PCゲームの実況をやっていると、
「どのようにキーボードやマウスの操作しているのか手元を見てみたい!」
というように、視聴者さんから言われたことはありませんか?
そんな時は手元をカメラで撮影して表示させる方法がパッと思いつきますが、カメラやカメラアームなどの機材を購入する必要がありますし、実際にどんな操作をしているのか詳しくわかりにくくなっています。
そんな時におすすめなのが今回解説する方法で、実際に設定を行うとキーボードやマウスの入力をOBSにリアルタイムで表示できるので、その状態を以下の動画のように録画や配信できます。
何のボタンを押しているのかハッキリと分かりますし、何より無料で利用できるので、その方法が気になる人はチェックしてみて下さい。
ちなみに、「しふぁの作業部屋」というこれからゲーム実況やYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルも運営しているのでチェックしてみて下さい。
🔽OBSの使い方を全てまとめたページはこちら!
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動画でも解説しています
Noh Boardのダウンロードする
今回の設定を行うにあたってNoh Boardというソフトを使う必要があるので、こちらをダウンロードしていきます。
ちなみに、WindowsのPCを使用して解説していくので予めご了承ください。
まずは、こちらのリンクをクリックして以下のようなページを開いたら、
画面右上にある「Go to download」をクリックしてください。
次にこのような画面が表示されますが、
少し下にスクロールすると「NohBoard-ReWrite~~.zip」というのがあるので、クリックして圧縮フォルダをダウンロードしてください。
ブラウザでChromeを使用している場合は、画面左下に圧縮フォルダがダウンロードされるので、
ドラッグしてデスクトップ画面にドロップして下さい。
先ほどダウンロードした圧縮フォルダがあるので、ドラッグしてデスクトップ画面にドロップして下さい。(次回は解説しません)
次に圧縮フォルダの上で右クリックして「すべて展開」をクリックしてください。
次にどこに展開するのか決める画面が表示されますが、展開場所は何も変更しなくてOKです。
「完了時に展開されたファイルを表示する」にチェックが入っていることを確認できたら「展開」をクリックしてください。
すると、展開したフォルダが表示されます。
ただ、このままではデフォルトのキーボード配列が海外仕様となっており、日本語に対応していない状況となっています。
なので、JPキーボードセットをダウンロードして機能を追加してあげる必要があるので、その方法を次で解説します。
JPキーボードセットをダウンロードして追加する
それでは日本語キーボードでNohBoardを使用するために、JPキーボードセットをダウンロードして追加する方法を解説していきます。
まずは、こちらのリンクをクリックして以下のような画面を開いたら、
「用意するもの」の項目にある、JPキーボードセットのリンクをクリックして下さい。
すると、このような画面が表示されるので「ダウンロード」をクリックしてください。
ブラウザでChromeを使用している場合は、画面左下に圧縮ファイルがダウンロードされるので、
先ほどと同じようにデスクトップ画面にドラッグ&ドロップして下さい。
次に圧縮フォルダの上で右クリックして「すべて展開」をクリックします。
次にどこに展開するのか決める画面が表示されますが、展開場所は何も変更しなくてOKです。
「完了時に展開されたファイルを表示する」にチェックが入っていることを確認できたら「展開」をクリックしてください。
すると、このような画面が表示されますが、「JPキーボードセット」をクリックしてください。
次にこのような画面が表示されますが、
先ほど展開したNohBoardのフォルダ内にある「keyboards」のフォルダに、「global」と「LikeJP109」のフォルダをドラッグ&ドロップして下さい。
これでNohBoardに日本語キーボードの機能を追加できます。
NohBoardの設定方法
次にNohBoardの設定を行っていきます。
まずは、NohBoardのフォルダ内にある「NohBoard.exe」をクリックしてください。
すると、青い画面が表示されますが、その画面内で右クリックして「Load Keyboard」をクリックしてください。
次に表示された画面内にある「Category」の項目をクリックすると、様々な種類のキーボードを選べるようになっています。
実際にクリックするとキーボード全体が表示されたり、一部分だけが表示されたり、マウスも表示されたりと、様々な種類を確認できるので好きな物を選んでみて下さい。
今回は「joao7yt」というFPSゲームにおすすめなキーボードを選択して解説していきます。
次に「Keyboard Style」の項目ですが、各項目をクリックすると様々な表示に切り替えられるので、好きな表示方法を選んでみて下さい。
今回はこのような表示で設定していこうと思うので、「Close」をクリックして設定画面を閉じましょう。
基本的な設定は以上になるので、後はOBS側で設定を行えばOKです。
この設定で問題無いのであれば、後半に解説しているOBSでの設定方法を確認して下さい。
ここからは特定のボタンを追加・削除したり、サイズ変更や位置調整方法について解説していきたいと思います。
細かい調整を行いたい人はチェックしてみて下さい。
特定のボタン追加方法
まずは特定のボタンの追加方法を解説していきます。
画面内で右クリックして「Start Editing」をクリックし、編集モードに変更してください。
次に背景部分で右クリックして「Add Element」の中にある「Add Keyboard Key」をクリックしてください。
すると、新しいボタンが追加されるので、クリックして選択した後に右クリックして「Element Properties」をクリックしてください。
すると、ボタンの設定画面が表示されます。
まずはTextの項目についてですが、通常時に表示させたいボタンを入力してください。
今回は参考例として「6」のキーを追加してみようと思うので「6」と入力します。
次にShift Textの項目ですが、Shiftキーを押している時に表示させたいボタンを入力する必要があります。
「6」の場合は「&」になるので、この項目には「&」を入力してください。
これで通常時は「6」が表示されて、Shiftキーを押している時は「&」が表示されるようになります。
次にKey codesの項目を設定しますが、キーボードからの文字の入力を識別するためにキーコードという番号を入力する必要があります。
こちらのページにあるキーコード表を確認しながら設定して欲しいのですが、「6」の場合は「54」がキーコードとなっているので、Key codesの項目には「54」と入力して「Add」をクリックしてください。
そして、実際に「6」を押してボタンが反応するのか確認してみましょう。
ちなみに、上記のキーコード表はWindowsでのキーコード表となっています。
Macは検証できていませんが、恐らくこちらのキーコード表で問題無いかと思うので、こちらを確認しつつ設定してみて下さい。
ここまで設定できたら「Accept」をクリックして設定を確定させればOKです。
ボタンサイズの変更方法と位置調整方法
次にボタンサイズの変更方法と位置調整方法を解説します。
まずはサイズの変更方法からですが、変更したいボタンをクリックして選択し、カーソルを端に合わせると線の色が赤く変化します。
この状態でドラッグすることでサイズ変更することが可能です。
もしも、間違えてしまった場合は「Ctrl+Z」のキーを押すと1つ前に戻せるので覚えておいてください。
位置調整を行いたい場合は、ボタンをドラッグしながら移動させたり、ボタンを選択した状態で十字キーを押すことで微調整できるので覚えておきましょう。
不要なボタンの削除方法
次に不要なボタンもあるかもしれないので、削除方法も解説しておきます。
実際に削除したいボタンをクリックして選択したら右クリックして「Remove Element」をクリックしてください。
すると、不要なボタンを削除できるので覚えておきましょう。
編集モードの終了と設定保存方法
各ボタン設定が終わったら編集モードを終了させるようにして下さい。
やり方としては、何もボタンを選択していない状況で画面内で右クリックして「Stop Editing」をクリックして下さい。
これで編集モードを終了させることができます。
実際にボタンの編集を行った場合は、設定を保存する必要があるのでその方法を解説しますが、画面内で右クリックして「Save Definition」の中にある「Save To ‘joao7yt/fps’」をクリックしてください。
これでボタン設定を保存できたので、この画面を閉じて後日また起動した場合でも、同じボタン設定で使用することができます。
OBSでの設定方法
次にOBSでの設定方法を解説します。
まずは、ソースの欄にある「+」をクリックして「ウィンドウキャプチャ」をクリックしてください。
次にソースを作成/選択と表示されますが、わかりやすい名前を付けて「OK」をクリックしてください。
今回は初期設定のまま解説していきます。
次にプロパティの画面が表示されますが、ウィンドウの項目にNohBoardを選択して「OK」をクリックしてください。
すると、OBSにキーボードとマウスが表示されます。
ただ、緑の背景が邪魔なのでこれを透過させていきますが、「フィルタ」をクリックしてください。
すると、フィルタ設定の画面が表示されますが、画面左下にある「+」をクリックして「クロマキー」をクリックしてください。
次にフィルタ名を決める画面が表示されますが、特に変更することなく「OK」をクリックしてください。
すると、緑色の部分が透過されます。
他に設定をイジる必要は無いので「閉じる」をクリックしてください。
後は実際にゲーム画面も表示させて、邪魔にならない場所に位置調整とサイズ調整を行えばOKです!
実際に操作中の様子はこんな感じです↓↓↓
まとめ
今回はOBSにキーボード・マウスの入力をリアルタイムで表示させる方法について解説しました!
ちなみに、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営していますが、両方のチャンネルとも収益化の条件である、
・直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上
この条件をクリアしており、収益化もしています。
特に「しふぁの作業部屋」ではたった4ヶ月間・3日に1本動画を投稿するだけで収益化する事ができたので、その時のノウハウをまとめた記事をnoteにて販売しております。
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