PowerDirector(パワーディレクター)で動画編集する時は、プレビュー画面を見ながら確認していくと思いますが、プレビュー画面が重くなってカクカクしたり、音ズレしてしまってまともに編集画面を確認できないと悩んでいませんか?
ちなみに、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルや「しふぁの作業部屋」というチャンネルを運営していますが、それらのチャンネルに投稿する動画は全てPowerDirectorを使用して編集しているので、使い方に関しては熟知しております。
なので今回は、PowerDirectorのプレビュー画面がカクカクしたり音ズレする時の4つの対処法について解説していきます!
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🔽初心者でもわかりやすいと評判のPowerDirectorでの編集方法をまとめたページもチェックして、使い方をマスターしよう!
>>PowerDirectorの使い方まとめページを確認する!
動画でも解説しています
PowerDirectorのプレビューがカクカク・音ズレする原因
まず最初にPowerDirectorのプレビューがカクカクしたり、音ズレする原因について解説していきますが、結論から言ってしまうと”PCのスペック不足”が原因です。
例えば、
・動画のエフェクトやアニメーション、タイトルの重ねすぎている
・早送りする時に再生速度を上げすぎている
このような負荷がかかりやすい編集をやっていると、重い処理を捌ききれずにプレビューの映像や音声に異常が出てきます。
また、使用しているPCのスペックが低すぎると、これらの編集をやっていなくてもプレビューがカクカクしたり、音ズレしてしまう場合もありますね。
ただ、これから紹介する対処法を行えば、処理が重い編集を行う時の負荷を軽減する事ができるので問題無くプレビューを確認する事ができるようになります。
さらに、プレビューだけでなく編集中の動作や動画として出力する時のスピードも向上するので、やり方をしっかりと確認していきましょう!
プレビューを軽くする4つの対処法
それではプレビューを軽くする4つの対処法を解説していきますが、
②シャドウファイルを作成する
③プレビュー画質を変更する
④カクつく・音ズレする部分だけ動画として出力する
これらの事について解説していきます。
ちなみに、このページはPowerDirector 365での画面を元に解説していきます。
PowerDirector 365は常に最新版となっており、PowerDirector 15、16、17、18、19を使用している場合は画面の仕様が異なる場合があるので予めご了承ください。
ちなみに、PowerDirectorの無料体験版を使用していて製品版にアップグレードしたい人もいると思いますが、こちらから購入方法とインストール方法を確認する事ができるので、やり方がわからない場合はチェックしてみて下さい!
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>>PowerDirector(製品版)の購入方法とインストール方法を確認する!
①ハードウェア アクセラレーションの設定
まずは、ハードウェア アクセラレーションの設定を行っていきます。
PowerDirectorの編集画面を表示させたら、画面左上にある「編集」をクリックして「基本設定」をクリックしてください。
次に画面左の欄の「ハードウェア アクセラレーション」をクリックして、
・ハードウェア デコーディングを有効にする
この2つにチェックを入れて「最適化」をクリックしてください。
ただ、PCにGPUが搭載されていないと、この設定はできないので注意しましょう。
すると、分析中と表示されるので、分析が終わって画面が消えたらOKです。
それぞれについて少し解説すると、
こちらに関しては、OpenCL技術というものを有効にすることで、動画として書き出す時の出力処理(書き出し)や、プレビューの処理などをCPUだけでなくGPUでも行うようになります。
なので、編集中の処理速度が向上し、プレビュー画面もサクサクと動くようになる設定となっています。
あと、
こちらに関してですが、コレをやっておくと動画を読み込ませたり、動画編集中や動画出力時の処理をGPUでも行ってくれるようになるので、処理速度が向上してサクサクと動くようになります。
ただ、先ほども言いましたが、両方ともPCにGPUが搭載されていないと設定できないので注意してください。
②シャドウファイルを作成する
次にシャドウファイルを作成する方法を解説していきます。
ちなみに、シャドウファイルとはPowerDirector内で作成される元動画よりも軽いファイルの動画となっており、この設定を有効にすると指定した解像度以上の動画がPowerDirectorに読み込まれた時に自動でシャドウファイルを生成して置き換えらます。
このシャドウファイルが作成された状態で編集を行う事で、軽い動作でサクサクと編集作業を行うことができるので、高解像度の動画を編集する時に非常におすすめです!
設定方法としては、先ほどの基本設定の画面を開き、画面左の欄にある「全般」をクリックして「高解像度の動画でシャドウファイル(プロキシ ファイル)を有効にする」にチェックを入れて下さい。
そして、シャドウファイルの解像度を「1280×720」に設定しましょう。
これで1920×1080以上の解像度の動画を読み込ませる場合に、シャドウファイルが自動的に作成されるようになります。
設定出来たら「OK」をクリックしてください。
実際にシャドウファイルが作成されているのか見分ける方法ですが、メディアルームに動画を入れた時に左下にアイコンがあると思いますが、
・緑色:シャドウファイル準備完了
このように見分ける事ができます。
もしくは、カーソルを合わせる事でシャドウファイルの状況を確認する事も可能です。
ただ注意してほしい事が2つあり、1つ目はシャドウファイルを作成している時はCPUを使用して高負荷の処理を行うので、PowerDirectorだけでなくPC全体の動作が重くなってしまいます。
暇な時間に動画を読み込ませてシャドウファイルを作成したり、シャドウファイル作成中は別の作業を行うのがおすすめです。
注意点の2つ目としては、シャドウファイルは「書き出しフォルダー」に指定した所に保存されるので状況によっては容量が圧迫されます。
基本設定の「ファイル」の欄で「書き出しフォルダー」の設定ができるようになっていますが、ここで設定した所にシャドウファイルが保存されますし、出力した動画も一緒に保存されるので、動画などの容量を取るデータはDドライブに。
さらに、管理がしやすい所を指定しておくのがおすすめです。
Dドライブが無いのなら、Cドライブ内の管理がしやすい所を指定してください。
自分が使っているPCのスペックなら、1920×1080の動画ならばシャドウファイルを生成しながらでも問題無く動画編集を行うことができます。
ただ、2560×1440の2K以上の動画を編集する場合は、シャドウファイルが作成されてから編集しないとカクついたり音ズレして編集しにくい状況になってしまうので、高解像度の動画を編集する場合はシャドウファイルを作成してから編集するのがおすすめです!
③プレビュー画質の変更
次はプレビュー画質の変更を行います。
プレビュー画質が高すぎると負荷がかかってしまうので、低スペックのPCを使っているとカクついたり音ズレしてしまうからです。
変更方法としては、プレビュー画面の上で右クリックして「プレビュー画質」を選択すると、解像度を変更する事ができるようになっています。
・プレビュー解像度(標準)
・プレビュー解像度(低)
というように解像度を下げる事で動作が軽くなるので設定してみて下さい。
ちなみに、勘違いする人もいるので念のために解説しておきますが、あくまで”プレビューの解像度”となっており、出力後の動画の解像度には影響しないので安心してください。
④カクつく・音ズレする部分だけ動画として出力する
次にカクつく・音ズレする部分だけ動画として出力する方法を解説していきます。
この方法はこれまでの対処法を行っても早送りした所やエフェクトやアニメーションなどを重ねすぎている所といった一部分だけがカクついたり・音ズレしたりする時に非常に有効な方法です。
まずは、カクついたり・音ズレする部分の最初にスライダーを合わせたら、スライダーの横にある黄色のマークにカーソルを持っていくと黄色のカーソルに変化します。
その状態になったらドラッグし、
カクついたり・音ズレする最後の所まで選択してください。
選択できたら「範囲の出力」をクリックします。
すると、出力の画面が表示されるので動画を出力して下さい。
ちなみに、出力の設定方法がわからない場合は、以下のリンクのページで自分が実際に行っている設定方法を解説しているので、気になる人はチェックしてみて下さい!
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>>PowerDirectorで動画を出力する時の設定方法を確認する!
動画を出力できたら「編集に戻る」をクリックします。
すると、メディアルーム内に出力した動画が表示されているので、「タイムライン上で選択した編集範囲」と「出力した動画」を入れ替えて確認してみましょう!
実際に「元動画(早送り)」と「出力した動画」を見比べるとこんな感じになります。(音声は削除しています)
動画のカクつきが無くなり、プレビューを確認しやすくなりました!
これでプレビューを軽くする4つの対処法は以上になりますが、使用しているPCによっては設定できない所もありますし、スペックによっては症状が改善しない場合もあるので予めご了承ください。
製品版を購入したいと思ったら
ちなみに、PowerDirectorの無料体験版を使用している人もいるかもしれませんが、
・利用できるテンプレートの数、エフェクトの数に制限がある。
・作った動画の冒頭5秒にロゴが入ってしまう。
などといった制限がかけられており、これから本格的に動画投稿をしていきたいのなら、正直に言って無料体験版は使用しにくいのでおすすめしません。
あくまで、どんな感じで動画編集できるのかを確認するために使用するのがおすすめです。
ちなみに自分は、「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営してますが、これらに投稿する動画はサブスクリプション版のPowerDirector 365で動画編集を行って投稿しています。
PowerDirector 365だと常に最新の状態で使用する事ができるので、新機能が追加された時や、より使いやすい新しい画面仕様になっても無料でアップデートして使用する事ができ、他のエディションと比べても機能制限が無いので快適に使用できるようになっています。
また、365ユーザーだけが無料で使用できるエフェクトなどが非常にクオリティが高く、これを使用するだけで簡単にクオリティの高い動画を作成できるので非常におすすめです!(個人的にはトランジションには感動しましたw)
もしかすると、
「無料体験版は使いにくいから製品版を購入したい!」
と考えている人もいるのではないでしょうか?
以下のリンクから自分が実際にPowerDirector 365を購入した時のやり方とインストール方法をまとめた記事を確認できるので、購入方法がわからない人はチェックしてみて下さい♪
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>>PowerDirector(製品版)の購入方法とインストール方法を確認する!
また、PowerDirector 365に関しては時期によってお得なセールも行われてます!
お得なセールが行われているのかは以下のリンクから確認できるので、購入する時はそれを見逃さないようにして下さいね♪
また、自分のブログではPowerDirectorの使い方をまとめたページを作成しており、
・購入後の初期設定方法
・初心者でもわかりやすい動画編集のやり方
・中級者以上におすすめな動画編集のやり方
・困った時の対処法
などを確認できるようになっています。
これらの情報は実際に自分が経験したことを元に作成していますし、各ページではやり方を解説した動画も一緒に掲載しています。
初心者の方でもわかりやすい内容になっているので、製品版を購入してわからない事がある場合はこちらのまとめページから知りたい情報を選択してやり方を確認してみて下さい!
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>>PowerDirectorの使い方まとめページを確認する!
まとめ
今回は、PowerDirectorのプレビューがカクカクする・音ズレする時の4つの対処法について解説しました!
4つの対処法を試してもカクついたり音ズレする場合はPCスペックが完全に不足している(特にCPU)ので、高スペックな新しいPCを購入することをおすすめします。
あと、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営していますが、両方のチャンネルとも収益化の条件である、
・直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上
この条件をクリアしており、収益化もしています。
特に「しふぁの作業部屋」ではたった4ヶ月間・3日に1本動画を投稿するだけで収益化する事ができたので、その時のノウハウをまとめた記事をnoteにて販売しております。
少しでも早く登録者数や再生回数を増やして収益化まで行きたいと考えている人にとって役に立つ情報を解説していますし、今なら購入者限定で無料で貰えるお得な特典も用意しています!
今後も特典を増やしたり、内容のアップデートも行っていく予定なので、お得なうちにチェックしてみて下さいね♪
コメント
いつも拝見させて頂いてます。プレビューのカクツキですが、私は外付けハードディスクに全てのデータ入れてやってますが、この転送速度が遅いせいで、カクツキが起こってるのが分かりました。cpuとメモリとハードディスクの負荷をモニター出来るショートカットキーがあってそこで分かりました。是非実験お願いします!
そのような原因もあるんですね~
情報提供ありがとうございます!