このページでは配信で大声を出した時だけVoicemodのボイスフィルターがかかるOBSの設定方法を解説しています。
OBSを使用してゲーム配信を行っている人もいると思いますが、この設定を行えばより一層盛り上げることができるので参考にしてみてください。
🔽Voicemodの各機能の情報や他の通話ソフト・ゲームで使用する方法、困った時の対処法についても解説しています!
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Voicemod側の設定確認
まずはVoicemod側の設定確認を行っていきます。
実際にVoicemodを起動したら、画面左の欄にある歯車マークの「設定」をクリックしてください。
次に現在使用しているマイクとヘッドホンがVoicemodで選択されているのか確認して下さい。
次にその下にある「詳細設定」をクリックすると、
ノイズゲートの設定が初期設定ではオンになっています。
ノイズゲートは一定の音量を下回るノイズが全て消音される設定ですが、オンにしていると声が途切れる場合があるのでオフに変更してください。
OBS Studio側の設定方法
次にOBS側の設定を行っていますが、録画や配信で通常のマイク音声が正常に収録できている前提で解説していきます。
基本的なマイク設定ができていないのであれば、先にマイク設定を行ってから解説内容を確認してください。
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>>OBSでの基本的なマイク設定方法を確認する!
また、設定の調整方法も少し難しく、同じように設定してもあなたの環境によっては上手くいかない場合があります。
必ず細かい微調整を行う必要があるので、この点はあらかじめご了承ください。
それでは解説しますが、OBSの画面右下にある「設定」をクリックしてください。
次に画面左にある「音声」をクリックし、マイク音声に普段使用しているマイクが設定されていることを確認してください。
次にマイク音声2に「マイク (Voicemod Virtual Audio Device (WDM))」を設定してください。
設定できたら「OK」をクリックしましょう。
次にVoicemodでボイスフィルターをかけた音声が少し遅延しており、通常の声とのタイミングがずれてしまうので、通常の音声を収録しているマイクに音声遅延をかけていきます。
音声ミキサーの欄の下にある歯車マークの「オーディオの詳細プロパティ」をクリックしてください。
次に通常の声を収録しているマイクの同期オフセットを「100ms」に設定してください。
ちなみに、使用するマイクによっては、もう少し遅延時間を少なくしたり、多くしないといけない可能性もあります。
実際にテストを行って音声がズレているなと思った場合は、この設定を再調整するようにして下さい。
設定できたら「閉じる」をクリックしましょう。
次に音声ミキサーの項目にある「マイク」の縦3点マークをクリックして、「フィルタ」をクリックしてください。
次に画面左下の「+」をクリックし、「コンプレッサー」をクリックしてください。
すでにコンプレッサーを追加していたのであれば、この操作は不要なので、すでに追加しているコンプレッサーをこの後調整していきます。
コンプレッサーをクリックするとフィルタ名を入力できる画面が表示されますが、特に変更せずに「OK」をクリックしてください。
次にコンプレッサーの調整を行いますが、
・しきい値:-60.00dB
・アタックタイム:1ms
・リリースタイム:40ms
・出力ゲイン:0.00dB
・サイドチェイン/ダッキングソース:マイク2
にひとまず設定してください。
詳しく解説しますが、サイドチェイン/ダッキングソースにマイク2を設定すると、マイク2の音声(ボイスフィルターの音声)が入ってきたときにコンプレッサーが機能するようになります。
実際にしきい値よりも大きい音だったら、しきい値より飛び出した音を比率で設定した数値で圧縮します。
つまり、通常の声が小さくなって、ボイスフィルターの音声がより聞こえやすくなるということです。
次にアタックタイムはマイク2の音声が入ってきたときに、コンプレッサーが機能するまでの時間で、リリースタイムはマイク2の音声が無くなった時にコンプレッサーが機能停止するまでの時間になります。
自分が実際に検証した結果としては、この数値が余計な音が入りにくかったり、途切れにくかったので、ひとまずこの数値で設定してもらえたらと思います。
出力ゲインは調整する必要が無いので、初期設定の0.00dBのままでOKです。
設定できたら「閉じる」をクリックしましょう。
次にマイク2の縦3点マークをクリックして「フィルタ」をクリックしてください。
次に画面左下にある「+」をクリックして「ノイズゲート」をクリックしてください。
次にフィルタ名を入力できる画面が表示されますが、特に変更せずに「OK」をクリックしてください。
次にノイズゲートの設定を行いますが、
・開放しきい値:-2.00dB
・動作開始時間:1ms
・保持時間:500ms
・解除時間:100ms
にひとまず設定してください。
詳しく解説しますが、大きな声を出したときだけボイスフィルターで声を変えたいので、開放しきい値を「-2.00db」に設定し、これよりも大きな声を出さないと配信や録画に音声が入らない設定にしています。
ただ、この設定は使用しているマイクの音量設定やVoicemod側の音量設定、自分の声量、マイクの位置によって設定する数値が変わってきます。
今回の開放しきい値の数値は自分の環境での最適な数値であり、実際にあなたが同じように設定しても上手くいかない場合があるので注意してください。
実際にテスト配信などを行いながら、自分の環境での最適な数値を見つけてもらえたらと思います。
閉鎖しきい値については、開放しきい値よりも-10.00dBほど低い数値で設定してもらえれば、音声が上手く入るようになったので、この基準で設定してください。
動作開始時間や保持時間、解除時間については、この数値が余計な音が入りにくかったり、途切れにくかったので、ひとまずこの数値で設定してもらえたらと思います。
設定できたら「閉じる」をクリックしてください。
実際にテスト配信をしてみよう!
設定が行えたらVoicemod側で好きなボイスフィルターを選択し、テスト配信を行って確認してみましょう!
今回は「Magic Chords」のボイスフィルターを選択してテストしていきます。
ちなみに、このチャンネルではOBSでYouTubeやTwitchで配信する設定のやり方も解説しています。
まだ配信設定ができていないのであれば、概要欄に記載しているリンクから設定方法を確認してみてください!
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>>OBS StudioでのYouTube配信のやり方
それでは実際に撮影した映像をお見せするので、どのような感じになるのか確認してみてください。
はい、どうだったでしょうか?
大声を出したときだけボイスフィルターがかかるので、普通の声で配信や録画をするよりも特徴的で面白い動画にすることが可能です。
ただ、使用しているマイクの音量設定やVoicemod側の音量設定、自分の声量、マイクの位置によっては、大声で話していないのにボイスフィルターの音声に切り替わってしまったり、入れ替わりが激しくなって聞き取りづらくなる場合があります。
その時は各種音量の調整やマイクの位置調節を行ったり、開放しきい値の数値を変更して、本当に大声を出したときだけボイスフィルターの音声に切り替わるように調整してください。
実際にテスト配信を行いながら、自分の環境での最適な数値を見つけてもらえたらと思います。
まとめ
今回は大声を出した時だけVoicemodのボイスフィルターがかかるOBS設定方法を解説しました!
ちなみに、Voicemodの各機能の情報や他の通話ソフト・ゲームで使用する方法、困った時の対処法についても解説しているので、以下のリンクからチェックしてみて下さい!
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>>Voicemodの使い方まとめページを確認する!
あと、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営していますが、両方のチャンネルとも収益化の条件である、
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