2022年7月末にHyperXから新しく発売されたDuoCastというマイクが気になっているあなたに!
実際にHyperXさんからDuoCastを提供して頂けたので、実際の性能レビューや使い方について解説していこうと思います!
ちなみに、提供して頂けたとはいえ忖度無しでレビューしているので参考にしてみて下さい。
あと、自分は「しふぁの作業部屋」というこれからゲーム実況やYouTubeを始めたい人向けに情報発信をしているチャンネルを運営しており、動画でも各ガジェットの使い方を解説しているので気になる人はこちらもチェックしてみて下さい。
動画でも解説しています
HyperX DuoCastの開封&製品仕様
それではまず最初にDuoCastの開封と製品仕様を確認していこうと思いますが、実際の製品はこのような箱に入っています。
簡単にこのマイクについて解説すると、USB接続で使用できるコンデンサーマイクで、マイクスタンドが付いているので机の上にそのまま設置したり、マイクアームに接続して使用することも可能となっています。
あと、PCはもちろん、PS4やPS5にも対応していますし、OBS Studioにも対応しているので、WEB会議だけでなくゲーム実況を行いたい人にもおすすめなマイクとして販売されていますね。
詳しい製品仕様はこの後解説していきたいと思います。
実際に開封してみると、このように各部品がプラスチック製のケースに入った状態で出てきます。
ちなみに、その下にはクイックスタートガイドと製品保証書のような紙が入っているので、もしも購入した場合は実際にこちらも確認してみて下さい。(一部、日本語解説されてます)
実際に中に入っていた物を出してみると以下のようなものが入っていました。
DuoCastの付属品 | |
---|---|
マイク本体(スタンド付き) | |
USBケーブル(Type-C to A) | |
3/8・5/8インチネジ対応の マウントアダプター |
次にマイク本体の各機能を確認していきますが、まず開封の時点で1番気になったのがこの振動を吸収してくれる機能ですね。
「ロープロファイルショックマウント」と言う機能ですが、マイク本体の周りにゴムが張り巡らされており、ゴムの力だけでマイクを支えていることもあって、このように振動を吸収してくれます。
特にPCゲームを実況する場合は力強くキーボードを操作してしまう時もあると思いますが、キーボードから机、机からマイクスタンドやマイクアームに振動が伝わってしまっても、揺れる時の振動音を軽減できるので余計な雑音が入りにくくなっています。
キーボードの操作が激しいという自覚がある人におすすめな機能となっていますし、このような機能が付いているマイクは数が少ないので非常におすすめです。
次にマイクのON/OFFスイッチについて解説しますが、マイク上部に搭載されており、実際にタッチすることでON/OFFを切り替えることが可能です。
実際の使い方はこの後に解説しますが、このマイクは電力が供給されると光るようになっており、マイクがONだと点灯・OFFだと消灯となります。
タッチ式で非常に簡単にON/OFFを切り替えられるので、配信中にミュートにしたい時なんかは操作がやりやすいのでおすすめです。
次にマイクの背面を確認してみると「+」と「-」が付いた多機能ボタンが搭載されていますが、こちらを回すことで音量調整を行うことができます。
音量を小さくすると光り方が小さくなり、音量を大きくすると光り方も大きくなるので、それを参考にしながら上手く音量を調整するようにして下さい。
あと、この多機能ボタンにはもう1つの機能があり、回すのではなく押し込むことで1つの方向から音を拾う「単一指向性(カーディオイド)」と、全ての方向から音を拾う「全指向性(無指向性)」の2つの極性を切り替えられるようになっています。
こちらも光り方で極性を見極めることができ、光が1点に集まったときは「単一指向性」で、全体に光が広がったときは「全指向性」になりますね。
1人でマイクを使用する場合は「単一指向性」で、複数人でマイクを使用する場合は「全指向性」に設定するのがおすすめなので覚えておきましょう。
この他の機能としては、マイク本体に3.5mm3極のヘッドホンやイヤホンを接続できるようになっています。
個人的にはあまり使用しない機能になるので別に無くても良かったんですが、実際に接続するとマイク音声を聞くことができるので、マイク設定を行う時に必要であれば活用してみて下さい。
HyperX DuoCastの使い方
続いてDuoCastの使い方について解説していきますが、このマイクはマイクスタンドが最初から付いているので「そのまま机の上に置いて使用する方法」と、「マウントアダプターを接続してマイクアームで使用する方法」の2パターンがあります。
また、専用ソフトを使用することで、マイク設定や光り方を調整できるようになっているので、その専用ソフトのインストール方法についても解説していこうと思います。
そのまま机の上に置いて使用する方法
まずはそのまま机の上に置いて使用する方法から解説しますが、付属でUSBケーブルが付いているので、Type-Cの方をマイク本体に接続して下さい。
ちなみに、マイクスタンドにある穴にUSBケーブルを通してから接続しないと、ケーブルが曲がってしまうので注意しましょう。
次にPCやPS4、PS5といったマイクを使用したい機器にUSBケーブルのType-A端子を接続して下さい。
あとは、机の上の好きな場所にマイクを設置すればOKです。
もしも、PS4やPS5で使用したい場合は、入力機器と出力機器の設定が変わっているのでしっかり確認することと、必要であれば状況に合わせて必要な設定を行って下さい。
ちなみに、PS4とPS5でのマイク設定方法を解説したページを作成しているので、詳しい設定方法が知りたい人はこちらのリンクからチェックしてみて下さい!
check!
>>PS4のマイク/ヘッドホンの接続設定方法を確認する!
マウントアダプターを接続してマイクアームで使用する方法
次にマウントアダプターを接続してマイクアームで使用する方法を解説していきます。
まずは、つまみネジとナットを外して、マイク本体とスタンドを分離させてください。
次にマウントアダプターという部品が付属されているので、その部品をマイクに取り付けてつまみネジとナットで固定しましょう。
次に3/8インチネジ、もしくは5/8インチネジ対応のマイクアームに接続して下さい。
ちなみに、今回はAVerMediaのBA311というマイクアームを使用しています。
このマイクアームの詳しい性能が気になる人は、実際にレビューした記事を作成しているので、詳細情報は以下のリンクからチェックしてみて下さい!
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>>AVerMedia Live Streamer ARM BA311の性能レビューと使い方を確認する!
あとはUSBケーブルを接続し、好きな場所にマイクを設置すればOKです。
専用ソフトのインストール方法
次にマイク設定や光り方を調整できる専用ソフトがあるので、そのソフトのインストール方法を解説していこうと思います。
ちなみに、必ず必要なソフトでは無いので使い方までは解説しません。
コメント欄で使い方を質問されても答えることができないので、自分で調べながら設定するようにして下さい。
あと、このソフトはWindowsのみ対応となっています。
Macを使用している場合は使用できないので注意して下さい。
それでは解説していきますが、こちらの専用ソフトのダウンロードページのリンクをクリックしてこのような画面を開いてみて下さい。
画面を開くことができたら、少し下に画面をスクロールすると「DOWNLOAD FOR WINDOWS」というボタンがあるのでこちらをクリックしてください。
すると、このような画面が表示されますが、
画面右上にある「Microsoft Store アプリの取得」をクリックしてください。
すると、画面上に確認画面が表示されるので、「Microsoft Store を開く」をクリックしてください。
次にこのような画面が表示されるので入手をクリックしましょう。
すると、インストールが始まるのでしばらく待ちます。
インストールが終わったら「開く」をクリックしてください。
すると、専用ソフトが起動しますが、
このような英文の画面が表示されます。
この内容を簡単に解説すると、Google Analyticsを利用して必要なデータを収集し、アプリの改善を行っているので、データ収集の許可を得る画面となっています。
どちらの方法を選択してもアプリの使用には影響無いので、今回は「Yes」にチェックを入れたいと思います。
この設定は後から変更することも可能なので、必要に応じて「Yes」か「No」にチェックを入れて下さい。
できたら「Done」をクリックしましょう。
すると、専用ソフトの画面が表示されますが、現在は英語で解説されているので言語を変更していきます。
画面左下にある「Settings」をクリックしてください。
次に「English」の部分をクリックして、
「日本語」に変更して下さい。
すると、ソフト内の各項目が日本語に変更されるので、各項目の意味がわかりやすくなります。
あとは、PCにマイクを接続すると、画面左に「マイク」という項目が追加されるので、そこでマイクの設定や光り方を調整できるようになっています。
詳しい解説は行わないので、自分で色々調べながら設定してみて下さい。
HyperX DuoCastの音質について
続いてDuoCastの音質が気になると思うので実際の音声を確認していきます。
ちなみに、USB接続ができるマイクとしては、SONYのECM-PCV80U(レビュー記事はこちら)という初心者向けに約3000円程度で販売されている格安コンデンサーマイクと、
SHUREのMV7(レビュー記事はこちら)という約3万円で販売されている音質にこだわりたい人向けのダイナミックマイクを持っているので、これらのマイクの音質と比較した動画を作成してみました。
実際にヘッドホンやイヤホンをして音声を確認してみて下さい。
実際にDuoCastで撮影したマイク音声と他製品のマイク音声を聞いてもらえましたか?
こちらはPCのOBS Studioというソフトを使用して収録を行ったのですが、OBS側でノイズ抑制などのマイク設定は一切行っていない素の状態で収録しています。
さらに、ノイズや雑音なども確認するために、約1mくらいの距離で扇風機を使用しながら収録を行いました。
まずは、SONYのECM-PCV80Uについてですが、こちらはコンデンサーマイクという事もあって感度が高く、ホワイトノイズなどの雑音を拾いやすくなっています。
ただ、OBSで撮影するならばノイズ抑制の設定ができ、その設定をするのであれば十分使用できるレベルにはなるので、初心者の方でOBSを使用するのであればおすすめしている製品になっています。
しかし、そのようなマイク設定を行ったとしても、DuoCastのクリアな音質には届かないというのが実際の感想です。
次にDuoCastとSHUREのMV7を比べていきますが、DuoCastの音質が約3万円で販売されているMV7に近い音質になっていたのは非常に驚きでしたね。
このマイクは24ビット/96kHzのハイレゾ録音に対応していますし、低音も拾ってくれるのでマイク音声に重厚感と迫力が出て、非常に聞きやすいマイク音質になっていました。
あと、このマイクはコンデンサーマイクなので、通常であればノイズや雑音を拾いやすいのですが、近くで扇風機を使用しているのにノイズや雑音がほんの少ししか入らなくなっていました。
マイクの性能が高いということはもちろん、マイク内にポップフィルターが内蔵されているので、その効果で風による雑音が入りにくくなっているのだと思います。
実際にパピプペポなどの破裂音の発音をする時でも、「ボフッ」というようなポップノイズが入りにくくなっていたので、この点は非常に性能が良いなと思いました。
ちなみに、MV7に関してはダイナミックマイクということもあってノイズや雑音がほぼ無いですし、音質やその他の性能も非常に良いので、
「さすが3万円もする高級マイクだなぁ~」
といった感想なのですが、DuoCastも1万円台のマイクなのにも関わらず、MV7に負けないくらいの良い性能をしていたので非常に優秀な製品と言っても良いですね。
ちなみに、今回はOBS側でノイズ抑制などのマイク設定は一切行っていない素の状態で収録しましたが、マイク設定を行えばより一層マイク音質を高めることができます。
OBSでのマイク設定方法を解説したページを作成しているので、動画撮影や配信でOBSを使用したいと考えている人はこちらのリンクからチェックしてみて下さい。
check!
>>OBSでのマイク設定方法を確認する!
ちなみに、PS4やPS5でも使用できると記載されていたので、実際にDuoCastを接続して録画機能で撮影してみました。
こちらで実際の動画を確認することができるので、ヘッドホンやイヤホンで聞いてみて下さい。
実際に確認して頂けましたか?
十分マイク音声を聞き取ることは可能ですが、ヘッドホンやイヤホンで聞いていると少し甲高いような・キンキンと耳障りな音が入っているので、この点だけは少し残念でしたね。
マイクの性能によるものなのか、PS4やPS5の性能によるものなのかはハッキリとわかりませんが、PCに接続して使用した方が音質が良かったので、このマイクを使用するのであればPCで使用したい人におすすめしたいと思います。
HyperX DuoCastのレビューまとめ
ここまでDuoCastの使い方や実際の性能をレビューしてきましたがどうだったでしょうか?
このマイクはマイクスタンドが付いているので机の上にマイクを設置して使用できますし、マウントアダプターを使用するとマイクアームにも接続できるようになっています。
さらに、他のマイクにはあまり見かけない、振動音を軽減できる機能も搭載されているので、キーボードの操作が激しい人にはありがたい仕様になっています。
使い方も非常に簡単ですし、PCに接続したときの音質やその他の性能も非常に良かったので、1万円台のマイクとしては非常に優秀なマイクでした。
WEB会議はもちろん、これからOBSを使用して動画撮影や配信をやりたいと考えているのであれば、是非ともチェックしてみて下さい!
ただ、PS4やPS5に接続して使用する場合、マイク音声を聞き取ることは可能ですが、少し甲高いような・キンキンと耳障りな音が入ってしまうので注意しましょう。
最後にどんな人にこのマイクがおすすめなのか言っておくと、
・キーボードの操作が激しい人
・1万円台の安くて性能が良いマイクを探している人
・PCでマイクを使用したい人
このような人におすすめできる製品だったので、より詳しい情報が知りたい人は以下の製品リンクからチェックしてみて下さい!
まとめ
今回は、HyperX DuoCastマイクの性能レビューについて解説しました!
ちなみに、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営していますが、両方のチャンネルとも収益化の条件である、
・直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上
この条件をクリアしており、収益化もしています。
特に「しふぁの作業部屋」ではたった4ヶ月間・3日に1本動画を投稿するだけで収益化する事ができたので、その時のノウハウをまとめた記事をnoteにて販売しております。
少しでも早く登録者数や再生回数を増やして収益化まで行きたいと考えている人にとって役に立つ情報を解説していますし、今なら購入者限定で無料で貰えるお得な特典も用意しています!
今後も特典を増やしたり、内容のアップデートも行っていく予定なので、お得なうちにチェックしてみて下さいね♪
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