このページではOBSにPCゲームを映す(キャプチャする)方法を3つ解説しています。
やり方がわからなかったり、自己流でやってみたけど映らない・音が出ないと悩んでいるなら確認してみてください。
ちなみに、「しふぁの作業部屋」というこれからゲーム実況やYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルも運営しているのでチェックしてみて下さい。
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動画でも解説しています
PCゲームの解像度とOBSの基本キャンバス解像度を合わせよう
まず最初にPCゲームの解像度とOBSの基本キャンバス解像度を合わせましょう。
両方の解像度を合わせないと、OBSの画面ピッタリにPCゲームの映像が表示されません。

まずはPCゲームの設定画面を開き、ゲーム解像度を設定できる項目を確認しましょう。
自分の場合は1920×1080に設定していますが、録画や配信することも考えて16:9のアスペクト比(縦横比)になる解像度で設定できているのかも確認してください。
確認できたら設定している解像度をOBSの基本キャンバス解像度でも設定していきます。
OBSの画面を開いたら、画面右下にある「設定」をクリックし、
画面左にある「映像」の項目から、基本キャンバス解像度を「1920×1080」に設定しましょう。
出来たら「OK」をクリックしてください。
基本キャンバス解像度の設定は、OBSに映像が映る範囲を設定する項目です。
PCゲーム側の解像度とOBSの基本キャンバス解像度が同じでないと、画面ピッタリにゲーム画面が表示されないので、それぞれ同じになるよう設定しよう!
フルスクリーンかボーダーレスのどちらかに設定しよう
APEXのようなPCゲームの場合、フルスクリーン・ウィンドウ表示・ボーダーレスウィンドウというように画面モードを切り替えられます。
PCゲームによっては設定できない画面モードもありますが、基本的にフルスクリーンかボーダーレスウィンドウのどちらかに設定してください。
ウィンドウ表示に設定すると、OBSに映像を映したときに画面ピッタリに表示されないケースが多いので注意しましょう。

フルスクリーンの特徴
フルスクリーンの特徴をまとめると、
・ゲーム画面外をクリックするとゲームによっては最小化されるので他のソフトを操作するときに不便
という特徴があります。
フルスクリーンで表示させると、バックグラウンドの処理を極限まで減らすことができ、PCの処理能力をゲーム表示に注げるので、ボーダーレスウィンドウよりもPCへの負荷が軽くなります。
例えばAPEXのようなシューティングゲームをプレイするなら、フルスクリーンの方が動作が安定しやすいのでfpsの数値も下がりにくいです。
シューティングゲームのような動きの激しいゲームをプレイしたり、負荷が高いゲームをプレイする人はフルスクリーンがおすすめです。
ただ、フルスクリーンに設定すると、プレイするPCゲームによってはゲーム画面外をクリックしたときに最小化されてしまうデメリットがあります。
録画や配信を行うときはPCゲーム以外のソフトを操作することが多いですし、ブラウザを開いて配信サイトを確認したり、調べ物をする場面も多いです。
その度にPCゲームの画面が最小化されるとPCゲームの画面に復帰する時に面倒ですし、PCゲームを映すソースによってはOBSの画面に余計なものが映ってしまう危険性もあるので非常に面倒なことになってしまいます。
なので、動きが少ないゲームや負荷の軽いゲームの録画や配信を行うなら、この後に解説するボーダーレスウィンドウに設定するのがおすすめです。
もしも、ボーダーレスウィンドウに設定して何らかの不具合が発生したり、PCへの負荷が高いゲームや動きが激しいゲームをプレイしたいなら、フルスクリーンに設定するのをおすすめします。
ボーダーレスウィンドウの特徴
ボーダーレスウィンドウの特徴をまとめると、
・ゲームによってはタスクバーが表示されてしまう
・別のソフトを容易に操作できる
という特徴があります。
ボーダーレスウィンドウの場合、ゲームの表示だけでなくバックグラウンドでの処理を中止できなくなっています。
その影響でPCに負荷がかかりやすく、fpsの数値が下がったり、動作が安定しにくくなります。
この設定にするなら、増えた分の負荷に耐えられる高スペックなPCが必要なので注意してください。
あと、ボーダーレスウィンドウでゲームをプレイすると、タスクバーが常に表示されてしまうゲームもあったりします。
ゲーム画面の下の部分が見えない場合があり、アイテム表示などが見えなくてプレイに支障が出る場合もあるので注意してください。
ただ、フルスクリーンと違ってゲーム画面外をクリックしても最小化されないので、OBSなどの別のソフトを簡単に操作できます。
録画や配信を行うなら非常に重要なポイントなので、動きが少ないゲームや負荷の軽いゲームの録画や配信を行うなら、ボーダーレスウィンドウに設定するのがおすすめです。
もしも、ボーダーレスウィンドウに設定して何らかの不具合が発生したり、PCへの負荷が高いゲームや動きが激しいゲームをプレイしたいなら、フルスクリーンに設定するのをおすすめします。
OBSにPCゲームを映す3つの方法
OBSにPCゲームの映像を映す方法としては、
②ウィンドウキャプチャで映す方法
③画面キャプチャで映す方法
この3つの方法があります。
この3つの方法のどれかを行えば、どのPCゲームでも映像を映せるので参考にしてください。
①ゲームキャプチャで映す方法
まずはゲームキャプチャで映す方法を解説します。
ソースの欄にある「+」をクリックして「ゲームキャプチャ」を選択してください。
次にソースを作成/選択という画面が表示されますが、わかりやすい名前を付けたら「OK」をクリックしてください。
今回は初期設定のまま解説していこうと思います。
次にプロパティの画面が表示されますが、モードの項目を「特定のウィンドウをキャプチャ」に設定し、ウィンドウの項目にOBSに映したいPCゲームを選択してください。
選択した時点でPCゲームの映像が映るはずです。

次にPCゲームの音をOBSに認識させるために「音声をキャプチャ(ベータ版)」にチェックを入れてください。
次にカーソルを表示させたい場合は、「カーソルをキャプチャする」にチェックが入っていることを確認しましょう。
設定できたら「OK」をクリックしてください。
すると、OBSにPCゲームの映像が映ります。
音声ミキサーを確認した時にゲームキャプチャのレベルメーターが動いていればOBSにゲーム音が認識されている状態なので、こちらも忘れずに確認しましょう。

②ウィンドウキャプチャで映す方法
次にウィンドウキャプチャで映す方法を解説します。
ソースの欄にある「+」をクリックして「ウィンドウキャプチャ」を選択してください。
次にソースを作成/選択という画面が表示されますが、わかりやすい名前を付けたら「OK」をクリックしてください。
今回は初期設定のまま解説していこうと思います。
次にプロパティの画面が表示されますが、ウィンドウの項目にOBSに映したいPCゲームを選択してください。
選択した時点でPCゲームの映像が映るはずです。
もしも映像が映らない場合は、対処法を解説したページを作成しているので確認してみてください。
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>>OBSのウィンドウキャプチャで映像が正常に映らないときの対処法4選
次にPCゲームの音をOBSに認識させるために「音声をキャプチャ(ベータ版)」にチェックを入れてください。
また、カーソルを表示させたい場合は、「カーソルをキャプチャする」にチェックを入れましょう。
設定できたら「OK」をクリックしてください。
すると、OBSにPCゲームの映像が映ります。
音声ミキサーを確認した時にウィンドウキャプチャのレベルメーターが動いていればOBSにゲーム音が認識されている状態なので、こちらも忘れずに確認しましょう。
③画面キャプチャで映す方法
次に画面キャプチャで映す方法を解説します。
この方法はゲームキャプチャやウィンドウキャプチャでゲーム画面を映せなかった場合におすすめの方法です。
ただ、この方法を使うのであれば、モニターを2台使用するのを推奨しているので注意して下さい。
それではやり方を解説しますが、ソースの欄にある「+」をクリックして「画面キャプチャ」を選択してください。
次にソースを作成/選択と表示されるので、わかりやすい名前を入力したら「OK」をクリックして下さい。
今回は初期設定のまま解説していきます。
次にプロパティの画面が表示されますが、画面の項目でPCゲームを表示させているモニター画面を設定して下さい。
カーソルも一緒にキャプチャしたい場合は「カーソルをキャプチャ」にチェックを入れましょう。
設定できたら「OK」をクリックしてください。
すると、OBSにPCゲームの映像が映りますが、現状としてはゲーム音が認識されていない状態です。
ゲーム音をOBSに認識させる設定を行いますが、ソースの「+」をクリックして「アプリケーション音声キャプチャ」をクリックしてください。
次にソースを作成/選択と表示されますが、「PCゲームの音声」といった感じでわかりやすい名前を入力して「OK」をクリックしてください。
今回は解説のために初期設定のまま解説していきます。
次にプロパティの画面が表示されますが、ウィンドウの項目にOBSに映像を映しているPCゲームを選択してください。
出来たら「OK」をクリックしましょう。
すると、音声ミキサーの欄にアプリケーション音声キャプチャが表示されます。
レベルメーターが動いていればOBSにゲーム音が認識されている状態なので、こちらも忘れずに確認しましょう。
次にリスクヘッジを行うための設定を行いますが、画面キャプチャを使用すると選択したモニターの画面内にある全ての物が映ってしまう特徴があります。
例えばOBSを操作するときにPCゲームが勝手に最小化されたり、PCゲームが強制終了してしまってデスクトップ画面が映りこみ、見られたくないフォルダやソフトが映ってしまう危険性があるんですよね。
対処法としては、
・モニターを2台使用して安全な方のモニターを映す
というやり方があるので、以下の項目から好きな方を確認してみてください。
PCゲームの画面を映したら録画/配信設定を行おう!
PCゲームの画面を映せたら、実際に録画や配信を行って映像や音声に異常が無いか確認していきましょう。
ただ、OBSでの録画や配信の設定のやり方は非常に複雑で、初心者であるほど悩んでしまう人も多くなっています。
そんな人のために、YouTubeやTwitchといったプラットフォームに対応した録画/配信設定方法を解説したページを作成しています。
以下のリンクから詳細情報を確認できるので、設定できていない人はチェックしてみてください!check!
>>OBSの録画設定でPCゲームを1080p/60fpsの高画質で撮影する方法を確認する!
>>OBSの配信設定でPCゲームを1080p/60fpsでYouTube生配信する方法を確認する!
>>OBSを使用したTwitchでの配信設定方法を確認する!
>>YouTubeとTwitchで同時配信するやり方を確認する!
まとめ
今回は、OBSにPCゲームの画面をキャプチャする(映す)3つ方法について解説しました!
ちなみに、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営していますが、両方のチャンネルとも収益化の条件である、
・直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上
この条件をクリアしており、収益化もしています。
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