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BenQ EX2780Qレビュー PCゲームや作業、映像鑑賞におすすめ万能モニター!


PS4やPS5、Switchといったコンソールゲーム機や、PCゲーム用に新しくゲーミングモニターを購入したくてBenQの「EX2780Q」が気になっていませんか?

ちなみに自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと、「しふぁの作業部屋」というチャンネルを運営していますが、今回はありがたい事にBenQさんからEX2780Qを提供してもらえたので、この製品の特長はもちろん、実際に開封して使用してみた感想などもこのページに詳細にまとめてみました。

モニターに関しての知識が少ない初心者さんにもわかりやすいように解説していくので、購入する時の参考にしてみて下さい。

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動画でも解説しています

 

BenQ EX2780Qの仕様とスペック

まずはEX2780Qの仕様とスペックがわからない人もいるかもしれないので、わかりやすいように一覧にしてみました。

>>公式サイトの製品情報ページはこちら!

BenQ EX2780Q
画面サイズ27インチ
筐体色メタリックグレー×ブラウン
解像度WQHD(2560×1440・2K・1440p)
パネルIPS
画面仕様ノングレア
表示色約10億7000万色
アスペクト比16:9
コントラスト比1000:1
VESA規格○(100×100mm)
接続端子HDMI 2.0×2・Display Port 1.4・USB Type-C
リフレッシュレートHDMI:144Hz・Display Port:144Hz・USB Type-C:144Hz
ヘッドホン出力端子
スピーカー2.1ch(2W×2+5Wサブウーファー)
応答速度5ms(GTG)
消費電力 最大/標準/エコ最大70W/標準30W/エコなし
高さ調整なし
ティルト角度(チルト)上下:-5°/15°
左右スイベルなし
ピボットなし
主な機能・Black eQualizer
・Color Vibrance
・Game Mode
・フリッカーフリー
・ブルーライト軽減機能
・HDRiとDisplayHDR400
付属品・電源ケーブル(約1.8m)
・HDMIケーブル(約1.8m)
・USB-Cケーブル(約1.0m)
・クィックスタートガイド
・ドライバーCD
・保証書
・リモコン
本体サイズ(W×H×D)614×459.7×196mm
重量約5.9kg
保証3年保証(パネル・ライトは1年保証)
参考価格49,309円(記事作成時点)

 

詳しい情報は後で解説しますが、このモニターをわかりやすく表現するなら、

PCでFPSゲームや格闘ゲームなどの動きが速いゲームでガチで勝ちに行きたい・プロゲーマーを本気で目指すために使用したい人には向いていない。
PS4やPS5、Switchなどコンソールゲーム機を使用する場合は、解像度やリフレッシュレートなどの問題が出てくるから注意が必要。
PCゲームならRPGやシミュレーションゲームなど動きが少ないゲームをプレイしたり、WQHDという綺麗な画質でPCゲームをプレイしたいライトゲーマー向け。
PCゲームだけでなく、イラストを描いたり、ブログ記事を作成するなどのPC作業、映像鑑賞にもおすすめなゲーミングモニター。

このような感じのモニターとなっています。

 

さらに、他のモニターと比べた時に特徴的な点をあげると、BenQ初となる2.1チャンネルのスピーカーtreVolo”を搭載していますし、Black eQualizerColor Vibrance、BenQ独自の機能であるHDRiという機能も使えるようになっています。

また、リモコンが付属されているので電源をON・OFFする時も遠隔操作する事ができますし、操作方法も簡単なので非常におすすめです。

さらに詳細な解説は後で行うとして、まずはEX2780Qを開封していく様子をチェックしていきましょう!

 

EX2780Qの開封&付属品について

それではEX2780Qを開封していきますが、宅配便で送ってもらった場合はこのように段ボールに入った状態で送られてきます。

購入する店舗によって梱包方法は異なると思いますが、思ったよりもかなり箱がデカいので、開封する時は広い場所で行いましょう。

 

段ボールから出してみるとこんな感じ。

白を基調とした箱となっており、清潔感があるので綺麗な映像が映りそうな印象を与えてくれるデザインとなっています。(まぁ箱なんてどうでもいいw)

 

箱の上から開けられるようになっていたので開封します。

テープを剥ぐように開けるとテープのベタつきが残ってしまったので、開ける時はカッターで開けるのがおすすめです。

 

中身を出してみると上下2段になっており、上の段には付属品があって、下の段にはモニター本体が入っていました。

各部品が丁寧に梱包されていた事もあり、全て確認しましたが傷などは付いていませんでした。

 

モニターや各付属品を梱包材から出してみるとこんな感じです。

EX2780Qの付属品
モニター本体
モニターの支柱
モニタースタンド(土台)
リモコン
シリコン製リモコン置き場
HDMIケーブル
USB-Cケーブル
電源ケーブル
・クイックスタートガイド
・ドライバーCD
・保証書

ちなみに、Display Portのケーブルは付属されていないので、Display Portで接続したい人は自分で準備するようにしましょう。

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EX2780Qの組み立て・外観について

それではここからはEX2780Qを組み立てていきます。

付属品にクイックスタートガイドという紫色の紙があるので、それを見てみると組み立て方法が記載されています。

わざわざここで解説しなくても、このクイックスタートガイドを見れば誰でも簡単に組み立てられるようになっています。

ただ、組み立てる時はちょっと太めの+ドライバーが必要になるので注意してください。

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ちなみに、EX2780QはVESA規格(100mm×100mm)に対応したモニターアームなどを取り付けられるようになっています。

取り付ける時はモニター裏にあるカバーを取り外して作業してください。

 

実際に組み立ててみるとこんな感じです。

クイックスタートガイドの組み立て方の図がわかりやすかったので、自分の場合は10分もかからずに組み立てることができました。

ただ、重量が約5.9kgとちょっと重たく、女性の方は組み立てが大変かもしれないので注意しましょう。

 

ちなみに、モニタースタンド(土台)についてですが、プラスチックのような軽い素材ではなく、金属製となっているのでずっしりとした土台になっています。

モニターが27インチもあるので、重心を低くするために重くしているのかな?と思いました。

あと、モニター台の裏側を見てみると、滑り止めが四隅に付いていました。

 

ただ注意点として、EX2780Qは高さ調整ができなくなっていますし、台座を動かすことなく左右に調整できるスイベル機能、90度回転させるピボット機能は搭載されていないので注意してください。

モニターの位置が合わない場合は、VESA規格(100mm×100mm)に対応したモニターアームなどを取り付けて使用すると良いでしょう。

モニタの首を上下に角度調整できるティルト機能(チルト機能) に関しては使用できるようになっており、-5度~15度までの範囲で上下できるので、好きな位置に調整しましょう。

 

次に各種ケーブルを接続していきますが、接続端子はHDMI 2.0×2・Display Port 1.4・USB Type-C・ヘッドホン出力端子がモニターの裏側にまとめられています。

ちなみに、HDMI、Display Port、USB Type-Cのどれを使ってもWQHDで最大144Hzまで対応しています。

HDMI端子が2つ付いているので、PS4やSwitchというように2つのコンソールゲーム機を接続できますし、Display PortでPCとも接続できるので非常に使い勝手が良いですね。

USB Type-Cに関しては、USB Type-Cが付いたノートPCと繋ぐことで簡単にデュアルモニターにする事ができるので、PC作業を行う人にもおすすめです。

 

ちなみに、電源ケーブルはモニター裏の右側で接続できるようになっていますが、各ケーブルはモニターの支柱の中を通す事ができるようになっています。

あとは支柱のカバーを元に戻せば見た目をスッキリさせることができるので非常に良いですね!

 

電源ケーブルを接続したらモニターの電源を入れますが、モニター裏に4つのボタンがあり、一番下にあるボタンを押す事で電源を入れる事ができます。

ちなみに、他のボタンでモニターの設定を行う事ができますが、リモコンでもモニターの設定が可能ですし、リモコンの左上に電源ボタンが付いているので、それを押すことでも電源を入れる事が可能です。

 

実際にモニターの電源を入れてPC画面を表示させるとこのようになります。

 

ちなみに、モニターフレームは2㎜あり、フレームから内側の黒い部分は6㎜となっていました。

これくらいなら全然細いので特に気になりませんね。

あと、ドット抜けなどの異常が無いか確認しましたが、今回提供してもらったEX2780Qにはドット抜けはありませんでした。

 

ちなみに自分は1920×1080のモニターも持っているので、実際に両方の画面をスクショして作業領域を比べてみました。

ペイントソフトを起動させていますが、どちらも同じ画面サイズで表示させています。

※1920×1080モニター

※EX2780Q(WQHDモニター)

EX2780QはWQHD(2K)なので作業スペースがかなり広くてまだまだ余裕がありますし、デスクトップアイコンもたくさん表示させることができるようになっています。

ちなみに、4Kモニターだとこれよりも作業領域は広くなりますが、さらに文字やアイコンが小さくなってしまうデメリットもあるので、WQHDくらいが丁度良いかもしれないですね。

PCで色んなソフトを起動させてPC作業を行う事が多い人にとっては非常に使いやすいと思うのでおすすめです!

 

ちなみに、電源を入れたらモニターとして使用することができますが、

・ドライバーのインストール
・PCで使う場合はリフレッシュレート(Hz)設定
・HDRなどの各種モニター設定のやり方

これらの設定を行ったり、やり方を理解しておくのがおすすめです。

こちらは実際に購入した人だけが関係ある内容となっており、別のページで詳しく解説しているので、購入した場合はこちらのページで設定方法を確認してみて下さい。
check!
>>BenQ EX2780Qの設定方法を確認する!

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EX2780Qの特徴的な機能紹介

それではここからはEX2780Qの特徴的な機能を紹介していきます。

どのような事について解説するのか箇条書きにしてみると、

・IPSパネルや応答速度などのスペックについて
・スピーカーについて
・リモコンについて
・Black eQualizerについて
・Color Vibrance(色の鮮明さ)について
・HDRについて

これらの事について解説していきます。

IPSパネルや応答速度などのスペックについて

EX2780Qは27インチ・WQHDのIPSパネルで、画面仕様はノングレア(非光沢)となっています。

ちなみに、

「IPSパネルって何?」

という人もいると思うので解説すると、モニターのパネルには種類があり、

・TNパネル
・IPSパネル
・VAパネル

という、大きく分けて3種類のパネルがあります。

その中でもIPSパネルは色再現度が高いので画面がすごく綺麗に見えますし、視野角も広いという特徴がありますね。

 

ちなみに、

「視野角ってどういう事?」

という人もいると思うので解説しますが、まずはこの画像を見て下さい。

左のモニターが視野角が広いモニターで、右のモニターが視野角が狭いモニターになっていますが、視野角が狭いモニターを使う場合は見る角度を変えた時に色やコントラストが変化してしまいます。

IPSパネルの場合は視野角が最も広くなっており、EX2780Qの場合は左右両方とも178度まで綺麗に見えるようになっているので、ちょっと斜めから見る場合でも綺麗な映像を見る事ができます。

例えばPS4などのゲーム画面をモニターに映しながら2人以上でプレイする場合は、2人の間にモニターを置いてプレイする事になるので少し斜めから見る事になりますよね。

そのような使い方をする場合はIPSパネルのような視野角が広いモニターがおすすめです。

 

ちなみに、最近ではIPSパネルで応答速度が1msと言っている製品も多くなってきましたが、EX2780Qの応答速度は5ms(1000分の5秒)と平凡的な応答速度となっています。

あと、リフレッシュレートは144Hzとなっていますが、リフレッシュレートで144Hzを出すために必要な応答速度を計算すると、

1秒÷144枚=約0.00694秒
秒からmsにすると…約6.94ms

という事で、約6.94msあれば1秒間に144枚の絵を切り替えることができます。

 

しかし、応答速度は常にその値が出るわけではなく、一瞬の最高速だけを記載していることが多いので、応答速度に記載されている数値が常に出ているとは限りません。

もしも、モニターの応答速度が下がってしまって、約6.94msよりも遅くなってしまった場合は残像が発生してしまうので注意してください。
※以下の画像はあくまで参考例です。

残像が出ると映像がハッキリとせず、敵やオブジェクトをパッと瞬間的に認識しにくくなるので、FPSゲームや格闘ゲームなどの反射やスピードが重要なゲームで影響が出てきます。

仮に残像が出なかったとしても応答速度は平凡的で、EX2780Qはガチゲーマーやプロゲーマー向けのモニターとしてはちょっとおすすめしにくいので、そういう用途で使用したい人は注意してください。

PCゲームでもRPGやシミュレーションゲームなどの動きの少ないゲームをプレイしたり、この後解説するHDRやスピーカーなどの機能を使って綺麗な画質・音質でゲームをプレイしたいライトゲーマーの方におすすめです。

 

あと、PS4やPS5、Switchなどのコンソールゲーム機で使えるのか気になる人もいるのではないでしょうか?

EX2780QはWQHDなので、PS4やSwitchなどの出力設定が1920×1080までのコンソールゲーム機の映像を表示させると、1920×1080の映像をWQHDに引き延ばして表示するので画質が多少悪くなってしまいます。

ゲームがプレイできないほど画質が悪くなるという訳ではなく、30㎝くらいのめっちゃ近い距離で見るとちょっとぼやけているなという感じですが、個人的には50㎝以上離れて見ればそこまで違いは分からない感じでした。

 

あと、PS4 Proのような4K出力に対応しているゲーム機を使用する場合、ゲーム機の出力設定を4Kにすると以下の画像のように4Kの解像度が認識されています。

なので、4K出力を受け入れることは可能ですが、モニター自体はWQHDなので、4KからWQHDに解像度が落とされて表示されるので注意してください。

もちろん、4K画質と比べると画質は劣りますが、十分綺麗な画質でプレイすることは可能なのでチェックしておきましょう。

 

ちなみに、PS5の場合はHDMI2.1が搭載されていて、4K/120Hzでモニターに表示できる性能があります。

ただ、EX2780QにはHDMI2.0が搭載されているので4K/60Hzまでしか入力できませんし、PS5はWQHDの出力設定ができないので、4K/60HzかフルHD/120Hzの設定しかできません。

なので、PS5と繋ぐ場合は、

・4K/60Hzの映像をWQHD/60Hzにダウンスケールして表示させる
・フルHD/120Hzの映像をWQHD/120Hzにアップスケールして表示させる

というどちらかのパターンになってしまうので覚えておきましょう。

 

ちなみに、PCゲームでの比較になりますが、出力解像度を4K・WQHD・フルHDにした時にEX2780Qの画面を撮影して比較すると以下のようになります。

iPhoneでモニターの画面を撮影しているのでちょっと見にくいかもしれないですが、解像度をフルHDにしてWQHDモニターにアップスケールして表示されると、少しボケた感じになってしまいますね。

ただ、少し離れた位置から見ればそこまで気になりませんでした。

解像度を4Kにした場合はWQHDにダウンスケールされてしまいますが、WQHDの解像度と同じくらいになっていたので十分綺麗な画質で楽しむことが可能です。

 

ここまでの事をまとめると、PS5でとにかく解像度にこだわりたいのであれば、EX2780QではなくHDMI接続で4K/60Hz出せるモニターか、HDMI2.1が搭載されていて4K/120Hzが出せるモニター。

PS5でとにかくリフレッシュレートにこだわりたいのであれば、EX2780QではなくHDMI接続でフルHD/120Hz出せるモニターか、HDMI2.1が搭載されていて4K/120Hzが出せるモニターを購入するのがおすすめです。

コンソールゲーム機での解像度やリフレッシュレートの問題を理解して納得した上で、この後解説するHDRやスピーカーといった機能性に惹かれたり、イラストやブログなどのPC作業用や映像鑑賞などもしたいのであればEX2780Qは非常におすすめです。

>>公式サイトの製品情報ページはこちら!

 

スピーカーについて

次にスピーカーについてですが、EX2780Qの場合はBenQ初となる2.1チャンネルのスピーカー“treVolo”を搭載しています。

普通のモニターならばスピーカーが付いていてもお飾り程度の性能となっていることが多く、外付けのスピーカーと比べてしまうとかなり貧弱ですし、モニター裏から音を出している製品が多いので音の臨場感もありません。

しかし、EX2780Qの内蔵スピーカーは、モニター正面に出力2Wのステレオスピーカーが2つあり、裏側に出力5Wのサブウーファーを搭載している2.1チャンネル構成のスピーカーとなっています。

「2.1チャンネル構成って何?」

という人もいると思うので簡単に解説すると、音響システムの構成のうちスピーカー2個にサブウーファーを加えた3点構成をとるシステムのことを2.1チャンネル構成と言います。

スピーカーが2個あれば左右の耳に対応するステレオ音源が再生できますし、サブウーファーがある事で迫力ある重低音を追加できるようになっています。

ちなみに、I-O DATAのLCD-MF245XDBというモニターに搭載されている1W+1W(ステレオ)のスピーカーと比べた様子を動画にしてみたので確認してみて下さい。
※モニターからフリー音源を流している様子をiPhone8で撮影してます。

実際にモニターのスピーカーから出る音と、iPhoneで撮影した音では少し聞こえ方が違いますし、あなたが再生する端末のスピーカーによっても聞こえ方が違いますが、それでも聞いてみれば一発でどっちが良いのかわかりますよね!

EX2780Qの方が重低音が非常にしっかりしていますし、モニターの正面にステレオスピーカーが2個あるので、音の臨場感も感じられるようになっています。

正直に言って格安の外付けのスピーカーを付けるよりも、EX2780Qの内蔵スピーカーの方が良い気がしますね。

EX2780QはWQHDで画質も良いので、YouTubeを見たりDVDやBlu-rayなどの映像鑑賞する時は非常におすすめです!

 

ただデメリットもあり、モニター前面の下の方にスピーカーがあるので、その分画面が上にズレています。

PC作業をする時はデュアルモニターで使いたい人もいると思いますが、EX2780Qには高さ調整機能が無いので、デュアルモニターで机に直置きする場合はモニター同士の高さに注意してください。

モニターアームを使用していたり、もう片方のモニターが高さ調整できれば何とかなると思いますが、この部分には注意しておきましょう。

 

リモコンについて

次にリモコンについてですが、EX2780Qにはリモコンが付属されており、わざわざモニターまで近づいて裏にあるボタンを操作しなくても遠隔操作できるようになっています。

 

実際にリモコンを使えば離れた場所から入力端子を切り替えて別画面を表示させたり、音量を調整したり、画面の色を調整できるので使っていてめちゃくちゃ便利です!

 

ちなみに画像の①を見てもらうとわかりますが、モニタースタンドの空いたスペースにシリコン製リモコン置き場がスッポリと収まるようになっているので、使わない時はこの場所にリモコンを置いておくと無くさないで済みます。

あと、リモコンのセンサーはモニター正面の黒い部分(②)にあり、約6m以内で左右30度、上下30度の範囲内なら使用可能となっているので覚えておきましょう。

ちなみに、リモコンを使ってモニターの各種設定を行う方法を解説したページを別に作成しているので、気になる人はチェックしてみて下さい!
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>>BenQ EX2780Qの設定方法を確認する!

 

Black eQualizerについて

次にBlack eQualizerについてですが、画面内の明るい所を過度に露出させることなく、暗い所での視認性を高めてくれる機能となっています。

これを使用すれば、暗い所に隠れている敵や障害物を素早く見極めることができますし、逆に明るすぎる所では輪郭を明瞭にすることができるので、PCでFPSゲームなどをプレイする人からするとありがたい機能となっています。

ただ、この後解説するHDRモードのいずれかを有効化した場合は、使用することができなくなっているので注意してください。

実際に比較してみた画像を載せておくのでチェックしてみて下さい。
※iPhoneでモニターの画面を撮影しているので画面が白っぽくなってますが、実際の画面はもっとハッキリしています。あくまで参考程度に!

Black eQualizer使用による変化
Black eQualizerなし
Black eQualizer最大

Black eQualizerなしと最大に設定した時の比較画像となっていますが、暗い所がハッキリとわかるようになっています。

ちなみに、Black eQualizerの仕組みについてちょっと調べてみましたが、設定数値に応じて黒とグレーのガンマ値を変更するといったものになっており、黒やグレーに覆われた暗い所のわずかな色彩が見分けやすくなるみたいです。

なので、明るい所でBlack eQualizerを使ってみると、黒やグレーに覆われた暗い所が明るくなるので、全体的にちょっと明るくなっているように感じますが、めちゃくちゃ眩しくなってしまうという事はありませんでした。

明るい所でのBlack eQualizer使用による変化
Black eQualizerなし
Black eQualizer最大

この他にBlack eQualizerを使用する事によるデメリットと言えるような影響はほぼ無いので、FPSなどのプロゲーマー達も愛用する機能となっています。

ちなみに、Black eQualizerの設定方法を解説したページを別に作成しているので、気になる人はチェックしてみて下さい!
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>>BenQ EX2780Qの設定方法を確認する!

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Color Vibrance(色の鮮明さ)について

次にColor Vibrance(色の鮮明さ)についてですが、色の鮮やかさを調整することで、敵を見やすい状態にすることができたり、画面をより綺麗に見せることができる機能となっています。

数値を調整することで映像がより立体的になるので敵を見やすくなったり、照準が合わせやすくなったりしますし、グラフィックが綺麗なゲームをプレイする場合はさらに綺麗な画面でプレイできるので非常におすすめです。

実際に比較してみた画像を載せておくのでチェックしてみて下さい。

Color Vibrance(色の鮮明さ)の変化
色の鮮明さ0
色の鮮明さ10
色の鮮明さ20(最大)

iPhoneでモニターの画面を撮影しているので画面が白っぽくなってますが、実際の画面はもっとハッキリしています。

なので、この画像はあくまで参考程度に思ってほしいのですが、比べてみると画面の色味が全然違いますよね。

細かく設定できるようになっているので、使用する時はゲーム毎に自分好みの設定にしてみて下さい!

 

ちなみに、様々な所から情報を集めてみましたが、先ほどのBlack eQaulizerとColor Vibranceに似た機能は他の会社のゲーミングモニターでも少しずつ増えているみたいです。

ただ、BenQの性能レベルは他社と比べても非常に高いみたいなので、かなりおすすめできる機能となっていますよ!

ただ、この後解説するHDRモードのいずれかを有効化した場合は、使用することができなくなっているので注意してください。

 

HDRについて

次にHDRについてですが、EX2780Qには、

・ゲームHDRi
・シネマHDRi
・DisplayHDR

という3種類のHDR機能が搭載されています。

 

まずはDisplayHDRから解説していきますが、Display HDRには、

・DisplayHDR 400
・DisplayHDR 600
・DisplayHDR 1000

という3つが規定されており、DisplayHDRの後ろの数値が大きいほど、HDR映像の品質グレードが高くなっています。

EX2780Qの場合はDisplayHDR 400を取得していますが、DisplayHDR 400でも十分綺麗な映像を映し出すことができますし、DisplayHDR 400すら搭載されていないゲーミングモニターも多いので、性能としては全然良い方ですね。

 

次にゲームHDRi・シネマHDRiについてですが、これはBenQ独自のHDR機能となっており、DisplayHDRと比べると、よりコントラストを向上させるので細かい所まで明らかにすることができたり、より彩度の高い色を表示させることができるようになっています。

ちなみに、ゲームHDRiは暗いシーンの細かい部分や色のグラデーションのコントラストを高めるのはもちろん、露出オーバーという逆に画面が明るくなる事を回避できる設定となっています。

シネマHDRiはコントラストとカラーパフォーマンスを向上させて、画像の色あせを防止できる設定となっていますね。

 

ちなみに、各HDRの設定をした時の変化が気になる人もいると思うので、画像を表示させて各HDRの設定をした時の変化をiPhoneで撮影して比較してみました。

まずは明るい画面の様子からです。

明るい画面でのHDRの変化
HDR無し
DisplayHDR
ゲームHDRi
シネマHDRi

HDR無しだとちょっと色が薄くて白っぽい感じがありますが、HDRがオンになる事でコントラストや色彩がかなり変わりますね。

DisplayHDRとゲームHDRiはわずかな差しかありませんが、シネマHDRiだとコントラストや色彩が結構変わるので、明るいシーンだとかなり綺麗に見えます。

 

次にちょっと暗い画面の様子。

ちょっと暗い画面でのHDRの変化
HDR無し
DisplayHDR
ゲームHDRi
シネマHDRi

こちらも同様に、HDR無しだとちょっと色が薄くて白っぽい感じがありますが、HDRがオンになる事でコントラストや色彩がかなり変わります。

DisplayHDRとゲームHDRiは暗くなりすぎることなく丁度良い感じですが、シネマHDRiの場合は、ちょっと暗くなりすぎかなと思いました。

 

最後は動画での比較です。

ただ、iPhoneで撮影していることもあって、実際の画面よりも明るくなりすぎてる部分があります。

本来であればもっっっと綺麗なんですが、現状ではこれが限界なので、 あくまで参考程度に確認して下さい。

ちなみに、音声はモニターから出ている音声を使用しています。

画像と動画で比較してみましたが、ゲームする時はゲームHDRiで良いのかなといった感じです。

映像鑑賞を行う時は、DisplayHDRでちょっと明るめで見るか、シネマHDRiで暗い所をより強調させるか、どちらかをお好みで設定して楽しむのが良いでしょう。

ちなみに、PCで作業する時はHDRは無しで良いと思います。

 

EX2780Qを使ってみての評価まとめ

ここまでEX2780Qの機能や特徴を実際に使用してみた感想も交えて解説してきました。

使ってみての評価をまとめていきたい所ですが、まずは気になった点を挙げるとするなら、

・応答速度が5msと悪くはないが平凡である
・高さ調整ができない
・PS4やSwitchなど出力設定がWQHDに対応していないゲーム機を接続した場合、フルHD(1920×1080)で表示させると引き延ばされるのでぼやけた感じになり、画質が悪くなる。
・PS4 Proのような4K出力ができるゲーム機を接続した場合、4Kの出力解像度を受け入れられるがWQHDにダウンスケールされるので、本来の4K画質と比べると劣ってしまう。
・PS5はHDMI2.1が搭載されていて4K/120Hz出せる性能があるが、EX2780QはHDMI2.0搭載なので4K/60Hzまでしか入力できない&PS5はWQHDの出力設定ができないので、4K/60HzかフルHD/120Hzの出力設定にするしかなく、どちらにせよアップスケール・ダウンスケールされてしまう。

という所でしょうか。

 

一応144Hz出せるだけの応答速度はありますが、状況によっては残像が発生してしまう可能性がありますし、残像が出なかったとしても応答速度が平凡です。

なので、PCでFPSゲームや格闘ゲームなどの動きが速いゲームでガチで勝ちに行きたい!プロゲーマーを本気で目指すために使用したい!という人にはちょっと向いていないですね。

 

あと、モニター前面の下の方にスピーカーがあるので、その分画面が上にズレています。

PC作業をする時はデュアルモニターで使いたい人もいると思いますが、EX2780Qには高さ調整機能が無いので、デュアルモニターで机に直置きする場合はモニター同士の高さに注意してください。

 

あと、コンソールゲーム機を使用する場合も様々な注意点があります。

これに関しては先ほど詳しく解説したのでここではあまり言いませんが、コンソールゲーム機での解像度やリフレッシュレートの問題をしっかりと理解しておくようにしましょう。

 

次に良かった点を挙げていくと、

・27インチWQHDのIPSパネルなので画質が綺麗&作業領域も広い
・組み立てが簡単でモニターの支柱にコードを通せるのでスッキリできる
・HDMI/DisplayPort/USB Type-Cの全て144Hz出せる
・スピーカーが外付けのスピーカーに負けないくらい重低音や音の臨場感が感じられるのでマジで良い
・リモコン付きで遠隔操作可能(操作も簡単)
・Black eQualizerで暗い所での視認性を高めてくれるのでゲームに有利
・Color Vibranceでより画面が見やすくなるのでゲームに有利
・用途に合わせて3種類のHDR機能が使用できる
・3年保証付き(パネル・ライトは1年保証)

といった感じです。

 

記事序盤でも言いましたが、PCゲームでもRPGやシミュレーションゲームなど動きが少ないゲームをプレイしたり、WQHDの綺麗な画質でPCゲームをプレイしたいライトゲーマー向けとなっています。

さらにゲームだけでなく、イラストやブログなどのPC作業や映像鑑賞にもおすすめなゲーミングモニターとなっていますね。

コンソールゲーム機をプレイする場合は注意する所がありますが、解像度やリフレッシュレートにめちゃくちゃこだわりたいという願望が無ければ、十分に快適な環境でゲームをプレイできる性能はあるかなと思います。

かなり色んな用途で使用できる万能型のゲーミングモニターなので、気になる人はこちらからチェックしてみて下さい!

>>公式サイトの製品情報ページはこちら!

 

そして、もしも実際に購入した場合は、

・ドライバーのインストール
・PCで使う場合はリフレッシュレート(Hz)設定
・HDRなどの各種モニター設定のやり方

これらの設定・やり方を理解しておくのがおすすめです。

こちらのリンクから各設定方法・やり方を確認する事ができるので、気になる人はチェックしてみて下さい!
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まとめ

今回は、BenQ EX2780Qを実際に使用してみたレビューをご紹介しました!

録画/配信時やPC作業で役に立つ機材情報まとめページも作成しているので、このような機材情報が気になるという人はこちらからチェックしてみて下さい!
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ちなみに、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営していますが、両方のチャンネルとも収益化の条件である、

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この記事を書いた人
しふぁ

「1人でゲームをプレイするのは面白くない!」というのがキッカケでYouTubeで「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルを運営開始。約1年4ヶ月で収益化達成。その経験を元に自分と同じようにゲーム実況を始めたい人向けに本ブログを運営開始。さらにブログで解説している内容を動画化するために第2のYouTubeチャンネル「しふぁの作業部屋」も運営開始。こちらは3日に1本・たった4ヶ月の動画投稿で収益化を達成。2024年7月時点で登録者7.3万人を突破。ゲーム実況は非常に楽しいし、たくさんのゲーム仲間と繋がれる最高のコンテンツと考えているので、その魅力を1人でも多くの人に体験してもらえるよう、今からゲーム実況を始めたい人をサポートしています。

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