OBS Studioには「リプレイバッファ」という時間を遡って録画できる機能があります。
普通に録画する場合は使える見所が無かったとしても動画として保存してしまうので、HDDやSSDなどの容量を圧迫してしまったり、手動で無駄な動画を削除しなければならない手間がかかります。
しかし、リプレイバッファを活用すれば、見所があった時に必要な分だけを動画として保存できるので、HDDやSSDの容量を節約できます。
さらに、手動で無駄な動画を削除する手間も省けるので、録画時の効率を高めることも可能です!
今回はそんなリプレイバッファを使用して録画するためのやり方・使い方を解説するのでチェックしてみて下さい。
ちなみに、「しふぁの作業部屋」というこれからゲーム実況やYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルも運営しているのでチェックしてみて下さい。
🔽OBSの使い方を全てまとめたページはこちら!
check!
>>OBS Studioの使い方まとめページを確認する!
動画でも解説しています
リプレイバッファの設定方法
それではリプレイバッファの設定方法を解説していきますが、普通に録画を行う方法を理解しているという前提で解説していきます。
もしも、OBSに録画したい映像を映せていなかったり、録画設定のやり方がわからない場合は以下のOBSまとめページを確認して録画設定をするようにして下さい。
check!
>>OBS Studioの使い方まとめページを確認する!
それでは解説しますが、OBSの画面右下にある「設定」をクリックしてください。
次に画面左の「出力」の項目をクリックしたら、出力モードが「詳細」であることを確認して下さい。
次に「リプレイバッファ」タブをクリックして、「リプレイバッファを有効にする」にチェックを入れましょう。
次に最大リプレイ時間の項目を設定しますが、これはどれくらい時間を遡って動画を保存するのか設定する項目となっています。
「s」という単位は「秒」という意味になるのですが、例えば30分時間を遡って動画を保存したいのであれば、
このようになるので、「1800s」と設定して下さい。
・10分=600s
・20分=1200s
・30分=1800s
・40分=2400s
・50分=3000s
・60分=3600s
・90分=5400s
・120分=7200s
ちなみに、リプレイバッファを行う場合はメモリを使用して処理を行うのですが、設定した時間によって推定メモリ使用量が変化します。
OBSのバージョンが28.1.2以下の場合は、メモリ制限がかかって8000MB(8GB)以上は使えないので注意して下さい。
もしも、OBSのバージョンが29.0以上なのであれば、PCに搭載されているメモリの75%まで使用可能となっています。
・16GBのメモリを搭載しているなら12000MB(12GB)まで使用可能
・32GBのメモリを搭載しているなら24000MB(24GB)まで使用可能
このようになるので、推定メモリ使用量を確認しながら設定するようにして下さい。
ただ注意点として、あまりにも推定メモリ使用量が多くなってしまうと、OBS以外のソフトを処理するためのメモリ容量が少なくなってしまうので、PCの動作が重くなってしまいます。
PS4やPS5、Switchといった外部機器の映像を映すのであればあまり影響はないですが、PCゲームなどを行う場合は動作が重いとプレイに支障が出るので、最大リプレイ時間をあまり長くしすぎないようにして下さい。
Windows10でのやり方になりますが、画面下の黒いタスクバーの上で右クリックして「タスクマネージャー」をクリックしてください。
もしも、このような簡易表示の画面が表示された場合は、画面左下にある「詳細」をクリックし、
「パフォーマンス」タブの中にある「メモリ」の項目をクリックすると、搭載されているメモリ容量を確認可能です。
リプレイバッファの設定が終わったら「OK」をクリックして画面を閉じましょう。
リプレイバッファのやり方・使い方
リプレイバッファの設定が終わったので実際のやり方や使い方を解説していきます。
まずは画面右下のコントロールの項目を確認すると、「リプレイバッファ開始」というボタンが表示されているのでこちらをクリックしてください。
すると、「リプレイバッファ停止」という表示に変化し、バックグラウンドで録画が開始されます。
あとは、実際にゲームなどをプレイしながら撮影を行ってください。
そして、良いシーンや見所があった場合は動画を保存しますが、「リプレイバッファ停止」の横にある矢印マークの「リプレイを保存」を必ずクリックしてください。
すると、画面左下にリプレイバッファが保存されたという表示が出てくるので、これを確認できたら動画の保存はOKです。
動画の保存先についてですが、通常の録画を行った時と同じ場所に保存されます。
画面左上にある「ファイル」をクリックして「録画を表示」をクリックすると、
「Replay~~」と書かれた動画ファイルが保存されているので確認してみて下さい。
ちなみに、実際に録画した動画を確認した時に、映像がカクカクしてしまったり、音声がおかしい場合は録画設定のやり方がおかしい可能性が高いです。
自分のPCの性能を最大限に活かして録画を行う設定方法を別のページで解説しているので、以下のOBSの使い方まとめページから録画設定方法を確認して再設定してみて下さい。
check!
>>OBS Studioの使い方まとめページを確認する!
まとめ
今回はOBSで時間を遡って録画できるリプレイバッファのやり方・使い方について解説しました!
ちなみに、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営していますが、両方のチャンネルとも収益化の条件である、
・直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上
この条件をクリアしており、収益化もしています。
特に「しふぁの作業部屋」ではたった4ヶ月間・3日に1本動画を投稿するだけで収益化する事ができたので、その時のノウハウをまとめた記事をnoteにて販売しております。
少しでも早く登録者数や再生回数を増やして収益化まで行きたいと考えている人にとって役に立つ情報を解説していますし、今なら購入者限定で無料で貰えるお得な特典も用意しています!
今後も特典を増やしたり、内容のアップデートも行っていく予定なので、お得なうちにチェックしてみて下さいね♪
コメント