Filmoraでグリーンバックを透過させるクロマキー合成を行いたいけど、やり方がわからない悩んでいませんか?
このページを確認すればクロマキー合成の基本的な方法を理解できますし、クロマキーすら何なのかわからない初心者さんのために撮影方法についても確認できます。
クロマキー合成を使えば他の動画や画像の中に自然に合成できるので、映像が凝った面白い動画を作りたいのであれば、やり方をしっかりと確認していきましょう。
ちなみに「しふぁの作業部屋」という動画投稿者・配信者向けのチャンネルも運営しているので、気になる人はチェックしてみてください。
🔽Filmoraの使い方をもっと知りたい場合は、こちらの使い方まとめページを要チェック!
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>>Filmoraの使い方まとめページを確認する!
動画でも解説しています
事前知識/準備する物/撮影方法
クロマキー合成のやり方を解説する前に、事前知識や準備する物、撮影方法から解説していきます。
もしもクロマキー合成するための動画をすでに準備できているというのであれば、上記目次の「Filmoraでクロマキー合成するやり方」に移動して確認して下さい。
まずは事前知識から解説しますが、そもそもクロマキー合成とは動画や画像内にある特定の色を選択してその色の部分を透過させ、そこに別の映像を重ねて合成できる編集方法となっています。
クロマキー合成では緑色の背景のグリーンバックや、青色の背景のブルーバックで撮影した動画や画像を使用するのが基本となっていますね。
なぜグリーンバックやブルーバックで撮影するのかというと、人の肌の色は色相環で言うとオレンジに近くなっています。
赤色や黄色といった肌の色に近い色を使用すると、クロマキー合成で上手く切り抜けないといった事が発生するんですよね。
なので、オレンジの補色(色相環で正反対に位置する関係の色)となる青色がクロマキー合成時に使用されるようになっています。
ただ、ブルーバックで撮影すると肌が青ざめて見えてしまうので、それを防ぐために少し黄色に寄せたグリーンバックの方が良く使用されています。
他にもグリーンバックの方がノイズが少なかったり、少ない照明でも明るくなるといった理由もあってグリーンバックが一般的になっていますね。
なので、クロマキー合成するための実写映像を撮影したいのであれば、このようなグリーンバックを購入して撮影するのがおすすめです。
グリーンバックを購入するお金が無くて少しでも安く済ませたいのであれば、百均などに行くと緑色のはぎれが200円くらいで販売されています。
こちらを使って自作のグリーンバックを作成するのもおすすめですね。
「グリーンバック 百均」というようにググれば、自作している人のブログや動画を確認できるので、予算が少ない人や自作でも大丈夫な人は百均を利用するとものすごく安く済みます!
興味がある人はチェックしてみて下さい。
あと、グリーンバックやブルーバックを使用して撮影する時の注意点が3つあります。
1つ目は背景の色に近い服装や小道具を使用して撮影すると、その部分も透過されてしまうので綺麗な映像に仕上げる事ができません。
クロマキー合成するための動画や画像を撮影する場合は、着ている服や身の回りの物の色に注意して下さい。
2つ目の注意点はグリーンバックやブルーバックとの距離が近すぎると、光の反射の影響で自分の服にその色が反射してしまい、クロマキー合成するとその部分が少しだけ透過されて綺麗な映像になりません。
なので、撮影する時はグリーンバックやブルーバックから少し離れた位置から撮影するようにして下さい。
3つ目の注意点はグリーンバックやブルーバックにしわが付いていると影ができてしまって、その部分だけ綺麗な映像にならない事もあります。
アイロンが使用できるのであれば、しっかりとシワは伸ばした状態で撮影するようにしましょう。
ちなみに、自分の場合はVチューバーとしても活動しているので、このようにOBSにキャラクターを映し、背景をグリーンにした状態で撮影しています。
OBSを使って録画したいけどやり方がわからない人は、実写映像の録画設定方法を解説したページのリンクを記載しておくのでチェックしてみて下さい!
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>>OBSの録画設定で実写映像を1080p/60fpsで撮影する方法を確認する!
Filmoraでクロマキー合成するやり方
それではここからはFilmoraでクロマキー合成するやり方を解説していきます。
ちなみに自分はFilmora X(フィモーラ10)を使用しているので、Filmora Xでのやり方を解説します。
他のFilmora製品を使用している場合は実際の画面と異なる場合もあるので予めご了承ください。
実際のやり方ですが、タイムライン上のビデオトラックにグリーンバックで撮影した動画や画像をドラッグ&ドロップします。
次に、動画や画像の上で右クリックして「グリーンスクリーン」をクリックしてください。
すると、緑色の部分が透過されます。
あとは合成したい動画や画像を背景に入れてあげて、サイズ調整や位置調整を行ってあげればOKです!
ちなみに、ブルーバックの動画や画像をクロマキー合成する場合は、画面左上の編集画面内にある「カラーを選択」のスポイトマークをクリックし、
プレビュー画面内のブルーバックの部分をクリックすると、
このように背景を透過させることが可能です!
ほとんどの場合はこれだけの作業で綺麗にクロマキー合成ができますが、オフセットや許容量、エッジの幅やエッジフェザーという項目を調整して自分で微調整する事も可能です。
実際にプレビューを見ながら各項目を調整すれば、どのように変化するのかわかるのでやってみて下さい。
グリーンバック無しで被写体の背景を透過させる方法
ここまでFilmoraでクロマキー合成するやり方を解説してきましたが、関連知識としてグリーンバック無しで被写体の背景を透過させる方法を解説しておこうと思います。
この方法を行うにはAIポートレートアドオンという機能を使用するのですが、Filmoraのバージョン10.5以降に追加された新機能となっています。
AIポートレートアドオンはFilmoraの製品版を購入していても、追加オプションとして別途購入する必要があるので注意して下さい。
ただ、無料でお試しする事もできるので、実際にやり方を確認した後に購入を検討する・しないを決めてみて下さい。
それではタイムラインのビデオトラックに動画を入れた状態で解説していきますが、
画面左上にある「エフェクト」の項目をクリックしてください。
次に画面左の欄にある「AIポートレート」の項目をクリックしてください。
すると、このような画面が表示されますが、被写体の背景を透過させたい場合は「セグメンテーション」というエフェクトを使用するので、
これを動画にドラッグ&ドロップして下さい。
もしも、AIポートレートアドオンを追加オプションとして購入していない場合はこのような画面が表示されますが、「無料で体験」をクリックする事で機能をお試しできるのでこちらをクリックしましょう。
すると、動画内の被写体を自動で検知して背景を透過してくれます。
実際に編集前と編集後を比べてみるとこのようになります。
プレビューを確認するとわかりますが、手前の人物だけ表示させたいのに奥にいる人が映り込んでしまったり、被写体の輪郭がぼやけて表示されてしまったりと、現時点では精度がちょっとイマイチという感じですね。
まだ新しく追加された新機能なので、今後のアプデによる精度向上を期待しておきたいですが、現状ではグリーンバックを使用して撮影した後にクロマキー合成を行った方が綺麗な映像に仕上がります。
グリーンバックを使用していない映像の背景をどうしても透過させたい場合に、AIポートレートアドオンを使用する事を検討してみて下さい。
ちなみに、AIポートレートアドオンでは被写体の周りに境界線を入れられるボーダーや、
グリッヂなどの特殊な演出も入れる事ができます。
これらも気になる人は、実際に使用して確認してみて下さい。
まとめ
今回は、Filmoraでのクロマキー合成のやり方はもちろん、撮影方法といった初歩的な事から、AIポートレートアドオンという新機能についても解説しました!
ちなみに、このブログではFilmoraでの動画編集方法を解説したページを複数作成しています。
それらをまとめたページを作成しているので、Filmoraでの編集方法をもっと知りたいと考えている人はこちらのリンクからチェックしてみて下さい!
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>>Filmoraの使い方まとめページを確認する!
また、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営していますが、両方のチャンネルとも収益化の条件である、
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