例えばOBSを使ってゲーム実況をやりたい人もいると思いますが、
・カメラを使って自分の姿が全画面で映ったシーン
・ゲーム画面は全画面で自分の姿は円形のワイプで映っているシーン
というようにやりたい人もいるのではないでしょうか?
ちなみに、通常の四角形のワイプで自分の姿を映すのであれば、画面サイズをイジっても設定内容が共有されないので簡単に設定する事ができます。
しかし、円形のワイプにする場合はフィルタ設定で円形のマスクを指定してあげる必要がありますが、違うシーンのソースに同じカメラ映像を入れていると同じフィルタ設定が共有されてしまうので、全画面で表示させているカメラ映像の方も円形になってしまいます。
今回は、YouTubeの動画のコメントでこのようなお悩みを頂いたので、OBSでカメラ映像を全画面↔円形ワイプと切り替えて表示させる方法について解説していきます!
🔽OBSの使い方を全てまとめたページはこちら!
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動画でも解説しています
円形ワイプにするための型を準備
それではまず最初に、円形ワイプにするための型を準備していきます。
ちなみに、実際の型の作り方を解説しても良かったのですが、必要なソフトが準備できない人もいるかもしれないので、これに関しては自分が作成した型を使ってもらえたらと思います。
以下のリンクをクリックすると、緑色の画像の真ん中が円形に切り抜かれたpng形式の画像が表示されます。
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円形ワイプにするための型のダウンロードはこちら!
画像が表示されたら右クリックし、「名前を付けて保存」をクリックして管理しやすい所に保存してください。
OBS側の設定
次にOBS側の設定方法を解説していきます。
まずはカメラの映像を全画面で表示させていきますが、わかりやすいようにシーンの名前を「カメラ全画面」という名前に変更しておきましょう。
(シーンの上で右クリックして「名前を変更」をクリックする事で変更することが可能です。)
シーンの名前を変更できたら、ソースの欄の「+」をクリックして「映像キャプチャデバイス」をクリックしてください。
すると、ソースを作成/選択という画面が表示されます。
今回は名前がわかりやすいように「カメラ映像」と名前を付けたら「OK」をクリックしてください。
すると、プロパティの画面が表示されますが、デバイスの欄に使用しているカメラを選択してください。
自分の場合はWEBカメラを使用しているので「USB Live camera」を選択する事で映像が映りますが、他のカメラを使用している場合は違う名前になっている可能性があるので注意して下さい。
(あと、自分は顔出しを行っていないので、コントローラーを顔と見立てて解説していきます。)
ちなみに、自分はこちらのWEBカメラを使用しているので、気になる人はチェックしてみて下さい!
(1080p/60fpsで映すことができるUSB接続のWEBカメラです。)
次に解像度/FPSタイプを「カスタム」に変更し、解像度を「1920×1080」に設定します。
解像度の設定に関しては使用しているカメラによって出力できる解像度が違ってくるので、お使いのカメラに合わせて解像度を設定するようにして下さい。
設定できたら「OK」をクリックしましょう。
すると、OBSの画面にカメラの映像が映ります。
もしも、画面いっぱいに映像が表示されていない場合は、映像の周りにある赤枠の■をドラッグしてサイズ調整して下さい。
次に作成したシーンの上で右クリックして「複製」をクリックしましょう。
すると、シーン追加という画面が表示されますが、今回はわかりやすいように「円形ワイプ」と名前を変更したら「OK」をクリックしてください。
すると、「カメラ全画面」と全く同じソース内容の「円形ワイプ」というシーンを作成する事ができました。
次に「円形ワイプ」のソースの欄の「+」をクリックして「画像」をクリックしてください。
すると、ソースを作成/選択という画面が表示されますが、何も変更せずに「OK」をクリックしてください。
すると、プロパティの画面が表示されますが、「参照」をクリックして先ほどダウンロードした円形ワイプにするための型を選択したら「OK」をクリックしてください。
すると、カメラ映像の上に円形ワイプにするための型が表示されます。
次にCtrlキーを押しながらソースの欄の「画像」と「カメラ映像」をクリックすると2つ選択する事ができます。
その状態で右クリックして「選択したアイテムのグループ化」をクリックしてください。
すると「グループ化」というフォルダが作成され、フォルダ内に「画像」と「カメラ映像」が入ります。
もしも「グループ化」のフォルダ内に入っていないなら、「画像」や「カメラ映像」をドラッグ&ドロップしてフォルダ内に入れるようにして下さい。
次に「グループ化」の上で右クリックして「フィルタ」をクリックしてください。
すると、フィルタの画面が表示されますが、画面左下にある「+」をクリックして「クロマキー」をクリックしてください。
次にフィルタ名を決める画面が表示されますが、特に変更せずに「OK」をクリックしましょう。
すると、このような画面が表示されますが、色キーの種類が「緑」になっている事を確認し、上のプレビューを見ても変な所が透過されていない事を確認できたら「閉じる」をクリックしてください。
すると、カメラの映像を円形に切り抜くことができました!
次に「グループ化」を選択した状態でサイズ調整と位置調整を行ってください。
あとは、「円形ワイプ」のシーンにゲーム画面を映すソースを入れれば、
・ゲーム画面は全画面で自分の姿は円形のワイプで映っているシーン
この2つを作成する事ができます。
カメラを使って自分の姿が全画面で映ったシーン↓↓↓
ゲーム画面は全画面で自分の姿は円形のワイプで映っているシーン↓↓↓
さらに、「グループ化」の目のマークをクリックする事で、
というように画面を切り替える事ができるので、
・カメラを使って自分の姿が全画面で映ったシーン
・ゲーム画面は全画面で自分の姿は円形のワイプで映っているシーン
この3つの画面を作ることができます!
もちろん、新しいシーンとして「ゲーム画面だけのシーン」を作成するのも全然アリですね。
(円形ワイプのゲーム画面を映しているソースをコピーして貼り付けるだけ)
この方法ならばシーントランジションをかけながら画面を切り替える事ができるので個人的におすすめです。
まとめ
今回は、OBSでカメラ映像を全画面↔円形ワイプと切り替えて表示させる方法について解説しました。
OBSで録画や配信をする時の設定方法や、BGMや画像を追加する方法などの使い方を全てまとめたページを作成しているので、OBS関連で気になる情報がある場合はこちらからチェックしてみて下さい!
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