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OBS録画設定でWEBカメラの実写映像を1080p/60fpsで撮影する方法


OBSを使ってWEBカメラの実写映像を録画し、YouTubeに動画投稿したいけど、

「何からやれば良いのかわからない…」
「設定してみたけどカクついてしまってまともに録画ができない…」

と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

ちなみに、私自身「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルや「しふぁの作業部屋」というチャンネルを運営していますが、WEBカメラを使って実写映像を映したことがありますし、1080p/60fpsという画質で録画撮影を何度もやっているので、やり方に関しては熟知しております。

なので今回は、実際の経験を元に、WEBカメラの実写映像を1080p/60fpsという高画質で録画する時のOBS設定方法について解説します!

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🔽OBSの使い方を全てまとめたページはこちら!
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>>OBS Studioの使い方まとめページを確認する!

 

動画でも解説しています

 

機材やソフトの準備

WEBカメラの実写映像をOBSで録画するためには、必要な機材やソフトを準備する必要があります。

ちなみに、OBSに実写映像を映すやり方としては、

①WEBカメラを使用する方法
②スマホとミラーリングソフトを使用する方法

という2つの方法があり、それぞれで必要な機材が異なっているので注意が必要です。

 

ここですべてを解説しようとすると、ものすごく長くなってしまうので、詳しく解説した別の記事を用意しています。

以下のリンクからそれぞれの方法での機材情報を確認する事ができますし、OBSに実写映像を映す方法も解説しているので、そこまで出来ていない人はチェックしてみて下さい!
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>>OBSにWEBカメラで実写映像を映すための機材情報と設定方法を確認する!

 

ちなみに、OBSをまだダウンロード&インストールしていない人はこちらから確認してみて下さい。
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>>OBSのダウンロード方法&インストールのやり方を確認する!

 

OBSの録画設定方法(WEBカメラ編)

次にOBS側の録画設定方法を解説していきますが、高画質で録画することができると言っても、あなたが使用しているPCスペックによっては無理な場合もあるので注意が必要です。

私が実際に使用しているゲーミングPCのスペックをお伝えしますとこのようになっています。

【PC:GALLERIA ZG】
→OS:Windows10 Home 64ビット
→CPU:インテルCore i7-8086K
→GPU:NVIDIA GeForce RTX2080 8GB
→メモリ:16GB(8GB×2)
→SSD:500GB
→HDD:3TB


特にCPU・GPU・メモリの3つに注目してほしいのですが、自分のゲーミングPCと似たようなスペックのPCをお持ちの場合は、これから解説する設定方法と同じように設定にしてもらって構いません。

ただ、私のゲーミングPCよりも低スペックなPCを使用している場合は、設定を下げる必要があるかもしれないので注意が必要です。

どの部分の設定を下げれば良いのかも解説しますので、1つ1つ設定方法を確認していって下さい。

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出力の設定

まずは出力の設定を行います。

画面右下のにある「設定」をクリックしてください。

 

次に画面左の欄の「出力」をクリックし、出力モードを「詳細」に変更します。

 

このような画面に切り替わるので、次に「録画」タブをクリックしてください。

 

上から順番に設定していきますが、種別を「標準」に設定します。

 

次に録画した動画の保存先を決めます。

「参照」をクリックして保存・管理がしやすい場所に変更してください。

さらに、その下の「スペースなしのファイル名を生成」のチェックは外しておきましょう。

 

次に録画フォーマットを「mp4」に設定します。

 

次に音声トラックの「1」にチェックマークが付いているのを確認したら、上にある「音声」タブをクリックします。

 

トラック1の音声ビットレートを「128」に設定します。

ちなみに、音声ビットレートは128が一般的と言われており、これよりも低くしたり高くしたりすると、マイクの音声がロボ声?みたいな変な感じに聞こえる事があったので、自分はこの設定にしております。

設定できたら「録画」タブをクリックして戻ります。

 

次にエンコーダを「x264」に設定します。

CPUに負荷がかかりやすくなりますが、高画質で録画できるのでおすすめです。

 

次に出力をリスケールするのチェックを外します。

 

次にレート制御を「CBR」に設定します。

ちなみに、CBRにすることで安定したビットレートになるので、動画がカクついたりすることが少なくなります。

他にも色々と選択することができますが、様々な所から情報を調べてみたり、実際に設定して録画してみましたが、映像がおかしくなることがあったので、ここは「CBR」一択でいきましょう。

 

次にビットレートの設定を行いますが、YouTubeに動画をアップロードする場合、動画の推奨ビットレートはこのようになっています。

参照:【YouTubeヘルプ】アップロードする動画におすすめのエンコード設定

YouTubeに動画を投稿するのであれば、720p~1080pあれば十分なので、赤枠の範囲内でビットレートを決めていきます。

今回の場合は1080p/60fpsで動画撮影したいので、その場合のビットレートは12Mbps(12000Kbps)まで設定できるようになっています。
※720p/60fpsで撮影したいなら7.5Mbps(7500Kbps)まで

なので、ビットレートの欄には「12000Kbps」と設定してください。

あと、特定バッファサイズを使用のチェックマークを外すようにしましょう。

 

次にキーフレーム間隔は「2」秒で設定します。

 

次にCPU使用のプリセットについてですが、「faster」を設定します。

 

ちなみに、veryfastやsuperfastというように上に行くほどCPU使用率は低くなるので、テスト録画を行った時にCPUが70%を超えて動画もカクつくのであれば、1つ上のプリセットを選択しましょう。

ちなみに、superfast~fastの間ならば、そんなに画質に影響ないので、CPUの状況を見ながら設定してみて下さい。

CPUの確認方法はのちほど説明しますので、ひとまず「faster」に設定しておきましょう。(後で変更するかもと覚えておいてね!)

 

次にここは一気に行きますが、

・プロファイルは「なし」
・チューンは「なし」
・x264オプションは空欄

この設定でOKです。

全て設定できたら「適用」をクリックします。

 

音声の設定

次に音声の設定を行います。

設定画面の左側にある「音声」をクリックしてください。

その後、一般の欄にあるサンプリングレートを「44.1kHz」に設定し、チャンネルを「ステレオ」に設定します。

 

デバイスの欄のデスクトップ音声を「既定」に設定したら、「適用」をクリックします。

 

映像の設定

次に映像の設定を行いますが、ここでは解像度とフレームレート(FPS)を設定していきます。

画面左の欄にある「映像」をクリックして、基本(キャンバス)解像度を「1920×1080」に設定して下さい。

 

次に出力(スケーリング)解像度を設定しますが、1080pの画質で録画したいのであれば「1920×1080」に設定しましょう。

もしも、低スペックのPCで録画するのであれば、テスト録画の状況により720pへ画質を下げる選択もしなければなりませんが、その場合は「1280×720」に設定します。

ちなみに、1080p/60fpsから720p/60fpsへ画質を下げる場合はビットレートの上限も変化するので、必ず設定し直すようにしましょう。


参照:【YouTubeヘルプ】アップロードする動画におすすめのエンコード設定

 

続いて縮小フィルタを設定しますが「ランチョス(先鋭化スケーリング、36のサンプル)」に設定します。

 

次にFPSの設定ですが、「FPS共通値」を選択し、「60」と設定します。

設定できたら「OK」をクリックしましょう。(設定画面が閉じます)

ここまでできたら、ひとまず録画設定は完了です。

ちなみに、これまで設定画面で設定してきた内容は、プロファイルを変更すると設定内容も変化します。

プロファイルはそれぞれに名前を付けることができ、複数作成する事ができるので、今回のWEBカメラ用の録画設定はもちろん、配信する時の設定やゲーム実況用の設定など使い分けることが可能なので覚えておくと良いでしょう。

 

ちなみに、録画する時はマイクを使用したい人もいるのではないでしょうか?

こちらで私が実際に行っているマイクを使用する時のOBS設定方法を解説しているので、マイクを使いたい人はこちらを確認しながら作業を進めて下さい。
check!
>>OBSのマイク設定方法を確認する!

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テスト録画をしてみよう!

録画設定が終わったのでテスト録画を行いましょう。

 

テスト録画前の準備(タスクマネージャー・保存先)

ただ、その前に、テスト録画中のCPU使用率を確認するために「タスクマネージャー」を表示させましょう。

Windows10の場合、「Ctrl+Alt+Delete」の3つのキーを同時押しすると、Windowsのセキュリティのダイアログが表示されるので、「タスクマネージャー」をクリックします。

もしくは、画面下の黒い部分を右クリックする事でもタスクマネージャーを選択することが可能です。

 

するとタスクマネージャーを表示することができるので、「プロセス」のタブをクリックすると、以下の画像のように表示されます。

CPUが70%を超えてしまうと撮影画面がカクついたり、音声がおかしくなってしまうので、テスト録画時は赤枠のCPUの数値が70%以上にならないように確認していきます。

 

あと、録画した動画を見ながらカクつきが無いか、各種音声は大丈夫なのか確認していくので、録画の保存先を開いておくと作業がしやすいです。

OBSの画面の左上にある「ファイル→録画を表示」をクリックする事で、保存先を開けるので準備しておきましょう。

それでは、ここからテスト録画のやり方を解説していきます。

 

テスト録画のやり方

OBSの画面の右下にある「録画開始」をクリックします。

 

録画が始まったら、まず最初にCPUの確認を行います。

OBSにWEBカメラの映像が映っていると思いますが、基本的に何も画面が変わらないとCPUは低くなり、手や体を動かして画面が変化するとCPUが高まるので、実際に手や体を動かしながらCPUが70%を超えないかチェックしていきます。

もしも70%を超えてしまうと、録画した動画がカクついたり、音声がおかしくなるので注意してください。

ちなみに、自分のPCや設定方法の場合は最大でも40%後半くらいになりますが、これなら全然問題ありません。

 

もしもCPUが70%を超えてしまった場合は、低くする方法として、

・CPU使用のプリセットをfasterからsuperfastにする
・ビットレートを下げる
・720p/60fpsにする
・エンコーダをNVIDIA NVENC H.264(new)に設定する

といった方法があります。

ひとまずOBSの「録画終了」をクリックし、再び「設定」をクリックしてください。
※録画終了をしてから設定しないと設定が反映されないので注意。

 

画面左の欄の「出力」をクリックし、「録画」タブであることを確認します。

まず最初に設定を変更するのなら、「CPU使用のプリセット」を変更します。

現時点では「faster」を選択していますが、superfast~fastの間ならばそんなに画質に影響ないので、その1つ上の「veryfast」を選択し、「OK」をクリックします。

 

そしてもう1度「録画開始」をクリックして、タスクマネージャーでCPUの確認を行いましょう。

先ほどと比べると、約20%ほどCPUを減らすことができました。

これでも70%を超えてしまうのなら、CPU使用のプリセットをもう1つ上の「superfast」に変更してください。

 

これでも70%を超えてしまうのなら、次はビットレートを12000Kbpsから下げます。

500とか1000ずつ徐々に下げていって確認していって下さい。

もしも7500Kbpsより下がってしまう場合は1080p/60fpsで撮影する事は諦めて、720p/60fpsに画質を設定します。

 

「映像」をクリックし、出力(スケーリング)解像度を「1280×720」に変更しましょう。

 

このように1つ1つの設定を下げながら、CPUが70%以下になるように調整してください。

ちなみに、エンコーダを「NVIDIA NVENC H.264(new)」に設定すると、グラフィックボードでエンコードするので、エンコーダに「x264」を設定するよりもCPUにかかる負荷が少なくなります。
※グラフィックボード(GPU)が搭載されていないPCを使っている場合は選択できません。

 

「x264」だと720p/60fpsまでしか録画できない状況でも、「NVIDIA NVENC H.264(new)」なら1080p/60fpsという高画質で録画できる可能性が高いので、こちらの設定を行うのもおすすめです。

ちなみに、エンコーダを「NVIDIA NVENC H.264(new)」に設定した場合の1080p/60fpsの高画質で録画する方法を解説した記事を作成しています。

PCゲームを録画する時におすすめの方法として紹介していますが、設定方法の部分だけ見てもらえれば十分理解できると思うのでチェックしてみて下さい。
check!
>>OBSの録画設定でPCゲームを1080p/60fpsの高画質で撮影する方法【NVIDIA NVENC H.264(new)】を確認する!

 

次に、CPUが70%以下になるように設定できて、実際に録画した動画を確認してもカクついていないのであれば録画設定はこれでOKです。

もしも、マイクを接続しているのであれば、マイクの音量調整を行ってください。

設定して確認する事ができたら、これでOBSでWEBカメラの実写映像を高画質で録画する設定方法は以上になります。

ちなみに、BGMや画像をOBSに追加する方法といったOBSの使い方を全てまとめたページを作成しているので、OBS関連で気になる事がある場合はこちらからチェックしてみて下さい。
check!
>>OBS Studioの使い方まとめページを確認する!

まとめ

今回は、OBS録画設定でWEBカメラの実写映像を1080p/60fpsの高画質で撮影する方法についてお伝えしました!

ちなみに、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営していますが、両方のチャンネルとも収益化の条件である、

・登録者1000人
・直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上

この条件をクリアしており、収益化もしています。

特に「しふぁの作業部屋」ではたった4ヶ月間・3日に1本動画を投稿するだけで収益化する事ができたので、その時のノウハウをまとめた記事をnoteにて販売しております。

少しでも早く登録者数や再生回数を増やして収益化まで行きたいと考えている人にとって役に立つ情報を解説していますし、今なら購入者限定で無料で貰えるお得な特典も用意しています!

今後も特典を増やしたり、内容のアップデートも行っていく予定なので、お得なうちにチェックしてみて下さいね♪

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この記事を書いた人
しふぁ

「1人でゲームをプレイするのは面白くない!」というのがキッカケでYouTubeで「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルを運営開始。約1年4ヶ月で収益化達成。その経験を元に自分と同じようにゲーム実況を始めたい人向けに本ブログを運営開始。さらにブログで解説している内容を動画化するために第2のYouTubeチャンネル「しふぁの作業部屋」も運営開始。こちらは3日に1本・たった4ヶ月の動画投稿で収益化を達成。2024年7月時点で登録者7.3万人を突破。ゲーム実況は非常に楽しいし、たくさんのゲーム仲間と繋がれる最高のコンテンツと考えているので、その魅力を1人でも多くの人に体験してもらえるよう、今からゲーム実況を始めたい人をサポートしています。

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