「PowerDirectorで動画や文字、画像を拡大/縮小させたいけどやり方がわからない…」
と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
拡大/縮小を使いこなすことができれば、動画内にアクセントを加える事ができますし、小さくて細かい所を見やすくすることができるので、動画編集するのであれば覚えておきたい編集方法となっています。
ちなみに、自分はYouTubeで「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルや「しふぁの作業部屋」というチャンネルを運営していますが、それらのチャンネルに投稿する動画は全てPowerDirectorを使用して編集しています。
使い方に関しては熟知しておりますので、今回は実際の経験を元に、PowerDirectorで動画や文字、画像を拡大/縮小させる方法について解説していきます!
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🔽初心者でもわかりやすいと評判のPowerDirectorでの編集方法をまとめたページもチェックして、使い方をマスターしよう!
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動画でも解説しています
PowerDirectorで動画を拡大/縮小させる方法
それではまず最初に、PowerDirectorで動画を拡大/縮小させる方法を解説していきます。
ちなみに、このページはPowerDirector 365での画面を元に解説していきます。
PowerDirector 365は常に最新版となっており、PowerDirector 15、16、17、18、19を使用している場合は画面の仕様が異なる場合があるので予めご了承ください。
ちなみに、PowerDirectorをまだ購入していない人や無料体験版からアップグレードしたい人もいると思いますが、こちらから購入方法とインストール方法を確認する事ができるので、やり方がわからない場合はチェックしてみて下さい!
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>>PowerDirector(製品版)の購入方法とインストール方法を確認する!
それではやり方を解説していきますが、拡大や縮小をしたい動画を選択すると「ツール」という項目が表示されるのでこちらをクリックすると、
「切り抜き/ズーム/パン」という項目があるのでこちらをクリックします。
すると、このような編集画面が表示されます。
画面下のスライダーを確認すると、◇マークのキーフレームと、現在位置を表す△マークがあります。
ちなみにキーフレームとはエフェクトの設定値を記録できるものとなっており、途中で設定値を変更することで変化を加える事ができる編集点のような物と思っておいてください。
このキーフレームが選択されてる時に拡大や縮小などの編集データを入力することが可能となっており、ズレていると編集データを入力できないので覚えておきましょう。
実際に拡大や縮小を行うやり方を解説していきますが、キーフレームが選択されている状態になっていると画面内に□が付いた枠が表示されます。
この□をドラッグしながら移動させることで、拡大や縮小を行うことができます。
ちなみに、編集画面の右上にプレビューが表示されるので、確認しながら表示領域を調整していきましょう。
あと、表示領域の枠を移動させたい場合は、中央にある青い○をドラッグする事で移動させることが可能です。
ちなみに、拡大/縮小の「幅」や「高さ」の項目の数値を調整すれば、指定した大きさに拡大や縮小を行うことができますし、
縦横比を「フリーフォーム」に設定すれば縦横比を無視して拡大や縮小を行うことができるので覚えておきましょう!
ただ単純に、拡大や縮小を行うだけならばこの設定だけで大丈夫なので、あとは「OK」をクリックして編集を確定して下さい。
時間経過で拡大や縮小を行う方法
中には時間経過で拡大や縮小を行いたい人もいると思うので、そのやり方を解説していきますが、
・動画の途中から拡大/縮小する方法
この2つの方法を解説していきます。
動画の最初から最後にかけて拡大/縮小する方法
まずは、動画の最初から最後にかけて拡大/縮小する方法についてですが、動画最初の◇マークのキーフレームは初期の状態のまま何も設定を行わなくて大丈夫です。
次に現在位置を表す△マークを動画の最後まで移動させたら、「◇+」のマークをクリックしてください。
すると、◇マークのキーフレームが追加されます。
あとは画面内の□をドラッグして拡大や縮小を行ってみましょう。
実際に再生してみると、以下の動画のような動きになります。
これで大丈夫なら「OK」をクリックして編集を確定しましょう!
動画の途中から拡大/縮小する方法
次は動画の途中から拡大/縮小する方法についてですが、動画最初の◇マークのキーフレームは初期の状態のまま何も設定を行わなくて大丈夫です。
そして次に、動画の最初と同じ画面サイズのまま再生したい所、いわゆる拡大や縮小を始めたい所に現在位置を表す△マークを移動させて「◇+」のマークをクリックしてください。
次に拡大や縮小しきった所を指定したいので、△マークを移動させて「◇+」のマークをクリックしてください。
あとは画面内の□をドラッグして拡大や縮小を行ってみましょう。
実際に再生してみると、以下の動画のような動きになります。
これで大丈夫なら「OK」をクリックして編集を確定しましょう!
PowerDirectorで文字を拡大/縮小させる方法
次に、PowerDirectorで文字を拡大/縮小させる方法を解説していきます。
まずは、タイトルルームから好きなテキストをドラッグしてタイムライン上にドロップしてください。
次に、タイトルをクリックして選択したら「デザイナー」という項目が表示されるのでこちらをクリックします。
もしくはタイトルの上でダブルクリックでもOKです。
すると、タイトルデザイナーという画面が表示されます。
ただ単純に文字を拡大/縮小したいのであれば、画面左の欄にある文字サイズの数値を調整したり、
文字枠の角や辺の中央にある○をドラックして移動させることで拡大や縮小をする事ができます。
ちなみに、通常ならば角の○をドラックすると縦横比を維持したまま拡大/縮小ができますが、Shiftキーを押しながらドラッグする事で縦横比を無視して拡大/縮小する事ができます。
また、辺の中央にある○をドラックすると縦のサイズのみ・横のサイズのみを変更できますが、Shiftキーを押しながらドラックすると縦横比を維持したまま拡大/縮小することが可能なので覚えておきましょう。
時間経過で文字が徐々に大きく/小さくなる設定
次に時間経過で文字が徐々に大きくなったり、小さくなったりするように設定したい人もいると思うので、そのやり方を解説していきますが、
・テキストの途中から拡大/縮小する方法
この2つの方法を解説していきます。
テキストの最初から最後にかけて拡大/縮小する方法
まずは、テキストの最初から最後にかけて拡大/縮小する方法についてですが、スタート地点にスライダーを調整したら、「オブジェクトの設定」の項目の中にある「拡大/縮小」の◇マークをクリックしてください。
もしくは画面下の欄にある「拡大/縮小」の◇マークをクリックしても構いません。
すると、ちょっと見にくいですが、タイムラインに◇マークのキーフレームが追加されます。
ここから確認する人もいるかもしれないのでもう1度解説しておきますが、キーフレームとはエフェクトの設定値を記録できるものとなっており、途中で設定値を変更することで変化を加える事ができる編集点のような物と思っておいてください。
次はテキストの最後にスライダーを調整したら、同じように◇マークをクリックしてください。
すると、タイムラインに◇マークのキーフレームが追加されます。
あとは、キーフレームを選択した状態で文字の周りにある○をドラッグして拡大や縮小をしてみましょう。
この状態で実際に確認してみるとこのようになります。
これで大丈夫なら「OK」をクリックして編集を確定しましょう!
テキストの途中から拡大/縮小する方法
次にテキストの途中から拡大/縮小する方法を解説していきます。
まずは、同じテキストサイズのまま再生したい所(拡大や縮小を始めたい所)にスライダーを移動させて◇マークをクリックしてください。
次に拡大や縮小しきった所を指定したいので、スライダーを移動させて◇マークをクリックしてください。
あとはキーフレームを選択した状態で画面内の○をドラッグして拡大や縮小を行ってみましょう。
実際に再生してみると、以下の動画のような動きになります。
これで大丈夫なら「OK」をクリックして編集を確定しましょう!
PowerDirectorで画像を拡大/縮小させる方法
次にPowerDirectorで画像を拡大/縮小させる方法を解説していきます。
まずは、メディアルームから好きな画像をドラッグしてタイムライン上にドロップしてください。
ちなみに、画像を拡大/縮小する方法としては、
・切り抜きで拡大する方法
・パン&ズームで拡大/縮小する方法
という3つの方法があります。
それぞれの方法を解説していくので要チェックです!
オブジェクトの設定から拡大/縮小する方法
まずはオブジェクトの設定から拡大/縮小する方法についてですが、画像をクリックして選択したら「ツール」という項目が表示されるのでこちらをクリックし、「PiPデザイナー」をクリックします。
もしくはタイムライン上の画像の上でダブルクリックする事でも開くことができます。
すると、このような画面が表示されますが、画面左の欄にある「オブジェクトの設定」をクリックすると拡大/縮小の設定を行えるようになっています。
このやり方は、先ほど解説した文字の拡大/縮小のやり方と同じになるので、詳しいやり方は文字の拡大/縮小のやり方を確認して下さい。
切り抜きで拡大する方法
次に切り抜きで拡大する方法を解説しますが、画像を切り抜くことになり、縮小することはできないので注意しましょう。
やり方としては、画像を選択すると「選択した画像を切り抜き」という切り抜きマークが表示されるのでこちらをクリックします。
もしくは、画像の上で右クリックして「画像の編集」の中にある「画像の切り抜き」をクリックする事でも同じ画面を開くことが可能です。
すると、このような画面が表示されます。
画面内の○をドラッグして移動させることで、画像を切り抜く範囲を決める事ができますし、縦横比を「16:9」のままで切り抜けば、画像を拡大した状態で切り抜くことが可能です。
ちなみに、画面左上にプレビューが表示されるので、確認しながら調整していって下さい。
切り抜く範囲を調整できたら「OK」をクリックして編集を確定しましょう!
パン&ズームで拡大/縮小する方法
次にパン&ズームで拡大/縮小する方法を解説していきます。
やり方としては、画像を選択すると「ツール」という項目が表示されるのでクリックし、その中にある「パン&ズーム」をクリックします。
もしくは、画像の上で右クリックして「画像の編集」の中にある「パン&ズーム」でも同じ画面を開くことが可能です。
すると、画面左上にパン&ズームの画面が表示されますが、ここでは選択した画像にモーションを加える事ができるようになっています。
今回は「拡大」という項目を使って解説していくのでこちらをクリックし、「モーションデザイナー」をクリックしてください。
すると、このような画面が表示されます。
「拡大」を選択すると、すでにキーフレームが最初と最後に追加されているので、
キーフレームを選択した状態で画像の表示位置やどれくらい拡大/縮小させるのか調整してみましょう。
実際に再生してみると、以下の動画のような動きになります。
これで大丈夫なら「OK」をクリックして編集を確定しましょう!
ちなみに、パン&ズームには他にも様々なモーションが用意されており、それぞれ選択する事で大まかな動きの設定ができて、後は微調整するだけで簡単に動きを付ける事ができるようになっています。
特にこの中にある「ユーザー定義」をクリックすると、
何も設定されていない状態から自分好みに設定する事も可能なので覚えておくと良いでしょう!
製品版を購入したいと思ったら
ちなみに、PowerDirectorの無料体験版を使用している人もいるかもしれませんが、
・利用できるテンプレートの数、エフェクトの数に制限がある。
・作った動画の冒頭5秒にロゴが入ってしまう。
などといった制限がかけられており、これから本格的に動画投稿をしていきたいのなら、正直に言って無料体験版は使用しにくいのでおすすめしません。
あくまで、どんな感じで動画編集できるのかを確認するために使用するのがおすすめです。
ちなみに自分は、「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営してますが、これらに投稿する動画はサブスクリプション版のPowerDirector 365で動画編集を行って投稿しています。
PowerDirector 365だと常に最新の状態で使用する事ができるので、新機能が追加された時や、より使いやすい新しい画面仕様になっても無料でアップデートして使用する事ができ、他のエディションと比べても機能制限が無いので快適に使用できるようになっています。
また、365ユーザーだけが無料で使用できるエフェクトなどが非常にクオリティが高く、これを使用するだけで簡単にクオリティの高い動画を作成できるので非常におすすめです!(個人的にはトランジションには感動しましたw)
もしかすると、
「無料体験版は使いにくいから製品版を購入したい!」
と考えている人もいるのではないでしょうか?
以下のリンクから自分が実際にPowerDirector 365を購入した時のやり方とインストール方法をまとめた記事を確認できるので、購入方法がわからない人はチェックしてみて下さい♪
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>>PowerDirector(製品版)の購入方法とインストール方法を確認する!
また、PowerDirector 365に関しては時期によってお得なセールも行われてます!
お得なセールが行われているのかは以下のリンクから確認できるので、購入する時はそれを見逃さないようにして下さいね♪
また、自分のブログではPowerDirectorの使い方をまとめたページを作成しており、
・購入後の初期設定方法
・初心者でもわかりやすい動画編集のやり方
・中級者以上におすすめな動画編集のやり方
・困った時の対処法
などを確認できるようになっています。
これらの情報は実際に自分が経験したことを元に作成していますし、各ページではやり方を解説した動画も一緒に掲載しています。
初心者の方でもわかりやすい内容になっているので、製品版を購入してわからない事がある場合はこちらのまとめページから知りたい情報を選択してやり方を確認してみて下さい!
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>>PowerDirectorの使い方まとめページを確認する!
まとめ
今回は、PowerDirectorで動画・画像・文字を拡大/縮小させる方法について解説しました!
ちあみに、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営していますが、両方のチャンネルとも収益化の条件である、
・直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上
この条件をクリアしており、収益化もしています。
特に「しふぁの作業部屋」ではたった4ヶ月間・3日に1本動画を投稿するだけで収益化する事ができたので、その時のノウハウをまとめた記事をnoteにて販売しております。
少しでも早く登録者数や再生回数を増やして収益化まで行きたいと考えている人にとって役に立つ情報を解説していますし、今なら購入者限定で無料で貰えるお得な特典も用意しています!
今後も特典を増やしたり、内容のアップデートも行っていく予定なので、お得なうちにチェックしてみて下さいね♪
コメント
質問失礼します。
動画の切り抜きをして、元動画の上に拡大した状態で置いたのですが、何故かエンコードやプレビュー時にボヤけてしまいます。
何か対処法はありますでしょうか?
状況を説明するために知恵袋に質問したものを貼らせていただきます。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11262535191
拡大したい部分がある程度の大きさの範囲になっているのであれば「補正/強調」→「色調整」→「シャープネス」を調整する事でぼやけている輪郭をごまかすことができますが、今回のように小さい部分を拡大してしまうと元動画の解像度が低いと映像がぼやけて表示されてしまいます。
これの対処法としては元動画を録画する時の解像度を2Kや4Kというように高解像度で録画を行うしか無いですね。
わかりました。ありがとうございます。
他の編集ソフトで頑張ります…