このページではOBS StudioでYouTube縦画面ライブ配信を行う設定方法を解説しています。
この方法でライブ配信を行えばYouTubeのショートフィードに配信が表示され、多くの人の目に留まりやすくなります。
横画面で配信するよりも自分を知ってもらえる確率を高められるので、興味がある人は設定してみてください。
ちなみに、自分は「しふぁの作業部屋」というYouTubeチャンネルを運営しており、OBSの使い方や各種設定方法を解説した動画をたくさん投稿しているので、気になる人はこちらも要チェックです!
🔽OBSの使い方を全てまとめたページはこちら!
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>>OBS Studioの使い方まとめページを確認する!
通常の横画面配信の設定を先に行おう!
今回解説するやり方は、通常の横画面配信が正常に行えていることを前提として解説しています。
通常の横画面配信の設定を行っていない人は、以下のリンクのページを確認して配信設定を行い、正常に配信が行えるのか確認してください。
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>>OBS StudioでのYouTube配信のやり方を確認する!

縦画面配信用の設定を作成しよう!
実際に通常の横画面配信が行えたら、縦画面配信用の設定としてプロファイルとシーンコレクションを新しく作成しましょう。
一部の設定を除いて横画面配信と同じ設定内容になるので、横画面配信用に設定したプロファイルとシーンコレクションを縦画面配信用に複製します。
まずはプロファイルから複製しますが、OBSの画面上にある「プロファイル」をクリックして横画面配信の設定を行ったプロファイルが選択されてチェックが入っている事を確認しましょう。
問題無いなら「複製」をクリックしてください。
次にプロファイルの名前を決められるので、わかりやすい名前を入力して「OK」をクリックしてください。
次にシーンコレクションの複製を行いますが、OBSの画面上にある「シーンコレクション」をクリックして横画面配信の設定を行ったシーンコレクションが選択されてチェックが入っている事を確認しましょう。
問題無いなら「複製」をクリックしてください。
次にシーンコレクションの名前を決められるので、わかりやすい名前を入力して「OK」をクリックしてください。
ここまでの設定で、プロファイルとシーンコレクションを複製でき、OBSの画面上に表示されている名前も変化します。
現状としては横画面配信用の設定と全く同じ設定になっていますが、この後に縦画面配信用に一部の設定を変更するのでしっかり確認していきましょう。
縦画面配信を行う設定方法
それでは縦画面配信を行う設定方法を解説します。
まずはYouTubeで配信枠の作成を行いますが、2025年4月時点ではスケジュール設定されたライブ配信では、縦型ライブ配信フィードには表示されない仕様になっています。

なので、「エンコーダ配信」をクリックして配信枠を作成してください。
これ以外の細かい設定は横画面配信時と変更は無いので、「編集」からタイトルや説明、公開状況などの設定を行いましょう。
配信枠の設定が行えたら、OBSの画面右下にある「設定」をクリックしてください。
次に「配信」の項目をクリックし、「ストリームキーを使用する(高度)」をクリックしてください。

次に「表示」をクリックし、YouTube側のストリームキーと一致しているのか確認しましょう。
設定を変更した場合は「適用」をクリックしてください。
次に「映像」の項目をクリックすると、基本(キャンバス)解像度と出力(スケーリング)解像度を確認できます。
この2つの項目を横画面配信で設定していた数値と逆(9:16のアスペクト比)にしてください。
例えば「1920×1080」で設定していたのであれば、「1080×1920」に変更しましょう。
もしも、基本(キャンバス)解像度と出力(スケーリング)解像度がそれぞれ違う数値になっていたとしても、横画面配信で設定していた数値を逆(9:16のアスペクト比)にすればOKです。
その場合、縮小フィルタの設定も必要になりますが、「ランチョス (先鋭化スケーリング、36サンプル)」に設定してください。
ここまで設定できたら「OK」をクリックしましょう。
すると、OBSのプレビュー画面が縦画面仕様に変化します。
あとは映像の位置・サイズ調整などを行ってください。
位置・サイズ調整のコツ
実際に以下の画面で縦画面配信を行った時、
スマホで実際の映像を確認すると以下のように表示されます。
コメントされた時は下から上に表示されますが、メイン映像のサイズによっては真ん中に配置するとコメントで隠れてしまう場合があるので注意してください。
以下のような映像の場合、真ん中よりもちょっと上に配置するとコメントで隠れるの防げます。
あと、以下のようにOBSの横幅ピッタリに映像を合わせてしまうと、
視聴する端末によっては両端の映像が途切れて表示されるケースがあります。
これはOBSの基本(キャンバス)解像度を「1080×1920」という9:16のアスペクト比で設定しましたが、端末によっては9:16のアスペクト比ではない物があります。
実際に自分はiPhone13を使用して縦画面配信を確認しましたが、このiPhone13は「1170×2532」というピクセル解像度になっており、アスペクト比の差によって映像が途切れて表示されてしまうのです。
これを防ぐためにはセーフティゾーン(セーフエリア)という、どのデバイスでも確実に目にできる映像の範囲で位置・サイズ調整を行いましょう。
OBSの「設定」→「一般」→プレビューの「セーフエリアを描画する」にチェック→「OK」をクリックすると、
OBSのプレビュー画面上にセーフゾーンを表示できます。
先ほどのスマホでの視聴画面を確認すると、画面左下の決定の「決」で途切れているので、
OBSでのプレビュー画面のセーフエリアを確認すると、外から1番目と2番目の線の間で途切れていることになります。
個人的には多少途切れても問題無いと考えているので、最低限のセーフエリアである外から1番目の線に合わせて映像の位置・サイズ調整を行っています。
映像が途切れるのは許せないというのであれば、外から2番目の線に合わせて調整すると良いでしょう。
最も内側にある線に関しては、画面ピッタリに表示される端末が少なくなり、無駄な暗い部分が表示されてしまう端末が多くなってしまいます。
個人的には外から1番目・2番目の線のどちらかに合わせるのをおすすめしているので参考にしてください。

これで縦画面配信設定は以上になりますが、他にも録画・配信設定方法を解説した関連記事を投稿しています。
気になる情報がある場合は以下のリンクから詳細情報を確認してみてください。
✅OBSでのYouTube用の録画設定方法
✅OBSでのYouTube配信のやり方
✅OBSでのYouTube縦画面ライブ配信を行う設定方法
✅OBSでのYouTube用のHDR映像の録画設定方法
✅OBSでのYouTube配信(HDR映像)のやり方
✅OBSでのTwitch配信のやり方
✅YouTubeとTwitchで同時配信するやり方
これら以外にもOBS関連の情報を解説しているので、以下の使い方まとめページから確認してもらえたらと思います。
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>>OBS Studioの使い方まとめページを確認する!
まとめ
今回はOBS StudioでYouTube縦画面ライブ配信を行う設定方法を解説しました!
他にもTwitchで生配信する時のOBS設定方法や録画設定方法、BGMや画像をOBSに追加する方法といったOBSの使い方を全てまとめたページを作成しています。
以下のリンクから様々な情報を確認できるので、他にもOBS関連で気になる設定がある場合はこちらからチェックしてみて下さい。
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>>OBS Studioの使い方まとめページを確認する!
あと、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営していますが、両方のチャンネルとも収益化の条件である、
・直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上
この条件をクリアしており、収益化もしています。
特に「しふぁの作業部屋」ではたった4ヶ月間・3日に1本動画を投稿するだけで収益化する事ができたので、その時のノウハウをまとめた記事をnoteにて販売しております。
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