PowerDirectorで動画編集している人もいると思いますが、
「編集するのに何時間もかかって大変だ…」
と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
単純に動画編集の作業自体に慣れていないせいで時間がかかってしまう場合は、とにかく数をこなして慣れるしかありませんが、ある程度動画編集をやっているにもかかわらず時間がかかってしまう場合は、作業の無駄が多いせいで時間がかかっているので徹底的に作業を効率化して作業時間を短縮するのがおすすめです。
ちなみに自分は「しふぁの作業部屋」という動画投稿者・配信者向けのチャンネルや「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルを運営していますが、それらで投稿する動画を作成する時に実際に実践している9つの効率化方法があります。
今回は初心者の方でもわかりやすいようにPowerDirectorでの動画編集の効率化方法を9つ解説していくので、このテクニックを真似して編集作業を効率化していきましょう!
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🔽初心者でもわかりやすいと評判のPowerDirectorでの編集方法をまとめたページもチェックして、使い方をマスターしよう!
>>PowerDirectorの使い方まとめページを確認する!
動画でも解説しています
動画編集を効率化する9つの方法の概要
それではPowerDirectorでの動画編集を効率化する9つの方法の概要から解説していきますが、
②いつも使う素材を登録しておく
③動画編集は工程ごと分けて行う
④シャドウファイルを作成する
⑤使用頻度の高いテキストはテンプレート化したりプリセット文字を設定する
⑥動画台本を書くか音声入力ソフトを使用する
⑦ショートカットキーを活用する
⑧ボタンをカスタマイズできるマウスを使用する
⑨スマホを近くに置かない
という内容で解説していきます。
ちなみに、自分はPowerDirector 365という動画編集ソフトを使用しているので、このソフトを使ったやり方を解説していきます。
ただ、他の動画編集ソフトを使っている場合でも参考になる部分はありますし、似たような機能もあるはずなので効率化方法を確認していって下さい。
あと、PowerDirector 365は常に最新版となっており、PowerDirector 15、16、17、18、19を使用している場合は画面の仕様が異なる場合があります。
予めご了承ください。
ちなみに、PowerDirectorをまだ購入していない人や無料体験版からアップグレードしたい人もいると思いますが、こちらから購入方法とインストール方法を確認する事ができるので、やり方がわからない場合はチェックしてみて下さい!
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>>PowerDirector(製品版)の購入方法とインストール方法を確認する!
①あらかじめ音量調整した効果音やBGMを使用する
まずは、あらかじめ音量調整した効果音やBGMを使用するという事ですが、効果音やBGM(音楽・楽曲)をダウンロードできるフリーサイトを利用している人もいるのではないでしょうか?
自分もこのようなサイトからダウンロードして実際に使用しているのですが、ダウンロードした時のままでは音量が大きすぎる事がほとんどです。
なので、効果音やBGMを入れる時は音量を調整して使用することになりますが、この音量を下げる作業が無駄な時間なので、これを省くためにあらかじめ音量調整した効果音やBGMを使用して作業の効率化をしていきましょう。
ちなみに、PowerDirectorでは動画だけでなく音声のみの出力もできるようになっているのでやり方を解説すると、効果音やBGMを丁度良い音量に調整したら「出力」をクリックします。
次に音符マークをクリックしてファイル拡張子を「WAV」、プロファイル名/画質を「PCM(1411Kbps)」に設定してください。
ちなみに、WAV形式とは圧縮されていない録音した状態と同じ音質を保った形式となっているので、元の効果音やBGMの音質を保ったまま音量調整できます。
あとPCM(1411Kbps)に設定するとサンプルレートが44kHzに設定できるのですが、これはCD音質と同じ設定になるのでこの設定にしています。
次に出力した効果音やBGMを保存する書き出しフォルダーを指定してください。
ちなみに、複数の効果音やBGMを音量調整するのであれば、動画素材用の新しいフォルダを作成してその中にまとめておくのがおすすめです。
デスクトップ画面かフォルダ内で右クリックして「新規作成」→「フォルダ」とクリックする事で新しいフォルダを作成できます。
動画用素材をまとめておくと管理がしやすく、必要な素材が見つかりやすいので作業の効率化になります。
さらに、今後解説する効率化の方法で役に立つ場面があるので、まだ作成していない人は作成してまとめるようにしましょう。
ここまで出来たら「開始」をクリックして出力して下さい。
あとは同じ要領で他の効果音やBGMを調整していきましょう。
②いつも使う素材を登録しておく
次にいつも使う素材を登録しておくという事ですが、画像や効果音、BGMといったようないつも使用している編集用の素材があると思います。
それをPowerDirectorを起動した後に毎回ドラッグ&ドロップで読み込ませるといった無駄な作業をしていませんか?
PowerDirectorには毎回ドラッグ&ドロップしなくてもいつも使う素材を事前に登録できる機能が2つあり、
・ライブラリーの書き出し/読み込みを使用する方法
というのがあるのでそれぞれ解説します。
サンプルクリップを使用する方法
まずはサンプルクリップを使用する方法ですが、サンプルクリップとはPowerDirectorを起動した時に表示される素材の事で、ここにいつも使用する素材を入れておけば毎回素材を読み込ませる手間を省くことができるようになっています。
やり方としては、画面左上にある「編集」をクリックして「基本設定」をクリックします。
次に「プロジェクト」の項目にある「PowerDirector起動時にサンプルクリップを自動的に開く」にチェックを入れて「OK」をクリックしてください。
次にPowerDirectorを一旦閉じて下さい。
そして、デスクトップ上のPowerDirectorのアイコンの上で右クリックして「ファイルの場所を開く」をクリックしてください。
次に表示された画面内に「SampleClips」というフォルダがあるのでクリックします。
次にこのフォルダ内にいつも使用する素材をドラッグ&ドロップで入れて下さい。
ちなみに、この中にはPowerDirectorを購入した時から元々入っているサンプル画像や動画、フォルダなどがありますが、不要であれば削除してもらっても構いません。
この状態でPowerDirectorを起動すると、自動的にサンプルクリップに入れた素材が表示されるので確認してみて下さい!
ただ、この方法では用途に応じて読み込ませる素材の切り替えができなくなっているので注意が必要です。
そんな時におすすめなのがこの次に解説するライブラリーの書き出し/読み込みを使用する方法です。
この方法ならば用途に応じて素材の切り替えができますし、各素材ごとに細かく分類する事も可能となっているのでやり方を確認していきましょう!
ライブラリーの書き出し/読み込みを使用する方法
それではライブラリーの書き出し/読み込みを使用する方法を解説しますが、そもそもライブラリーとは動画や画像などの各素材が表示されている部分の事を言います。
この部分を好きな状態で保存して、いつでもその状態を読み込むことができる機能となっていますね。
ひとまず、先ほど行った「編集」→「基本設定」→「プロジェクト」→「PowerDirector起動時にサンプルクリップを自動的に開く」のチェックは外して「OK」をクリックしてください。
次にライブラリー内に既に素材があり、登録したくない素材がある場合は削除しましょう。
今回はわかりやすいようにライブラリーにある素材を一旦全て削除します。
何もない所からドラッグすると枠が表示されて素材を複数選択できますし、Ctrlキーを押しながらクリックする事でも複数選択できるので、選択したら右クリックして「削除」をクリックしましょう。
次に登録したい動画や画像、効果音、BGMなどをドラッグ&ドロップで読み込ませてください。
ちなみに、今の状況では「動画・画像・音楽」という項目にすべての素材が表示されますが、登録する素材の数が多い場合は各素材がバラバラの順番で表示されてしまうので見にくいですよね。
なので、必要であれば【動画】【画像】【効果音/BGM】というように各素材ごとに分別しておくと、必要な素材を探しやすくなるのでおすすめです!
やり方としては、「新規タグの追加」をクリックすると、
新規タグが作成されて名前を入力できるようになっているので「動画」とか「画像」というように素材の名前を入力してください。
同じ要領で複数のタグを作成してみましょう。
次に素材の上で右クリックして「追加先」からどのタグに追加するのか選択します。
今回は画像を選択したので「画像」をクリックします。
ちなみに、複数の素材をまとめて入れたい場合はCtrlキーを押しながらクリックすると複数選択する事が可能です。
あとは同じように素材の上で右クリックして「追加先」から追加したいタグをクリックして追加しましょう。
すると、画像のタグに選択した画像が追加されました!
あとは同じ要領で各素材ごとに分ける事ができたらこのライブラリーの設定を保存します。
まずは、ライブラリーの検索の左にある「ライブラリーメニュー」をクリックします。
次に「ライブラリーの書き出し」をクリックしてください。
すると、名前を付けて保存する事ができるので管理がしやすい所を指定し、ファイル名を付けて「保存」をクリックしましょう。
ちなみに、自分の場合は【ゲーム実況用のライブラリー】と【しふぁの作業部屋用のライブラリー】を作成して使い分けています。
実際に作成したライブラリーのデータを読み込みたい場合は、同じように「ライブラリーメニュー」をクリックし、「ライブラリーの読み込み」をクリックしてください。
すると、開くという画面が表示されるので、先ほど保存したライブラリーのデータを探し出してクリックしましょう。
ライブラリー内に既に素材がある場合は以下のような画面が表示されますが、「はい」を選択するとライブラリー内に既にある素材とこれから読み込む素材が一緒に表示されてしまいます。
「いいえ」を選択するとライブラリー内に既にある素材は無くなり、これから読み込む素材だけが表示されるので基本的には「いいえ」をクリックしてください。
すると、先ほど登録した各素材を表示させることが可能です!
③動画編集は工程ごと分けて行う
次に動画編集は工程ごとに分けて行うという事ですが、カット編集をしながらテロップを入れたり、効果音を入れたり、エフェクトを入れたりするような同時進行での動画編集は効率が悪いのでおすすめしません。
なぜかというと、編集画面の切り替えるためのクリック数が増えてしまったり、わずかな画面の読み込み時間が多くなってしまうので、その分無駄な時間を使ってしまって作業が遅れる原因になるからです。
自分が実際に動画編集を行う工程としては、
②隠したい所をモザイクやぼかしで隠したり、見にくい所を拡大したりと映像の編集を行う
③テキストや画像、効果音、BGM、エフェクト、トランジションなどを入れて完成
といった工程で作業しています。
ちなみに、大量のテキストやエフェクトなどを入れるとPCに負荷がかかるので注意が必要です。
PCに負荷がかかると画面を切り替える時の読み込みに時間がかかったり、プレビューがカクついたり、音ズレしたりして確認しにくいので、それらの重い作業は1番最後にやるのがおすすめです。
あとちょっとしたテクニックですが、PCに負荷がかかって動作が重いというのなら各トラックを非表示にすると動作を軽くすることができます。
PowerDirectorの場合はビデオトラックのチェックを外すと非表示にできますし、隣の鍵マークをクリックする事でそのトラックを間違って編集する事も無くなるのでやってみて下さい。
ちなみに、プレビューを確認する時にカクついたり・音ズレする場合もありますが、その時の対処法を解説したページも作成しているので、このような症状に悩んでいる人はこちらのリンクからチェックしてみて下さい!
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>>PowerDirectorのプレビューがカクカク・音ズレする時の4つの対処法を確認する!
④シャドウファイルを作成する
次にシャドウファイルを作成するという事ですが、動画編集する時はテキストや画像、エフェクト、トランジションとかを入れるとPCに負荷がかかりやすいですが、特に撮影した動画が最もPCに負荷がかかりやすくなっています。
そこでシャドウファイルを作成してあげると元動画よりも軽いファイルの動画で編集する事ができ、サクサクと編集する事ができるようになるので、シャドウファイルを作成した状態で動画編集するのがおすすめです。
やり方としては、画面左上にある「編集」をクリックして「基本設定」をクリックします。
次に「全般」の項目にある「高解像度の動画でシャドウファイル(プロキシ ファイル)を有効にする」にチェックが付いていることを確認して、シャドウファイルの解像度が「1280×720」になっていることを確認して下さい。
この設定を有効にすると指定した解像度以上の動画がPowerDirectorに読み込まれた時に自動でシャドウファイルを生成して置き換えられます。
例えば1920×1080の解像度がある動画をPowerDirectorに読み込ませる場合、今回は1280×720に設定しているので、自動でシャドウファイルを生成して置き換えられます。
動画撮影する場合は1920×1080の解像度で録画する事が多いので、「1280×720」に設定しています。
設定できたら「OK」をクリックしてください。
ちなみに、実際にシャドウファイルが作成されているのか見分ける方法ですが、メディアルームに動画を入れた時に左下にアイコンがあると思いますが、
・緑色:シャドウファイル準備完了
このように見分ける事ができます。
もしくは、カーソルを合わせる事でシャドウファイルの状況を確認する事も可能です。
ただ注意してほしい事が2つあり、1つ目はシャドウファイルを作成している時はCPUを使用して処理を行うので、PowerDirectorだけでなくPC全体の動作が重くなってしまいます。
暇な時間に動画を読み込ませてシャドウファイルを作成したり、シャドウファイル作成中は負荷があまりかからない別の作業を行うのがおすすめです。
注意点の2つ目としては、シャドウファイルは「書き出しフォルダー」に指定した所に保存されるので状況によっては容量が圧迫されます。
基本設定の「ファイル」の項目で「書き出しフォルダー」の設定ができますが、ここで設定した所にシャドウファイルが保存されますし、出力した動画も一緒に保存されるので、動画などの容量を取るデータはDドライブに。
さらに、管理がしやすい所を指定しておくのがおすすめです。
Dドライブが無いのなら、Cドライブ内の管理がしやすい所を指定してください。
あと、「全般」の中にある「一時ファイルの自動削除」にチェックが付いていることを確認して「14日」に設定してください。
この一時ファイルというのは自動保存される編集データの事で、万が一PowerDirectorが途中で応答しなくなって強制終了しなくてはいけない状況になったとしても、一時ファイルから編集データを復旧させることができますし、シャドウファイルもこの一時ファイルに含まれています。
2週間くらいあればよっぽど困りませんし、これ以上長くするとシャドウファイルの影響でPCの容量を圧迫してしまうので、この設定にチェックを入れて一時ファイルを自動削除する設定をしておきましょう。
⑤使用頻度の高いテキストはテンプレート化したりプリセット文字を設定する
次に使用頻度の高いテキストはテンプレート化したりプリセット文字を設定するという事ですが、動画編集する時にテキストを入れる作業というのはかなり手間がかかるので、どうしても時間がかかります。
なので、そこを少しでも効率化するために特に使用頻度の高いテキストはテンプレート化したり、良く使うフォントや文字デザインがあるのならプリセット文字として設定してあげるのがおすすめです。
テンプレート化する方法
まずはテンプレート化についてですが、個人的には動画のオープニングとエンディングは定番のセリフがあったりするので、何度も使用するテキストに関してはテンプレート化をして編集時間を短縮しています。
やり方は非常に簡単で、タイトルルームを開いた時の画面上にある「新規タイトルテンプレートの作成」をクリックして、
「2Dタイトル」をクリックします。
すると、タイトルデザイナーが表示されるのでテンプレート化したいテキストを作成して下さい。
作成できたら「OK」をクリックしましょう。
すると、カスタムテンプレートの名前を入力する画面が表示されるので好きな名前を入力して「OK」をクリックしてください。
すると保存できるので、「カスタム」の項目をクリックするとテンプレートを確認できます。
ちなみに、タイトルの1番最初に数字を入れる事で順番通りにテンプレートを表示させることができるので、順番を意識する必要がある場合はこのように工夫してみて下さい。
プリセット文字を設定する方法
次にプリセット文字についてですが、これはテキストのフォントや色といったデザインを登録できる機能となっており、先ほどのタイトルデザイナーの画面で設定できるようになっています。
各プリセット文字をワンクリックするだけで簡単に設定を変更できるようになっているので、編集時間を短縮することが可能です。
例えばこのようなフォントや色の文字デザインをプリセットとして登録したいのであれば、
文字を選択した状態で「プリセット文字」の項目の中にある「現在選択している文字をプリセットとして登録する」をクリックします。
あとは文字種を「マイプリセット」に変更すれば、登録したプリセット文字を選択することが可能です!
テンプレート化したりプリセット文字を設定することでテキストを入れる作業が大幅に時間短縮できるので、良くテキストを入れる編集を行う人はやっておきましょう!
⑥動画台本を書くか音声入力ソフトを使用する
次に動画台本を書くか音声入力ソフトを使用するという事ですが、テキストを入れるのに時間がかかる原因としては文字を入力しなければならないという事が1番大きな原因で、タイピングが遅ければ遅いほど時間がかかります。
なので、あらかじめ動画台本を作成してコピペできるようにしたり、撮影中に音声入力ソフトを使用して話した内容をテキスト化してあげると、動画編集時にテキストを入れる時間を短縮する事ができるのでおすすめです。
ちなみに、自分の場合は動画台本を作成してから毎回撮影しています。
動画編集でテキストを入れる時は台本をコピペすれば良いので時間短縮できますし、台本があると言い間違いや「あー」とか「えー」とか意味の無い言葉を減らす事ができるので、元の動画の時間を短くすることができます。
元の動画の時間が短くなるとカット編集にかける時間も短くなるので、作業の効率化をする事が可能です。
また、台本を作成して実際に1回読んでみる事で、
「この部分の言い方は工夫した方が良いなぁ~」
とか、
「この部分は分かりにくいからもう少しわかりやすいように修正しよう…!」
というように、動画のクオリティアップにもつながります。
なので、個人的には動画台本を作成して撮影するのがおすすめです。
ちなみに、自分はメモ帳に動画台本を作成していますが、動画作成時の注意点や動画投稿時に役に立つ記入ポイントをまとめた動画台本の型を有料noteの購入者特典として付けています。
自分が今まで実践・経験してきたYouTubeチャンネルの運営ノウハウも確認できますし、他にもたくさんの購入者特典を付けているので気になる人はチェックしてみて下さい!
もしも台本を書くのが面倒という人は音声入力ソフトを使用すれば、完璧な精度ではないものの話した内容の大体は文字起こしする事ができるので、それを活用してテキストを入力する時間を短縮することが可能です。
「音声入力ソフト おすすめ」とかで調べてもらえればいくつかのツールがヒットすると思うので、色々調べて導入してみて下さい。
⑦ショートカットキーを活用する
次にショートカットキーを活用するという事ですが、マウスカーソルを移動させてクリック・さらに移動させてクリックという動作が無駄なので、それを短縮できるようにショートカットキーはできるだけ覚えて活用するのがおすすめです。
PowerDirectorで編集する時に最低限覚えておきたいショートカットキーを紹介しますが、
・【Ctrl+Y】:やり直し
・【Ctrl+X】:切り取り
・【Ctrl+C】:コピー
・【Ctrl+V】:貼り付け
・【Ctrl+T】:分割
・【Delete】:選択した項目を削除
・【Space】:再生/一時停止
というのがあるので、これらは最低限覚えておくと作業を効率化する事ができます。
(もしかすると他の動画編集ソフトでもこのショートカットキーは同じ物もあるかもです。)
ちなみに、PowerDirectorには他にもたくさんのショートカットキーがありますし、自分好みにカスタマイズする事も可能となっています。
確認方法やカスタマイズ方法を解説すると、画面左上の「編集」をクリックして「キーボードホットキー」の「カスタマイズ」をクリックします。
すると、このような画面が表示されるので、ショートカットキーの内容を確認するのはもちろん、各コマンド横のホットキーの欄をクリックしてキーを入力すればカスタマイズする事もできるのでやってみて下さい。
⑧ボタンをカスタマイズできるマウスを使用する
次にボタンをカスタマイズできるマウスを使用するという事ですが、これは先ほどのショートカットキーに関連する内容となっています。
【Ctrl+Z】は元に戻すとか、【Ctrl+Y】はやり直しというように紹介しましたが、なかなか覚えきれなかったり、指使いが難しいという人もいるのではないでしょうか?
そんな時におすすめなのがボタンをカスタマイズできるマウスを使用する方法で、各ボタンにショートカットキーを登録する事でマウス操作しながら指1本で簡単にショートカットキーを使用することが可能です。
ちなみに自分はLogicoolのG300S(G300Sr)というマウスを使用していますが、このマウスには全部で9つのカスタマイズ可能なボタンがあり、複数のボタンを押す必要があるショートカットキーも登録できるようになっています。
マウスによっては1つのキーしか登録できない物や、Enterキーといった特定のキーを登録できない物もあったりしますが、このマウスにはそのような制限は無いですし、複数のキーを使用するショートカットキーも登録可能です。
さらに、9つのボタン設定を全部で3パターン保存できるので、1つは動画編集用・1つはブログ執筆用・1つはPCゲーム用というように用途に応じてボタン設定を変更する事もできるようになっています。
PCを購入した時の付属のマウスを使用している人もいると思いますが、動画編集などの複雑な作業を行う場合はこのような複数のボタンが付いているマウスを使用するのがおすすめですし、そんなに値段も高くないので購入を検討してみて下さい。
もっと詳しい情報としてレビュー記事や設定方法を解説した記事を投稿しているので気になる人はこちらから要チェック!
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>>LogicoolのG300S(G300Sr)を実際に使用したレビューを確認する!
>>LogicoolのG300S(G300Sr)の設定方法を確認する!
⑨スマホを近くに置かない
最後にスマホを近くに置かないという事ですが、動画編集中にスマホに通知が入ったりすると思わず見てしまう人もいるのではないでしょうか?
せっかく集中して動画編集していたのに、スマホのせいで集中を乱されてしまって作業効率が落ちてしまったり、最悪の場合は誘惑に負けてスマホを長時間触ってしまう場合もあります。
動画編集でわからない事があるから調べるために使用するのなら良いですが、スマホの管理ができていなかったら何十分も何時間もロスすることになるので注意して下さい。
もちろん、スマホだけでなくPCで動画編集する人がほとんどだと思うので、YouTubeとか見たり、PCゲームとかを途中で遊んだりしないようにしましょう。
これらに関しては自分自身が誘惑に負けてしまい、やってしまった後にかなり後悔した経験となっているので、動画編集などの集中して作業を行いたい場合はスマホを近くに置かないか、マナーモードにしておきましょう!
まとめ
今回は、動画編集を効率化して劇的に作業を早くする9つの方法を解説しました!
自分はPowerDirectorを使用していたので一部の解説をPowerDirectorで行いましたが、初心者の人でもわかりやすいPowerDirectorの使い方を解説したまとめ記事を作成しているので、使い方が気になる人はこちらからチェックしてみて下さい!
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>>PowerDirectorの使い方まとめページを確認する!
また、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営していますが、両方のチャンネルとも収益化の条件である、
・直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上
この条件をクリアしており、収益化もしています。
特に「しふぁの作業部屋」ではたった4ヶ月間・3日に1本動画を投稿するだけで収益化する事ができたので、その時のノウハウをまとめた記事をnoteにて販売しております。
少しでも早く登録者数や再生回数を増やして収益化まで行きたいと考えている人にとって役に立つ情報を解説していますし、今なら購入者限定で無料で貰えるお得な特典も用意しています!
今後も特典を増やしたり、内容のアップデートも行っていく予定なので、お得なうちにチェックしてみて下さいね♪
コメント
なぜか、ライブラリーの読み込み.書き出しが表示されないのですが、なぜですか?
OSはmacです
その症状に関しては経験したことが無いのでちょっとわからないですね。
PowerDirectorの公式サイトを確認するとお問い合わせができるようになっているので、そちらで相談してみるのをおすすめします。
https://jp.cyberlink.com/support/index.html
とてもいい記事です!ありがとうございました。質問なのですがノートPCでpowerdirectorをするのはあまりよくないのでしょうか。やはり、デスクトップがいいのでしょうか?しふぁさんはデスクトップパソコンですか?
ありがとうございます!
PCについてはCPUやGPU、メモリなどのスペックが重要で、ノートPCかデスクトップPCかはあまり重要ではありません。(冷却のことまで考えるとデスクトップPCの方がおすすめではあります)
一つの目安として、1080p/60fpsで撮影した動画を編集するのであれば、最低でも以下のスペックがあれば問題無く編集可能です。
※早送りなどの負荷がかかりやすい編集を行うと処理が重くなる場合があります。
・CPU:6コア/6スレッド以上
・GPU:NVIDIA1000番台以上(もしくは同等の性能を持つGPU)
・メモリ:16GB以上