コスパが良くてゲーム実況などにおすすめのマイクとしてブログや動画で紹介されている事の多いSONYのECM-PCV80Uですが、
「実際の所はどんな性能で・どんな音質になっているの?」
「本当にコスパの良いマイクなの?」
と、気になっている人も多いのではないでしょうか。
ちなみに自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルや「しふぁの作業部屋」というYouTubeチャンネルを運営していますが、このマイクを実際に購入して約2年くらいは動画撮影や生配信を行っていました。
※ちなみに現在はSHUREのMV7というマイクを使用しています。(レビューはこちら)
その中で気になる点はもちろん、使い方に関しても熟知しているので、今回はSONYのECM-PCV80Uの使用レビューと使い方をあなたにわかりやすく届けていこうと思います!
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SONY ECM-PCV80Uの仕様とスペック
まずはSONY ECM-PCV80Uの仕様とスペックがわからない人もいるかもしれないので、わかりやすいように一覧にしてみました。
>>SONY ECM-PCV80Uの製品情報ページはこちら!
ECM-PCV80U | |
---|---|
マイク形式 | コンデンサーマイク |
指向特性 | 単一指向性 |
接続方法 | USB Audio Box使用時はUSB接続 USB Audio Box非使用時は金メッキ3極ミニプラグ接続 |
正面感度 | -40dB±3.5dB |
出力インピーダンス | – |
周波数特性 | 80-15,000Hz |
本体出力コネクター | キャノン XLR-3-12Cタイプ |
コード/出力コネクター/長さ | 金メッキ3極ミニプラグ/約2m |
使用電池連続持続時間 | プラグインパワー方式 |
大きさ(最大径×全長㎜) | 約43×160(マイク部) 約100×120(スタンドベース径×高さmm) |
グリップ径(直径) | 約21-40㎜ |
質量 | マイクロホン本体:約300g(マイクコード含む) マイクホルダー・テーブルスタンド組込時:約360g USB Audio Box:約38g(専用ケーブル含む) |
付属品 | マイクコード、マイクホルダー、テーブルスタンド、 USB Audio Box、専用USBケーブル |
重要な部分だけ軽く説明すると、マイク形式はコンデンサーマイクで、指向特性は単一指向性という前面での感度が高い(音を拾いやすい)マイクとなっています。
接続方法はUSB Audio Boxという付属品を使用するとUSB接続する事ができ、USB Audio Boxを使用しない場合は金メッキ3極ミニプラグで接続可能です。
あと、一般的なコンデンサーマイクは-40dB~-30dBの感度の製品が多く、感度が高いほどマイクで拾える音の幅が広くなりますが、このマイクの感度は-40dB±3.5dBとなっているので、一般的な時もあればちょっと低めの時もあるというように振れ幅があります。
ちなみに、マイク本体にゲインといった音量を調整できる機能や、コンプレッサーといった機能は搭載されておらず、”ただマイクを接続して収録する”というだけのシンプルなマイクとなっていますね。
付属品としてはマイクコード、マイクホルダー、テーブルスタンド、USB Audio Box、専用USBケーブルが付属されています。
SONY ECM-PCV80Uの使い方
それではSONYのECM-PCV80Uの使い方を解説していこうと思いますが、
・PCでの設定方法
という流れで解説していきます。
組み立て/接続方法
まずはECM-PCV80Uを組み立ててPCに接続していきます。
付属品にUSB Audio Boxがあるので、それにマイクからの金メッキ3極ミニプラグを接続してください。
そして、反対側に専用USBケーブルを接続してPCにUSB接続しましょう。
ちなみに、USB Audio Boxを間に挟むことでPCノイズの影響を受けにくくなり、クリアできれいな音質で収録することが可能になります。
各接続が終わり、付属のマイクホルダーとテーブルスタンドを使ってみるとこんな感じになります。
マイクホルダーは高さ調整はできないので、高さを上げたい場合はテーブルスタンドの下に台の代わりになる物の上に置いたり、マイクアームを購入して設置するようにしてください。
ちなみに、上下の傾き調整はできるようになっているので、実際に使用する場合は好きな角度に調整してみて下さい。
PCでの設定方法
マイクをPCに接続できたら、PC側のマイク設定を行いましょう。
ちなみに、自分はWindows10を使用しているので、Windows10でのやり方を解説していきます。
まずはデスクトップ画面の左下にある検索窓に「コントロールパネル」と入力してコントロールパネルを表示させてください。
すると、このような画面が表示されますが、「ハードウェアとサウンド」をクリックします。
次に「オーディオデバイスの管理」をクリックします。
このような画面が表示されますが、画面上にある「録音」タブをクリックしてください。
その中に「マイク UAB-80」というのがあるのでチェックが付いているのを確認して下さい。
もしもチェックが付いていないのであれば、クリックして選択した後に「既定値に設定」をクリックすればチェックマークが付きます。
次に「マイク UAB-80」の上で右クリックして「プロパティ」をクリックしてください。
このような画面が表示されますが、画面上にある「レベル」タブをクリックします。
すると、マイクの音量調整ができるようになっているので「100」に調整したら「OK」をクリックしましょう。
この画面に戻ってくるので「OK」をクリックしてください。
これでPCでのマイク音量調整はOKです!
実際のマイク音声とレビュー(感想)
マイクを使う準備ができたので、実際にECM-PCV80Uを使用してマイク音声を確認してみます。
参考動画は確認してみましたか?
この動画はOBSというキャプチャーソフトを使用して録画しましたが、何も設定していない初期設定のまま撮影しています。
声自体は綺麗に撮れていますが、「サァーー」というホワイトノイズが入っているので、気になった人もいるのではないでしょうか?
次にOBSでノイズ抑制やコンプレッサーといった設定を行った時のマイク音声を確認してみて下さい。
初期設定のままのマイク音声と比べるとホワイトノイズが無くなり、音声もよりクリアに聞こえるようになりましたね。
重低音に関してはちょっと弱いかなという印象ですが、3,000円台のマイクと考えると十分コスパは良いと思います。
ちなみに、OBSで実際に行ったマイク設定のやり方は、こちらのリンクのページから確認する事ができるのでチェックしてみて下さい!
check!
>>OBSでのマイク設定方法を確認する!
ただ、この結果を見た時に、OBSのようなキャプチャーソフト側でマイクのノイズ抑制やコンプレッサーといった設定をできるのなら十分使用することはできますが、設定できないキャプチャーソフトの場合はホワイトノイズが入ってしまします。
あと、録画や配信はしなくても、PCゲーム内のボイスチャットやZoomといったオンライン会議用に使用したい人もいると思いますが、その場合もホワイトノイズを除去する事ができないので注意してください。
さらに、PS4で録画したり、ブロードキャストで配信したり、フレンドとのボイスチャットをする時に使用したい人もいると思いますが、Amazonの口コミなどを見てみると、PS4に接続した時に「ピーー」という電子音みたいなのが入ってしまうという口コミを見たので実際に確認してみました。
聞いてみるとわかりますが、PCのOBSで初期設定のまま録画した時よりもノイズがキツイですし、「ピーー」という音も入っています。
声は綺麗に撮れている事もあって、これは非常に勿体ないですね…
PS4にこのマイクを使用するのはあまりおすすめできないので注意してください。
あと、長年使っていて気になった点としては、マイクと口の距離が近すぎると色々不都合な事が起きやすいという点です。
このマイクには防風キャップが付いていないので、マイクと口の距離が近いと「ぼふっ」とか「ぼうっ」というようなポップノイズが入りやすくなっています。
なので、マイクと口の距離をある程度離す事はもちろんですが、自分がこのマイクを使用する時は防風キャップを新しく購入してこのように装着して使用していました。
ポップノイズを不快に思う人も多いので、個人的にはECM-PCV80Uを購入するのならセットで購入するのをおすすめします!
実際に購入した防風キャップを載せておくのでチェックしてみて下さい。
※追記情報:自分が実際に購入した製品が販売終了していたので、同じサイズの別商品のリンクに変更しています。(外径60mm、内径40mm、長さ70mm)
あと、マイクと口の距離が近いと、口を開けた時や舌を動かした時の「クチャッ」という音が入りやすくなっています。
これはコンデンサーマイクという事もあって繊細な音を拾いやすいという特徴があり、このような事が起こってしまいます。
なので、こちらもマイクと口の距離をある程度離す事はもちろんですが、OBSなどのマイク設定でノイズ抑制をしっかりと設定してから使用するようにしてください。
ここまで詳しい感想を言ってきましたが、このECM-PCV80Uというマイクは、
このような人におすすめのコスパの良いマイクとなっています。
ホワイトノイズなどの欠点もあるので、それも確認したうえで購入するようにしてください!
まとめ
今回は、SONYのECM-PCV80Uの使用レビューはもちろん、使い方についても解説しました!
ちなみに、もっとお金をかけても良いからより高音質なマイクを使用したかったり、ゲーム内のボイスチャットやZoomといったオンライン会議用として高音質なマイクが欲しい人もいるのではないでしょうか?
自分も実際にそう思ってECM-PCV80Uは約2年くらい使用していましたが、現在ではSHURE MV7というマイクに買い換えて使用しています。
こちらから実際に購入して使用してみたレビューや使い方を確認する事ができるので、気になる人はチェックしてみて下さい!
check!
>>SHUREのMV7のレビューと使い方を確認する!
あと、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営していますが、両方のチャンネルとも収益化の条件である、
・直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上
この条件をクリアしており、収益化もしています。
特に「しふぁの作業部屋」ではたった4ヶ月間・3日に1本動画を投稿するだけで収益化する事ができたので、その時のノウハウをまとめた記事をnoteにて販売しております。
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