このページではPowerDirector365で編集した動画を出力(書き出し)する方法を解説しています。
YouTube用の高画質設定を解説するので参考にしてください。
ちなみに、自分は「しふぁの作業部屋」というチャンネルを運営しており、PowerDirector365の使い方を動画でも解説しているので、気になる人はこちらもチェックしてみてください。
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🔽PowerDirector365での編集方法や使い方をまとめたページはこちら!
>>PowerDirector365の使い方まとめページを確認する!
動画でも解説しています
PowerDirector365で動画を出力するやり方
それではPowerDirector365で動画を出力するやり方を解説していきます。
2024年5月時点のやり方になりますし、YouTube用のSDR動画の出力設定になるので参考にしてください。
それでは解説しますが、このように動画を編集し終わったら、
画面左上にある「書き出し」をクリックしてください。
次に書き出し設定が行える画面が表示されますが、「動画」タブが選択されているのか確認してください。
ちなみに、「YouTube」という項目があり、書き出した後にYouTubeに投稿できる機能もありますが、書き出した動画に問題がある可能性がありますし、細かい投稿設定ができなくなっています。
動画に問題があると動画削除などの手間が余計に増えますし、結局YouTube側で細かい設定を行う必要があるので、普通に動画を書き出して動画を確認した後、問題が無ければYouTubeに手動でアップロードするという手順を踏むのがおすすめです。
次に名前の項目に書き出した後の動画の名前を入力しましょう。
次にフォルダーの項目ですが、書き出した後の動画をどこに保存するのか指定できます。
ファルダマークをクリックすると保存場所を選択できるので、好きな場所に指定してください。
次に動画の設定という項目を調整していきますが、できるだけ高画質になるように設定していきたいので、「カスタムプロファイル」にチェックを入れて細かく設定していきます。
次に□の中に+マークが表示されている「新規プロファイルを追加」をクリックしてください。
すると、このような設定画面が表示されますが、まずはわかりやすいプロファイル名を入力してください。
今回はYouTubeに投稿する動画用に書き出しを行いますし、1080p/60fpsという解像度で設定していくので、「YouTube1080p/60fps」と入力しておきます。
次に「動画」タブをクリックしたら、
・フレームレート:60
・フレーム種類:プログレッシブ
・プロファイル種類:ハイ プロファイル
このように設定してください。
もしも、1080p以外の解像度で動画を書き出したいのであれば、以下の情報を参考に設定してください。
・1440p(2K):解像度を「2704×1524」に設定
・2160p(4K):解像度を「3840×2160」に設定
ちなみに、1440p(2K)は本来であれば「2560×1440」という解像度を設定する必要がありますが、PowerDirectorの出力設定では選択できなくなっています。
一応、「2704×1524」に設定すれば、YouTubeに投稿した時に1440p(2K)で投稿できるので、1440p(2K)で投稿したい人は覚えておいてください。
次にEntropyコーディングの項目ですが、「CABAC」にチェックを入れてください。
次にレートコントロールの平均ビットレートの設定ですが、YouTubeに1080p/60fpsの解像度で動画投稿するなら「12,000Kbps」に設定してください。
もしも、1080p以外の解像度で動画を書き出したいのであれば、以下の情報を参考に設定してください。
・1440p(2K):24,000Kbpsに設定
・2160p(4K):53,000~68,000Kbpsに設定
※詳細情報はこちらのYouTubeヘルプを確認してください。
2160p(4K)の映像を書き出したい場合、映像の動きが激しいのであれば高いビットレートに設定した方が画質が安定するので、68000Kbpsに設定するのがおすすめですが、PowerDirectorでは60000Kbpsまでしか設定できないので注意しましょう。
ただ、動画サイズが大きくなるので、PC内のストレージを圧迫したり、YouTubeにアップロードするために必要な時間が長くなります。
それが嫌なら設定を下げてください。
映像の動きが少ないなら53,000Kbpsでも十分綺麗な映像になるので、状況に応じてビットレートの設定を行いましょう。
次に詳細の項目ですが、速度/画質インジケーターは「画質モード」に設定してください。
「デブロッキングを使用」の項目はブロックノイズの発生を抑制できる機能となっているので、ここはチェックを入れておいてください。
次に「音声」タブをクリックしたら、
・音声チャンネル:ステレオ
・音声圧縮率:384Kbps
このように設定して下さい。
できたら「OK」をクリックしましょう。
すると、プロファイルの欄に先ほど作成したプロファイルが表示され、画面内の設定の一部が変化します。
次に細かい設定を行いますが、
・コーデック:H.264
この設定になっていることを確認してください。
次に「詳細」をクリックし、
動画エンコードの項目にある「ハードウェアエンコード」にチェックを入れてください。
この設定にするとGPUでも書き出しの処理を行ってくれるので、より早く処理を行うことができます。
ただ、PowerDirectorの画面上の「編集」→「基本設定」→「ハードウェアアクセラレーション」の中にある、
・ハードウェアデコーディングを有効にする
この2つにチェックが入っていて「最適化」を行っていないと選択できないので注意してください。
あと、この設定は使用しているPCにGPUが搭載されていないと設定できません。
なので、GPUが搭載されていないPCの場合は、「ソフトウェアエンコード」にチェックを入れて対応しましょう。
次にサラウンド サウンドの設定は「ステレオ」にチェックが入っていることを確認してください。
ここまで設定できたら「OK」をクリックしましょう。
これで書き出しの設定はOKなので、「プロファイルを保存」をクリックして今まで設定した内容を保存しておきましょう。
次に実際に動画を書き出したいので「書き出し」をクリックしてください。
すると、書き出しがスタートするのでしばらく待ちましょう。
処理が完了するとこのような画面が表示されるので、「ファイルの場所を開く」をクリックして出力した動画をチェックしてみてください。
無料体験版を使用している人へ
PowerDirector365の無料体験版を使用している人もいるかもしれませんが、
・利用できるテンプレートの数、エフェクトの数に制限がある。
・作った動画の冒頭5秒にロゴが入ってしまう。
などの機能制限がかけられています。
これから本格的に動画投稿をしていきたいなら、正直に言って無料体験版は使用しにくいのでおすすめしません。
あくまで、どんな感じで動画編集が行えるのか確認するために使用して下さい。
機能制限を解除して自由に編集を行いたいのであれば、料金を支払って製品版を購入する必要があります。
ですが、PowerDirectorには様々なエディションが発売されており、2024年6月時点では、
・PowerDirector 2024 Standard
・PowerDirector 2024 Ultra
・PowerDirector 2024 Ultimate
・PowerDirector 2024 Ultimate Suite
・PowerDirector 365
・Director Suite 365
この6つのエディションが発売されています。
それぞれの製品の特長について詳しく解説するとものすごく長くなってしまうので、製品版の購入を検討している人は以下のリンクから詳細情報をチェックしてみてください!
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>>PowerDirectorの各エディションの特徴や違いを確認する!
PowerDirectorの公式サイトをチェックして判断したい人は、以下のバナーから詳細情報をチェックしてください!
まとめ
今回は、PowerDirector365での動画出力方法(書き出しやり方)を解説しました!
PowerDirectorの使い方をまとめたページを作成しているので、編集方法などのやり方が分からない場合はチェックしてみてください!
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>>PowerDirector365の使い方まとめページを確認する!
ちなみに、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営していますが、両方のチャンネルとも収益化の条件である、
・直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上
この条件をクリアしており、収益化もしています。
特に「しふぁの作業部屋」ではたった4ヶ月間・3日に1本動画を投稿するだけで収益化する事ができたので、その時のノウハウをまとめた記事をnoteにて販売しております。
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