このページではOBS Studioのシーントランジションの設定方法について解説しています。
例えば、シーン1→シーン2に画面を切り替える時の動きをフェードで徐々に切り替えたり、オリジナルのトランジションを設定して画面を切り替えることが可能になります。
配信クオリティを上げられるテクニックの1つなので、詳細な情報を確認してみてください。
ちなみに、自分は「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営しているので、気になる人はこちらもチェックしてみてください。
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動画でも解説しています
シーントランジションの種類と設定方法
OBSの画面の右下を確認すると、「シーントランジション」という欄がありますが、
・フェード
・スワイプ
・スライド
・スティンガー
・カラーにフェード
・輝度ワイプ
全部で7つのトランジションを選択できるようになっています。
それぞれについて詳しく解説するので、気になるトランジションを実際に設定して確認してみてください。
カット
カットとは画面を切り替える時にパッ!パッ!と瞬時に切り替わるトランジションとなっています。
実際の動きは以下の動画を確認してください。
初期設定で追加されているトランジションとなっていますし、特に必要な設定も無く、簡単に使用できるので初心者向けとなっています。
フェード
フェードとは画面を切り替える時に徐々に透明になりながら画面が切り替わるトランジションとなっています。
「期間」という項目では画面を切り替える速度(時間)を設定可能です。
単位はms(ミリ秒・ミリセカンド)となっており、1msは1000分の1秒という意味になります。
上の画像は300msとなっていますが、0.3秒で画面を切り替える設定となっていますね。
数字を大きくするとゆっくりと画面が切り替わるので、自分好みの切り替え速度に設定してみて下さい。
実際の動きは以下の動画を確認してください。
スワイプ
スワイプとは今表示されている画面が上下左右の1方向へ抜けていき、次の画面が表示されるトランジションとなっています。
実際の動きは以下の動画を確認してください。
ただ、初期設定ではスワイプは選択できないので、自分で追加する必要があります。
やり方としては、シーントランジションの「+」をクリックして、「スワイプ」をクリックします。
次に名前を入力してくださいと表示されますが、そのまま「OK」をクリックします。
次に方向の項目で上下左右の4方向からスワイプする方向を選べるので好きなのを選んでください。
「トランジションのプレビュー」をクリックすると、どのように動くのか確認できます。
あと、「スワイプイン」にチェックを入れると別のシーンが今表示されているシーンの上にスワイプして表示されるようになります。
これは好みになるので、必要であればチェックを入れてください。
設定できたら「OK」をクリックしましょう。
ちなみに、スワイプにも「期間」という欄があり、画面を切り替える速度(時間)を設定可能です。
単位はms(ミリ秒・ミリセカンド)となっており、1msは1000分の1秒という意味になります。
下の画像は300msとなっていますが、0.3秒で画面を切り替える設定となっていますね。
数字を調整して自分好みの切り替え速度を設定して下さい。
あと、縦3点マークをクリックしてプロパティをクリックすると、先ほどのプロパティの画面を表示できます。
設定を変更したい時はこちらから操作を行ってください。
スライド
スライドとは今表示されているシーンを押しのけながら(スライドしながら)画面が切り替わるトランジションとなっています。
実際の動きは以下の動画を確認してください。
ただ、初期設定ではスライドは選択できないので、自分で追加する必要があります。
シーントランジションの「+」をクリックして、「スライド」をクリックしてください。
名前を入力してくださいと表示されますが、そのまま「OK」をクリックしてください。
次に方向の項目で上下左右の4方向からスライドする方向を選べるので好きなものを選んでください。
「トランジションのプレビュー」をクリックすると、どのように動くのか確認できます。
設定できたら「OK」をクリックしましょう。
ちなみに、スライドにも期間という欄があり、画面を切り替える速度(時間)を設定可能です。
単位はms(ミリ秒・ミリセカンド)となっており、1msは1000分の1秒という意味になります。
下の画像は300msとなっていますが、0.3秒で画面を切り替える設定となっていますね。
数字を調整して自分好みの切り替え速度を設定して下さい。
あと、縦3点マークをクリックしてプロパティをクリックすると、先ほどのプロパティの画面を表示できます。
設定を変更したい時はこちらから操作を行ってください。
スティンガー
スティンガーはトランジション用として作成された動画を設定できる項目となっています。
ネット上を探せば、商用利用できるトランジションを配布しているサイトがあります。
実際にそこでダウンロードしたトランジションをスティンガーに設定してみると、以下の動画のような動きになりますね。
このトランジションのダウンロードページを記載しておくので気になる人はチェックしてみて下さい。
>>上の動画内で使用しているトランジションはこちら
ちなみに、初期設定ではスティンガーは選択できないので、自分で追加する必要があります。
シーントランジションの「+」をクリックして、「スティンガー」をクリックしてください。
名前を入力してくださいと表示されますが、そのまま「OK」をクリックしてください。
次に動画ファイルの「参照」をクリックしてトランジションにしたい動画を選択しましょう。
動画を選択できたら、下までスクロールして「トランジションのプレビュー」をクリックして動きを確認してください。
プレビューを確認した時、選択したトランジション動画によっては次の画面が表示されるのが早すぎたり、反対に遅すぎたりする場合があります。
その時はトランジションポイントを設定しましょう。
これはシーンを切り替えてから何秒間そのままの画面で維持するのか決められる設定で、以下の画像だと800ms(0.8秒)待ってから画面が切り替わる設定にしています。
次に音声モニタリングの設定を行いますが、
✅トランジション動画に音声があるけど、その音声をPCに接続したヘッドホンから聞きたくないなら「モニターオフ」のままでOK
✅トランジション動画に音声があり、その音声をPCに接続したヘッドホンから聞きたい場合、音声ミキサーにデスクトップ音声の項目があるなら「モニターのみ (出力はミュート)」に設定
✅トランジション動画に音声があり、その音声をPCに接続したヘッドホンから聞きたい場合、音声ミキサーにデスクトップ音声の項目が無い場合は「モニターと出力」に設定
状況に応じて上記の設定してください。
ここまで設定できたら「OK」をクリックしましょう。
あと、縦3点マークをクリックしてプロパティをクリックすると、先ほどのプロパティの画面を表示できます。
設定を変更したい時はこちらから操作を行ってください。
カラーにフェード
カラーにフェードとはフェードしながら設定した色に切り替わり、その後に選択したシーンに切り替わるトランジションとなっています。
ただ、初期設定ではカラーにフェードは選択できないので、自分で追加する必要があります。
シーントランジションの「+」をクリックして、「カラーにフェード」をクリックしてください。
名前を入力してくださいと表示されますが、そのまま「OK」をクリックしてください。
次に「色を選択」をクリックして切り替わる色を選びましょう。
好きな色を選択したら「OK」をクリックしてください。
次にピークカラーポイントですが、カラーにフェードは「シーン1→色→シーン2」というように画面が切り替わりますが、シーン1~シーン2に切り替わるまでの時間の内の何%の地点で色のピークを持ってくるのかという設定になります。
例えば30%の地点に設定すれば、シーン1から色に切り替わるのが早いけど、色からシーン2に切り替わるのは遅くなります。
70%の位置に設定すればシーン1から色に切り替わるのが遅いけど、色からシーン2に切り替わるのは早くなります。
これは完全に好みになるので、プレビューを見ながら自由に設定して下さい。
設定できたら「OK」をクリックしましょう。
次にカラーにフェードには「期間」という項目があり、画面を切り替える速度(時間)を設定可能です。
単位はms(ミリ秒・ミリセカンド)となっており、1msは1000分の1秒という意味になります。
下の画像は300msとなっていますが、0.3秒で画面を切り替える設定となっていますね。
数字を大きくするとゆっくりと画面が切り替わるので、自分好みの切り替え速度に設定して下さい。
あと、縦3点マークをクリックしてプロパティをクリックすると、先ほどのプロパティの画面を表示できます。
設定を変更したい時はこちらから操作を行ってください。
輝度ワイプ
輝度ワイプは特殊なトランジションが選べるようになっています。
初期設定では輝度ワイプは選択できないので、自分で追加していきましょう。
シーントランジションの「+」をクリックして、「輝度ワイプ」をクリックしてください。
名前を入力してくださいと表示されますが、そのまま「OK」をクリックしてください。
プロパティが表示されるので、画像の欄をクリックして好きなトランジションを選びましょう。
このようにかなりたくさんのトランジションが選択できるので、「トランジションのプレビュー」で確認しながら好きなのを選んでみて下さい。
ちなみに、「柔らかさ」の数値を大きくすることで、画面が切り替わる時のぼかし具合が大きくなります。
あと、必要であれば「反転」にチェックを入れて、トランジションの動きの方向を反転させてみてください。
設定できたら「OK」をクリックしましょう。
ちなみに、輝度ワイプには「期間」という項目があり、画面を切り替える速度(時間)を設定可能です。
単位はms(ミリ秒・ミリセカンド)となっており、1msは1000分の1秒という意味になります。
下の画像は300msとなっていますが、0.3秒で画面を切り替える設定となっていますね。
数字を調整して自分好みの切り替え速度を設定して下さい。
あと、縦3点マークをクリックしてプロパティをクリックすると、先ほどのプロパティの画面を表示できます。
設定を変更したい時はこちらから操作を行ってください。
個別にシーントランジションを設定する方法
ここまでシーントランジションの種類について解説してきましたが、この方法ではすべてのシーンに対して同じトランジションを設定することになるので、個別にトランジションの変更が行えなくなっています。
なので、個別にシーントランジションを設定できる方法を解説しますが、
②「トランジションを上書き」を選択
③選択しているシーンに設定したいトランジションを選ぶ
この設定を行ってください。
個別にトランジションを設定すると、以下の動画のようになります。
まとめ
今回は、OBSのシーントランジションで画面の切り替え方を設定する方法について解説しました!
他にもOBSでの配信/録画設定方法や、BGM・画像の追加方法など、OBS関連の記事を多数投稿しています。
こちらでOBS関連の記事をまとめて紹介しているので、他の設定方法が気になる人はチェックしてみて下さい!
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