YouTubeに動画を投稿する時に「カード」という機能を使えるようになっていますが、どんな機能なのかわからない人もいるのではないでしょうか?
このカード機能を使いこなすことができれば再生回数UP・登録者数UPを狙うことができますし、外部リンクを表示させることができるので、YouTubeを使って集客したり、商品やサービスのPRをしたい人にもおすすめの機能となっています。
ちなみに、自分は「しふぁの作業部屋」という動画投稿者・配信者向けのチャンネルを運営していますが、ここで投稿している動画にはカードを毎回入れるようにしており、カードから他の動画を見に行ってくれる人も多いので、再生回数UPのために一役買ってくれています。
なので、今回はYouTubeのカード機能の詳しい説明や追加設定方法、効果的なカードの入れ方について詳しく解説していこうと思います!
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動画でも解説しています
YouTubeのカード機能とは?
まずはYouTubeのカード機能について良く分からない人もいると思うので解説していきますが、動画を再生していると画面右上にiマークと文章が表示される所を見た事がある人もいるのではないでしょうか?
これがカードとなっており、実際にクリックしてみると、
パソコン(PC)であれば動画の右側に、スマホなどのモバイル機器であれば動画の下にカードに設定されたリンクが表示されます。
※以下の画像はパソコンでの画面です。
カードを複数追加しているなら複数の動画のリンクが表示され、スクロールする事で確認する事ができますね。
他にも再生リストや自分のチャンネル、他の人のチャンネルをカードに入れる事ができるので、再生回数UPや登録者数UPを狙うことができます。
さらに、ブログなどの外部サイトのリンクも入れる事ができ、YouTubeを使って集客したり、商品やサービスのPRをしたい人にもおすすめの機能となっているので、動画内にカードを追加して活用していくのがおすすめです!
ちなみに、カードを入れた時の実際のデータを知りたい人もいると思いますが、自分が運営している「しふぁの作業部屋」というチャンネルの人気の動画10本のみにカードをいれ、1週間のデータを取ってみた結果が以下の通りです。
カードのティーザーのクリック数というのが画面右上にピロッと出てくる文章のクリック数で、
カードのクリック数というのが実際に動画を見に行ってくれた回数です。
自分の動画はテーマ的に動画1本で1日1000再生もいかないのですが、少なくともカードを入れる事で再生回数は確実に伸びます。
あと、これは人気動画10本にカードを1週間入れたデータなので、もっと色んな動画にカードを入れたり、伸びるジャンルの動画でやったら効果はもっと高いと思いますね。
カードを入れる時のルール
ちなみに、カードを入れる時のルールというものが決まっており、
・外部サイトのリンクはYouTubeパートナープログラムに参加している場合のみ追加可能
・子ども向けとして設定された動画ではカードは利用できない
というルールがあります。
「カードは1つの動画に最大5つまで入れる事ができる」という事ですが、例えば他にも見てもらいたいおすすめ動画がたくさんあったとしても最大5つまでしかカードで追加する事ができなくなっています。
なので、どの要素を追加するのかよく考えて設定するようにしましょう。
あと、「外部サイトのリンクはYouTubeパートナープログラムに参加している場合のみ追加可能」という事ですが、これはいわゆる収益化できているチャンネルのみブログなどの外部サイトのリンクを追加する事ができるという意味になっています。
なので、収益化できていないチャンネルの場合は動画や再生リスト、自分や他のチャンネルしかカードに表示させることができないので注意して下さい。
最後に「子ども向けとして設定された動画ではカードは利用できない」という事ですが、動画投稿する時に子供向けの動画か、そうでないのか確認する項目があると思います。
この部分で「はい、子供向けです」を選択している場合はカードを表示できないので注意して下さい。
・外部サイトのリンクはYouTubeパートナープログラムに参加している場合のみ追加可能
・子ども向けとして設定された動画ではカードは利用できない
これらのルールに注意しながらカードの追加設定方法を確認していきましょう!
カードの追加設定方法
それではカードについて理解できたところで、動画内にカードを追加する設定方法を解説していきます。
自分はYouTubeに動画がアップロードされてからカードを設定しているのでその状態で解説していきますが、まずはYouTube Studioのコンテンツの項目を開き、カードを追加したい動画の「詳細」をクリックしてください。
すると、動画の詳細画面が表示されますが、画面右側にある「カード」をクリックして下さい。
すると、カードを設定できる画面が表示されます。
画面左側に動画・再生リスト・チャンネル・リンクという項目がありますが、
それらを選択する前にタイムライン上の再生バーを動かしたり、プレビューを再生しながらカードを追加したい部分を決めるようにして下さい。
カードを追加したい部分を決めてから各要素を追加していきますが、上から順番に解説していくのでまずは「動画」をクリックしてみると、
このように自分が投稿している動画一覧が表示され、カードに追加する動画を選択できるようになっています。
探しにくい場合は「自分の動画」という所にキーワードを入力する事で特定の動画を早く探す事ができるので活用してみて下さい。
ちなみに、その隣にある「YouTubeの動画」の所にキーワードを入れると、
このように他の人の動画も選択できるようになっているので覚えておきましょう。
実際にカードに表示させたい動画を選択するとこのような画面が表示されます。
ティーザーテキストからがわかりやすいので先に解説していきますが、ティーザーテキストとはカードが出た時に表示されるテキストとなっており、何も設定しない場合は動画のタイトルがそのまま表示されます。
任意なので何も設定しなくても大丈夫ですが、動画の内容とか紹介する流れによっては変更した方がクリック率が高まるので、状況に応じて好きな文章に変更してみて下さい!
ちなみに、ティーザーテキストとして表示されるテキストは30文字までとなっているので注意しましょう。
次にカスタムメッセージについてですが、カードを実際にクリックした時の動画サムネイルの下に表示されるテキストがカスタムメッセージとなっています。
何か追加で表示させたいテキストがある場合は、カスタムメッセージを使用するのがおすすめです。
次に他の要素を解説していきますが、「カード」という所をクリックすると、
このように各要素が表示されるので「再生リスト」をクリックしてください。
すると、自分が作成している再生リストを選択できる画面が表示されるので、カードで紹介したい再生リストを選択してみて下さい。
ちなみに、「YouTubeの再生リスト」という所にキーワードを入れると他の人が作成した再生リストを選択する事もできるので覚えておきましょう。
実際に再生リストをクリックして選択すると、先ほどの動画を選択した時と同じ画面が表示されます。
設定方法も全く同じになるので、状況に応じてカスタムメッセージやティーザーテキストを入れるようにして下さい。
次に「カード」をクリックして「チャンネル」をクリックすると、
このような画面が表示されますが、ここでは自分や他の人のチャンネルを探し出してカードに追加する事ができるようになっています。
「YouTubeのチャンネル」という所に例えば自分のチャンネルやサブチャンネル、コラボした人のYouTubeチャンネルの名前を入力すると、
このように表示されるので、クリックして選択してください。
すると、このような画面が表示されますが、チャンネルの場合はカスタムメッセージとティーザーテキストを必ず設定する必要があります。
記入しないと警告が出てしまい、設定を保存する事ができなくなってしまうのでそれぞれ記入するようにして下さい。
次に「カード」をクリックして「リンク」をクリックすると、
このような画面が表示されます。
ちなみに、外部サイトのリンクはYouTubeパートナープログラムに参加している場合のみ追加可能となっており、簡単に言えば収益化できていないと設定できないので注意して下さい。
仮にリンクが設定できる条件を満たしているとして、例えばブログのリンクをカードに入れたいのであれば、事前にブログのリンクを登録してあげる必要があります。
やり方としては「キャンセル」をクリックして画面を閉じ、一旦「保存」をクリックしてカードの画面を閉じます。
次に「チャンネルのコンテンツ」をクリックして動画一覧に戻ります。
次に画面左の欄にある「カスタマイズ」をクリックしてください。
すると、このような画面が表示されますが、「基本情報」のタブをクリックしてください。
次に下にスクロールするとリンクという項目があるので、カードに入れたい外部リンクのURLを記入してリンクのタイトルも付けましょう。
ちなみに、このリンクの部分はチャンネルの概要欄にも表示されるので、それを意識してリンクのタイトルを付けるのがおすすめです。
あとは、「公開」をクリックして編集を確定させましょう。
あとはもう1度カードを追加する画面を開いて「カード」をクリックし、「リンク」をクリックしてください。
すると、このような画面が表示されるので、外部サイトのリンクを入れると少し読み込みが行われた後に「適用」というボタンが有効になるのでこちらをクリックしてください。
すると、このような画面が表示されますが、リンクの場合は、
・カードのタイトル
・行動を促すフレーズ
・ティーザーテキスト
この4つを設定してあげる必要があります。
まずは上から順番に表示する画像について解説していきますが、灰色の四角の部分をクリックすると、
画像を選択できる画面が表示されます。
この画像は追加したいリンクのページ内にある画像を選択できるようになっていますし、画像をドラッグ&ドロップする事で好きな画像を使用する事もできるので、好きな方法で画像を選択してみて下さい。
ちなみに今回は、自分で作成したリンク画像を使用したいので画像をドラッグ&ドロップして「適用」をクリックします。
すると、選択した画像が表示され、実際のカードの画面を見てみると画像が反映されるので確認してみて下さい。
次にカードのタイトルについてですが、実際のカードの画面を見たときに表示されるテキストがカードのタイトルとなっており、50文字まで入力する事ができるようになっています。
視聴者さんの興味を引けるようなタイトルにする事でクリック率を高める事ができるので、好きなように設定してみて下さい。
次に行動を促すフレーズについてですが、自分の場合はブログのリンクを入れているので「ブログを確認する」というフレーズを入れていますが、
・サポートに相談する
・○○の申し込みをする
・○○を購入する
・○○をダウンロードする
・○○を注文する
みたいな、視聴者に向けて行動を促すフレーズを入れる事ができるようになっています。
30文字まで入力できるようになっているので、リンク先のページに合うような行動を促すフレーズを入れてみて下さい。
最後にティーザーテキストについてですが、これは前にも解説した通りにカードが出た時に表示されるテキストとなっており、30文字まで記入する事ができるので視聴者さんの興味を引けるようなテキストを入力してみて下さい。
カードの設定できたら「保存」をクリックして編集を確定させましょう。
これでカードで追加できる各要素の解説は以上になります。
カードを入れる時の効果的な入れ方
ここまでカードの追加方法について詳しく解説してきましたが、ただ適当にカードを入れるだけでは効果が薄くなってしまい、カードを入れるだけ時間の無駄になってしまうのでカードを入れるタイミングというのを理解しておく必要があります。
例えば動画の最後のまとめをしている時に、
「おすすめ動画はこちら!」
というように、次に見てもらいたい動画をカードで表示させても、動画を最後まで見てくれる人っていうのはそもそも少ないですし、終了画面を入れているなら被ってしまう恐れもあるので効果が薄くなってしまうというのは分かりますか?
なので、カードを入れるタイミングが非常に重要になってくるのですが、様々な所からの情報と自分自身の経験からカードを入れた方が良いタイミングを4つ上げていくと、
②動画内で他の動画について紹介した所
③まとめトークに入る前
④動画途中の視聴者が離れている所
この4つのタイミングでカードを上手く活用するのがおすすめです。
①最初の挨拶が終わったあと
まず最初に「最初の挨拶が終わったあと」という事ですが、動画最初の15秒くらいまでが視聴者の離脱率が高いので、それを防ぐために何かしらの工夫するべきと良く言われていますが、その1つの方法としてカードを使用するのがおすすめです。
※以下のグラフは視聴者維持率のグラフです。
最初に挨拶をしている時にカードが表示されると邪魔なので、挨拶が終わった後くらいの、
「やっぱり見るのやめようかな…」
と思っている視聴者さんに対して、
「他にもこんな動画がありますよ」
と訴えかけるようにカードを表示させると、本来であれば完全に自分の動画やチャンネルから離脱していた視聴者さんが、自分のチャンネル内の他の動画に興味を持って留まってくれる可能性が上がります。
なので、最初の挨拶が終わったあとを狙ってカードを入れてみるのがおすすめです。
②動画内で他の動画について紹介した所
次に「動画内で他の動画について紹介した所」についてですが、例えば「動画用サムネイルを作成する方法」という動画テーマで解説しているとします。
その動画内で、
みたいな感じで、動画内で解説すると動画テーマからズレる事に関しては、他に投稿している動画に誘導するような事を自分は言うのですが、全員が説明欄をチェックしてくれるわけでは無いので、カードを使って画面内に直接表示させて誘導を促してあげるのに使用します。
ちなみに、本記事冒頭部分で実際のデータをお見せしましたが、このデータを見る限り「動画内で他の動画について紹介した所」に入れたカードがクリックされていることが多く、1番効果があるなと感じ取れたので参考にしてみて下さい。
③まとめトークに入る前
次に「まとめトークに入る前」についてですが、まとめトークをしている時は視聴者さんは、
「もう欲しい情報は無いな~」
と思ってしまって、この動画はもちろん、自分のチャンネルからも離脱しやすくなっているので、完全に自分の動画やチャンネルから離脱するのを少しでも防ぐためにカードを使用するのがおすすめです。
※以下のグラフは視聴者維持率のグラフです。
ただ、まとめトーク中にカードを入れてしまうと、終了画面を入れている場合は被ってしまう可能性がありますし、すでに離脱者が出ている状態で表示しても効果が薄いです。
なので、まとめトークに入る前にカードを使用して、
「他にもこんな動画がありますよ」
と訴えかけるようにカードを表示させると、本来であれば完全に自分の動画やチャンネルから離脱していた視聴者さんが、自分のチャンネル内の他の動画に興味を持って留まってくれる可能性が上がります。
なので、まとめトークに入る前を狙ってカードを入れるのがおすすめです。
④動画途中の視聴者が離れている所
次に「動画途中の視聴者が離れている所」についてですが、これに関してはすでに投稿している動画や、投稿後1週間くらいしてデータが集まってきた動画に対して行うのがおすすめの方法となっています。
アナリティクスで視聴者維持率を確認した時に、動画の途中で下がり始めている場合がありますが、
この部分で視聴者さんが飽きてしまったり、もう知りたい情報は無いなと思ってしまって離脱している事を表しています。
なので、この部分でカードを使用して、
「他にもこんな動画がありますよ」
と訴えかけるようにカードを表示させると、本来であれば完全に自分の動画やチャンネルから離脱していた視聴者さんが、自分のチャンネル内の他の動画に興味を持って留まってくれる可能性が上がります。
あとから検証する必要があるので面倒と思う人もいるかもしれませんが、少しでも再生回数や登録者数をUPさせたいという人は動画途中の視聴者が離れている所にカードを追加してみて下さい。
ここまでカードの効果的な入れ方を解説しました。
途中で終了画面について触れる部分がありましたが、終了画面を入れる事でも再生回数や登録者数をUPさせることができるので、できるだけ終了画面を追加するのがおすすめです。
以下のリンクのページで終了画面の追加設定方法を解説しているので、再生回数や登録者数を増やしたいけど終了画面の入れ方がわからない場合はチェックしてみて下さい!
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>>YouTubeの動画に終了画面を入れる方法を確認する!
まとめ
今回は、YouTubeのカード機能についての解説と実際の追加設定方法、効果的な入れ方について解説しました!
ちなみに、カードよりもサムネイルやタイトル、説明欄に力を入れる方が再生回数や登録者数が伸びやすいのですが、しっかりと対策はしていますでしょうか?
自分が実際に行っている再生回数を伸ばすためのサムネイル作成のコツ、検索上位に表示されるタイトルの付け方、検索や関連動画に表示されやすくなる説明欄の有効活用方法をまとめた記事を作成しているので、こちらのリンクからチェックしてみて下さい!
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>>【しふぁ流】サムネイルを作る時の6つのコツを確認する!
>>【しふぁ流】検索上位に表示されるタイトルの付け方を確認する!
>>【しふぁ流】検索や関連動画に表示されやすくなる説明欄の有効活用方法を確認する!
あと、自分は「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルと「しふぁの作業部屋」というこれからYouTubeを始めたい人向けの情報を発信しているチャンネルを運営していますが、両方のチャンネルとも収益化の条件である、
・直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上
この条件をクリアしており、収益化もしています。
特に「しふぁの作業部屋」ではたった4ヶ月間・3日に1本動画を投稿するだけで収益化する事ができたので、その時のノウハウをまとめた記事をnoteにて販売しております。
少しでも早く登録者数や再生回数を増やして収益化まで行きたいと考えている人にとって役に立つ情報を解説していますし、今なら購入者限定で無料で貰えるお得な特典も用意しています!
今後も特典を増やしたり、内容のアップデートも行っていく予定なので、お得なうちにチェックしてみて下さいね♪
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