OBS StudioにWEBカメラなどを使って実写映像を表示させたいけど、やり方がわからないと悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
ちなみに、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というチャンネルを運営していますが、動画撮影やメンバー限定配信する時は腕出し配信・録画をしており、WEBカメラを実際に使用しています。
なので、今回はその経験を元に、OBSにWEBカメラで実写映像を映す設定方法について解説していきます!
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動画でも解説しています
必要な機材情報とやり方概要
まずは必要な機材情報について解説していきますが、OBSに実写映像を映すやり方としては、
②スマホとミラーリングソフトを使用する方法
という2つの方法があり、それぞれ必要な機材が異なっています。
WEBカメラを使用する場合の必要機材
まずは①WEBカメラを使用する方法の場合、以下のようなUSBで接続するWEBカメラが必要です。
この商品やその他商品を含むWEBカメラのメリットとしては、カメラの割に値段が安いですし、キャプチャーボードといった他の機材は必要無く、OBSに映像を映す方法がめちゃくちゃ簡単という点です。
ただ、WEBカメラはデジカメや一眼レフと比べると画質が少し悪いので注意してください。
ちなみに、画質を良くしたいのであれば、デジカメや一眼レフなど性能が高いカメラを使う必要がありますが、基本的にデジカメや一眼レフの映像をPCに送るにはHDMIを使用する必要があります。
ただ、カメラからのHDMIをそのままPCに接続しても、HDMIからのカメラの映像をPCに認識させることができないので、OBSに映像を映すことができません。
その代わり、USB接続すればPCにカメラの映像を認識させることが可能なので、HDMI接続からUSB接続に変換できるキャプチャーボードを使ってPCに映像を認識させましょう。
キャプチャーボードと言ってもたくさんの種類がありますが、AVerMediaのGC550 PLUSというキャプチャーボードが個人的にはおすすめで、OBSに1080p/60fpsという高画質な映像を表示させて録画・配信することができますし、PowerDirectorという動画編集ソフトも付属で付いてきます。
さらに、キャプチャーボードからのHDMIケーブルをモニターに接続すれば、遅延がほぼ無い映像をモニターに映すことができるパススルー機能がありますし、モニターに映ったカメラの映像を見ながら演者は話すことができるので、撮影もしやすくなるメリットがありますね。
イメージとしては以下のような図になります。
ちなみに、GC550 PLUSを購入した場合は、使用する前にドライバーとRECentralのインストールを行わないと、OBSに映像を映すことができないので注意してください。
こちらからやり方を確認する事ができるので、もしも購入した場合はチェックしてみて下さい!
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>>GC550 PLUSのドライバー等のインストール方法を確認する!
とりあえず、ここまでの話をまとめると、
・画質を良くしたいならキャプチャーボード&デジカメや一眼レフなど性能が高いカメラ
これらの機材を準備してください。
スマホとミラーリングソフトを使用する場合の必要機材
次に②スマホとミラーリングソフトを使用する方法の場合、
・LetsViewというミラーリングソフト
この2つの機材が必要になります。
iPhoneやAndroidなどのスマホはWEBカメラとして代用することができますし、LetsViewという無料のミラーリングソフトを使えば、必要な機材は全て無料で揃えられるのが魅力的な方法となっていますね。
LetsViewのインストール方法に関しては、以下のリンクのページを確認して下さい。
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>>LetsViewのダウンロード&インストール方法を確認する!
ただ、画面ミラーリングを行うためには、同じネットワーク上にそれぞれの機器が接続されている必要があるので、家にWi-Fiが無い場合は使用する事ができなくなっています。
さらに、LetsViewは無料ではありますが、設定がめんどくさかったり、たまに使用中に強制終了してしまう事があるので注意してください。
個人的には①WEBカメラを使用する方法が映像が安定するし、設定も簡単なのでおすすめです。
ここからは、それぞれの方法で詳細なやり方を解説していくので要チェック!
①WEBカメラを使用する方法
それでは実際のやり方を解説していきますが、まずはPCにWEBカメラを接続してください。
先ほど紹介したGC550 PLUSというキャプチャーボードを使用する場合は、ドライバーとRECentralのインストールを行わないと、OBSに映像を映すことができないので注意してください。
こちらからやり方を確認する事ができるので、もしも設定がまだの場合はチェックしてみて下さい!
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>>GC550 PLUSのドライバー等のインストール方法を確認する!
WEBカメラの接続、もしくはキャプチャーボードの必要な設定ができたら、OBSのソースの欄の「+」をクリックして「映像キャプチャデバイス」をクリックします。
ソースを作成/選択と表示されるので、わかりやすい名前を付けたら「OK」をクリックします。
(今回は初期設定のまま設定していきます。)
すると、プロパティの画面が表示されますが、デバイスの欄をクリックして使用しているWEBカメラかキャプチャーボードを選択してください。
(使用している機材によって表示は異なります。)
ちなみに、自分は顔出しを行っていないので、腕出しの映像で解説しますね。笑
次に、解像度/FPSタイプを「カスタム」、解像度を「1920×1080」、FPSを「出力FPSにあわせる」に設定します。
ちなみに、自分が使用しているWEBカメラは1920×1080という解像度だったので、この設定にしています。
あなたが使用しているWEBカメラ(デジカメや一眼レフ)の解像度がこれよりも低かったり・高かったりする場合は、その解像度に合わせて変更してください。
設定できたら「OK」をクリックしましょう。
すると、OBSの画面にWEBカメラ(デジカメや一眼レフ)の映像を映すことができました!
ちなみに、OBSのマイク設定方法を解説した記事を作成しているので、マイクの設定も行いたい人はこちらから確認してみて下さい。
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>>OBSのマイク設定方法を確認する!
②スマホとミラーリングソフトを使用する方法
次に、スマホとミラーリングソフトを使用する方法を解説していきます。
ミラーリングソフトは無料で利用できるLetsViewを使用しますが、インストールが済んでいない人は以下のリンクのページからやり方を確認してみて下さい。
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>>LetsViewのダウンロード&インストール方法を確認する!
ちなみに、この方法だと全て無料で済ませることができますが、設定方法が少し面倒な事になっており、
・PCとスマホを同じネットワークに接続する
・スマホの画面をLetsViewに映す
・LetsViewの画面をOBSに映す
という手順を踏む必要があるので1つ1つ解説していきます。
ちなみに、自分はiPhoneを使用しているので、iPhoneでのやり方を解説しますが、Androidを使用している場合は一部自分でやり方を確認してもらう必要があるので注意してください。
スマホの通知設定と自動ロック設定をする
スマホの画面をOBSに映すことになるので、配信や録画中に通知が表示されないようにしたり、勝手に自動ロックされて画面が暗くなったりしないように事前に設定しておきましょう。
※自分はiPhoneを使用しているので、iPhoneでの設定方法を解説していきます。
まずは通知設定についてですが、端末の設定アプリを開いて「おやすみモード」をタップします。
そして、おやすみモードをONにして、通知の欄の「常に知らせない」にチェックを入れましょう。
こうする事で、おやすみモード中は通知が表示されなくなります。
ちなみに、画面下からスワイプすると、コントロールセンターという画面を表示させることができますが、月マークをタップする事でもおやすみモードをON・OFFすることが可能です。
次に自動ロック設定を行うので、端末の設定アプリを開いて「画面表示と明るさ」をタップします。
その中に自動ロックという欄があるので「なし」を設定してください。
こうする事で、手動で画面をオフにしない限り、勝手にロックされないので、画面が暗くなることが無くなります。
PCとスマホを同じネットワークに接続する
次にLetsViewのインストールが終わっていると思うので実際に使用していきますが、LetsViewを含む他のミラーリングソフトを使用する時も同じですが、同じネットワーク上にPCとスマホが接続されている必要があります。
それが出来ていないとスマホの画面をミラーリングできないので、PCとスマホを同じネットワークに接続してください。
PCの場合はデスクトップ画面の右下にあるインターネットアクセスをクリックすると以下のような画面が表示されるので、赤枠の接続済みのネットワークを確認しましょう。
PCに関しては、有線接続でも無線接続でもどっちでもOKですが、有線の場合はネットワーク名が表示されない場合があるので、その時はルーターに記載されているネットワーク名を確認して下さい。
iPhoneの場合は「設定→Wi-Fi」を選択すると以下のような画面になります。
赤枠の所にチェックが付いていますが、これが今接続しているネットワーク(Wi-Fi)になります。
ここがPCと同じネットワークになるようにWi-Fiの設定をして下さい。
スマホの画面をLetsViewに映す
次に、スマホの画面をLetsViewに映していきます。
LetsViewを起動すると以下のような画面が表示されますが、まずは画面右上の横3本線のマークをクリックして「設定」をクリックします。
次に「ディスプレイ設定」をクリックしてAirplay解像度の欄を「2K 2560*1440」に設定してください。
設定できたら設定画面の×をクリックして設定画面を閉じましょう。
次に画面右下の?マークをクリックするとヘルプを確認する事ができます。
ここでは各端末ごとの接続方法を確認する事ができるので、Androidを使用している人はヘルプを確認しながらスマホの画面を映してください。
自分はiPhoneを使用しているので、ここからはiPhoneでのやり方を解説していきます。
iPhone側の操作を行いますが、画面下からスワイプすると、コントロールセンターという画面を表示させることができます。
コントロールセンターの中に画面ミラーリングというのがあるのでタップしてください。
しばらくすると、PC側のLetsViewが表示されるのでタップします。
すると、PCの画面にスマホの画面が表示されます。
あとはカメラを起動して、自分の顔や手元を撮影している様子をOBSで表示させるだけです!
ちなみに、画面ミラーリングを終了させる場合は、PC側でスマホ画面が表示されている画面右上の×をクリックするか、スマホ側の「ミラーリングを停止」をタップすると終了するので要チェックです!
LetsViewの画面をOBSに映す
LetsViewにスマホの画面を映せたら、OBSにその画面を映していきましょう。
OBSのソースの欄の「+」をクリックして「ウィンドウキャプチャ」をクリックしてください。
ソースを作成/選択と表示されるので、わかりやすい名前を付けたら「OK」をクリックします。
(今回は初期設定のまま設定していきます。)
すると、プロパティの画面が表示されるので、ウィンドウの欄をクリックしてLetsViewの画面を選択してください。
すると、カメラモードにしているスマホの映像が表示されるので、設定できたら「OK」をクリックしましょう。
すると、OBSの画面にLetsViewの画面を映すことができました!
ちなみに、OBSのマイク設定方法を解説した記事を作成しているので、マイクの設定も行いたい人はこちらから確認してみて下さい。
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>>OBSのマイク設定方法を確認する!
サイズ変更とトリミングする方法
次に、サイズ変更と不要な部分をトリミングする方法を解説していきます。
まずは、ソースの欄にある映像キャプチャデバイス、もしくはウィンドウキャプチャをクリックして選択し、OBSに表示されている映像の外側に赤枠を表示させてください。
次に、■をドラッグすると縦横比を維持したままサイズ変更する事ができるので調整してみましょう。
ちなみに、Shiftキーを押しながら■をドラッグすると、縦横比を無視してサイズ変更する事が可能ですし、
Altキーを押しながら■をドラッグすると、不要な部分をトリミングすることができる(トリミングした所は緑色に変化する)ので、表示領域を調整してみて下さい。
背景を透過(透明化・クロマキー処理)する方法
顔出しや腕出しをする時は背景を透過(透明化)させたい人もいると思うので、そのやり方を解説していきます。
必要な機材
ちなみに、映像を透明化させるためにはクロマキー処理を行う必要があり、グリーンバックを準備する必要があります。
楽天やAmazonを見てみると、以下のような支柱付きのグリーンバッグが販売されているのでチェックしてみて下さい。
ただ、思ったよりも料金が高いのでびっくりしてしまう人も多いのではないでしょうか?
そんな人は、「グリーンバック 百均」というようにググれば、自作している人のブログや動画を確認する事ができるので、予算が少ない人や自作でも大丈夫な人は、百均を利用して自作すると、ものすごく安く済むのでおすすめです!
ちなみに、自分の場合は顔出しはしておらず、腕出しぐらいしかやらないので、百均で緑色のはぎれを購入して使用しています。(ダイソーで税抜き200円でした)
はぎれと言うだけあって、端の方から糸がほつれていってしまうので、不格好ではありますが手縫いで補強して使用しています。
実際に使用する時はこのようにして使用します。
自分は顔出しをしていないので、キーボードとマウスを顔と見立ててクロマキー処理をしていきますが、本当に透過されているのか確認できるように、映像キャプチャデバイスの下にゲーム画面を表示させているので予めご了承ください。
クロマキー処理をして透過させる方法
それではOBSでクロマキー処理をする設定方法を解説していきますが、ソースの欄の「映像キャプチャデバイス」を右クリックして「フィルタ」をクリックします。
もしもLetsViewで表示させているのなら「ウィンドウキャプチャ」を右クリックして「フィルタ」をクリックしましょう。
すると、以下のような画面が表示されますが、エフェクトフィルタの「+」をクリックします。
様々な要素が表示されますが、「クロマキー」をクリックしてください。
フィルタの名前を指定してくださいと表示されますが、何も変更せずに「OK」をクリックします。
すると、このような画面が表示されますが、色キーの種類が「緑」になっているのを確認し、表示されている映像の緑の部分が透過されているのを確認したら「閉じる」をクリックしましょう。
OBSの画面を確認してみると、緑色の部分が透過され、その下に表示されていたゲーム画面が見えるようになりました!
後はサイズ調整を行って好きな位置に表示させましょう。
ちなみに、色キーの種類は緑だけでなく、青も選択できるようになっているので、緑色だと変な所が透過されてしまう場合は、ブルーバックにすると良いでしょう。
あと、注意点ですが、グリーンバックにしわがあると影ができてその部分が綺麗にクロマキー処理されないので、ちゃんとアイロンがけをしてから使用した方が良いですね。
また、光の反射でキーボードの側面が若干緑色になっていることもあって、クロマキー処理で少し透過されてしまっています。
グリーンバックとの距離が近すぎるのが原因なので、自分と同じような使い方をする時は注意してくださいね。
ちなみに、OBSでゲーム実況しながら顔出しするやり方を解説した記事も投稿しています。
カメラの実写映像だけの時とは違い、ゲーム画面も一緒に表示させると場合は注意点が変わってくるので注意してください。
こちらのリンクから確認できるので、気になる人は要チェックです!
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>>OBSでゲーム実況しながら顔出しするやり方を確認する!
WEBカメラの映像やマイク音声に遅延をかける方法
WEBカメラによっては遅延が発生してしまう場合があるので、マイクと一緒に使用すると、映像とマイク音声がズレてしまう事があります。
そんな時は、OBS側でWEBカメラの映像やマイク音声に遅延をかけて一致するように調整すると良いでしょう。
ちなみに、OBSのマイク設定方法を解説した記事を作成しているので、マイク設定がまだの人はこちらから確認してみて下さい。
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>>OBSのマイク設定方法を確認する!
まずは、どれでも良いので「音声ミキサー」の中にあるの歯車マークをクリックして「オーディオの詳細プロパティ」をクリックしてください。
オーディオの詳細プロパティの画面が表示されますが、その中にある同期オフセットの欄で遅延設定を行います。
ちなみに、単位は「ms」でミリ秒・ミリセカンドと言い、1000分の1秒という時間の単位になっているので注意しましょう。
例えば、マイクを1秒遅延させたいのであれば、マイクの欄の同期オフセットに「1000ms」と入力してください。
設定できたら「閉じる」をクリックしましょう。
後は実際に配信や録画をしながら、遅延の具合を確認して調整してみて下さい。
もしも、WEBカメラを使った配信や録画のやり方がわからない場合は、以下のリンクのページを確認して設定してみて下さい。
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>>OBSの配信設定でWEBカメラで実写映像を1080p/60fpsでYouTube生配信する方法を確認する!
>>OBSの録画設定でWEBカメラで実写映像を1080p/60fpsで撮影する方法を確認する!
まとめ
今回は、OBSでWEBカメラ使用時の設定方法とトリミングや背景透過の方法などについて解説しました!
他にもOBSでBGMや画像を追加したり、マイク設定やトランジションの設定などの使い方をまとめたページを作成しているので、気になる人はチェックしてみて下さい!
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>>OBS Studioの使い方まとめページを確認する!
ちなみに、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営していますが、両方のチャンネルとも収益化の条件である、
・直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上
この条件をクリアしており、収益化もしています。
特に「しふぁの作業部屋」ではたった4ヶ月間・3日に1本動画を投稿するだけで収益化する事ができたので、その時のノウハウをまとめた記事をnoteにて販売しております。
少しでも早く登録者数や再生回数を増やして収益化まで行きたいと考えている人にとって役に立つ情報を解説していますし、今なら購入者限定で無料で貰えるお得な特典も用意しています!
今後も特典を増やしたり、内容のアップデートも行っていく予定なので、お得なうちにチェックしてみて下さいね♪
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