK」をクリックします。
※今回は初期設定のまま設定します
すると、プロパティが表示されるので、デバイスの欄が使用しているキャプチャーボードであることを確認します。
自分の場合はGC550を使用しているので、「AVerMedia GC550 Video Capture」となっています。
次に解像度/FPSタイプは「カスタム」、解像度は「1920×1080」、FPSは「出力FPSにあわせる」を選択します。
ちなみに、他のシーンのソースの欄に「映像キャプチャデバイス」が存在していると、ゲーム画面が映らない場合もあります。
その時は、他のシーンのソースを確認して「映像キャプチャデバイス」があったら削除してください。
設定できたら「OK」をクリックします。
すると、OBSにスマホゲームを映すことができました!
ゲーム音が聞こえるようにする設定方法
ゲーム画面を映すことができましたが、初期設定ではスマホゲームの音が自分に聞こえない設定になっています。
このまま録画してもゲーム音はちゃん入っていますが、自分にゲーム音が聞こえないのは流石に撮影しずらいですよね。
ヘッドホンでゲーム音を聞きながらプレイしたいと思うので、ゲーム音が自分にも聞こえるような設定を行います。
音声ミキサーの欄に、映像キャプチャデバイス(ソースで設定した名前)があるので、「歯車マーク」をクリックしてください。
様々な要素が表示されますが、その中にある「オーディオの詳細プロパティ」をクリックします。
映像キャプチャデバイスの音声モニタリングを「モニターのみ(出力はミュート)」を選択し、「閉じる」をクリックします。
すると、スマホゲームの音を聞きながらプレイすることができます。
ゲーム画面の表示領域の調整
スマホゲームの音を聞けるようになったら、ゲーム画面の周りに黒い画面が表示されているので、それが無くなるように表示領域を調整します。
ソースの欄の映像キャプチャデバイスを選択すると、■が付いた赤い枠が表示されますが、■を左クリック長押しでドラッグし、そのまま移動させると、縦横比を維持したまま画面の大きさを変えることができます。
ちなみに、shiftキーを押しながらドラッグすると、縦横比を無視して画面の大きさを変えられるので上手く調整してください。
このように画面いっぱいにスマホゲームの画面調整ができたらOKです。
OBSの録画設定方法
続いてOBSの録画設定を行いますが、ここからの設定はかなり長くなるので別記事を用意して解説しています。
以下のリンクからスマホゲームを録画する時のOBS設定方法やテスト録画のやり方を確認できますし、生配信する時のOBS設定方法も別記事で準備しているので、気になる項目をチェックしてみて下さい!
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>>スマホゲームを録画する時のOBS設定方法を確認する!
>>スマホゲームをYouTubeで生配信する時のOBS設定方法を確認する!
まとめ
今回は、スマホゲームの録画方法でキャプチャーボードを使うやり方について解説しました!
ちなみに、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営していますが、両方のチャンネルとも収益化の条件である、
・直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上
この条件をクリアしており、収益化もしています。
特に「しふぁの作業部屋」ではたった4ヶ月間・3日に1本動画を投稿するだけで収益化する事ができたので、その時のノウハウをまとめた記事をnoteにて販売しております。
少しでも早く登録者数や再生回数を増やして収益化まで行きたいと考えている人にとって役に立つ情報を解説していますし、今なら購入者限定で無料で貰えるお得な特典も用意しています!
今後も特典を増やしたり、内容のアップデートも行っていく予定なので、お得なうちにチェックしてみて下さいね♪
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