Filmoraで編集する時に人の顔や車のナンバープレートなどの映像をモザイクやぼかしを入れて隠したいけど、やり方がわからないと悩んでいませんか?
このページを確認すればFilmoraでモザイクやぼかしを入れる基本的な方法を理解できます。
さらに、動く被写体に追従してモザイクを入れる方法や、ARステッカーというFilmoraのバージョン10.5で追加された新機能についても理解できるので、最後まで確認していって下さい!
ちなみに「しふぁの作業部屋」という動画投稿者・配信者向けのチャンネルを運営しているので、気になる人はチェックしてみてください。
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Filmoraでモザイクやぼかしを入れる方法
それではまず最初に、Filmoraでモザイクやぼかしを入れる方法を解説していきます。
ちなみに自分はFilmora X(フィモーラ10)を使用しているので、Filmora Xでのやり方を解説します。
他のFilmora製品を使用している場合は実際の画面と異なる場合もあるので予めご了承ください。
実際のやり方ですが、タイムライン上に動画を入れたら画面左上にある「エフェクト」の項目をクリックしてください。
次に画面左の欄にある「ユーティリティ」をクリックしてください。
次にこのような画面が表示されますが、普通にモザイクやぼかしを入れたいのであれば「モザイク」のエフェクトをビデオトラック1の上にある空きスペースにドラッグ&ドロップして下さい。
すると、自動的にビデオトラック2が作成されてモザイクのエフェクトが追加されます。
もしくは動画の上にドラッグ&ドロップすることでも、「モザイク」のエフェクトを入れられます。
プレビューを確認するとこのように表示されていますが、モザイクのエフェクトを選択している状態だと角や辺の中央に○や□が付いた枠が表示されているので、
○や□をドラッグし、モザイクやぼかしで隠したいところに合わせてみましょう。
次にモザイクのエフェクトの上で右クリックして「プロパティを表示する」をクリックするか、モザイクのエフェクトをダブルクリックすると、
画面左上にモザイクの詳細設定ができる画面が表示されます。
タイプという項目をクリックすると、様々なぼかし方やモザイクを選択できるので、好みに応じて選択してください。
また、ぼかし具合や不透明度を調整して、モザイクやぼかしの強さも調整できるので確認してみましょう。
ここまでモザイクやぼかしの入れ方を解説しましたが、今回のやり方だと静止している画像や画面全体にモザイクやぼかしを入れたりする場合のみに有効な方法となっています。
隠したい被写体が動いている場合は隠すことができないので注意が必要です。
動いている被写体に追従するようにモザイクやぼかしを入れたいのであれば、この次に解説する方法を確認していきましょう!
モザイクやぼかしを追従させる方法
モザイクやぼかしを追従させる方法を解説していきますが、
・画像とキーフレームを使用する方法
この2つの方法があります。
隠したい物の状況によって使用する方法が異なるので、しっかりと確認していきましょう!
モーショントラッキングを使用する方法
最初はモーショントラッキングを使用する方法についてですが、この方法は隠したい物が1つだけしかなく、隠したい部分の大きさも変わらない場合にのみ有効な方法となっています。
先ほどの編集の続きから解説していきますが、タイムライン上のモザイクやぼかしを入れたい動画の上で右クリックして「モーショントラッキング」をクリックします。
すると、画面左上にモーショントラッキングの設定画面が表示され、
プレビュー画面にはこのような+マークが入った白い枠が表示されます。
ちなみに、タイムラインスライダーが動画の1番最初にある事を確認して下さい。
次に白い枠をモザイクやぼかしを入れたい場所に合わせます。
最初にモザイクやぼかしの設定を行っているので、それに合うように調整してもらえればOKです。
できたらモーショントラッキングの「追跡開始」をクリックしましょう。
追跡が完了するとこのような画面が表示されますが、「なし」の部分をクリックして「モザイク」に変更すると、
タイムライン上のモザイクのエフェクトにリンクマークが付きます。
これはモーショントラッキングした動画とリンクしたことを表しており、実際にプレビューを確認してみると、
このようにモザイクやぼかしを動く被写体に追従させることができます!
ちなみに、動画の最初の方は良かったとしても、動画の途中から人物の顔がモザイクの範囲からはみ出してしまう場合もあります。
このような時は自分で調整する必要があるのでやり方を解説すると、タイムラインスライダーを動画の最初に戻した状態でモーショントラッキングの設定を「なし」に設定し直してください。
次にモーショントラッキングの中心である+マークがズレ始めている所を探し出します。
タイムラインスライダーやプレビューの再生バーを調整して探しても良いですし、コマ送りも使用して探してみて下さい。
次に+マークが隠したい所の中心に来るように移動させます。
次に先ほどまでは灰色で選択できませんでしたが、水色に変化してもう1度モーショントラッキングができるようになるので、クリックして追跡を開始して下さい。
すると、調整した途中からモーショントラッキングを行えるので、タイムラインスライダーを動画の1番最初に合わせ、「なし」から「モザイク」にしましょう。
あとは実際にプレビューを確認すると、このように人物の顔を綺麗に隠すことができました!
ただ注意点を言っておきますが、1つの動画に対して1つのモーショントラッキングしか行えません。
例えば複数人の顔に追従させてモザイクを入れたいと思っても、1つの動画に対して1つのモーショントラッキングしか行えないので、1人の顔しか隠すことができません。
また、モザイクの大きさを変化させることができないので、隠したい物の大きさが変化する場合はうまく隠し切れない場合もあります。
ちなみに、「ユーティリティ」の項目の中にある「フェイスオフ」というエフェクトを使用すると、自動的に人物の顔を認識してモザイクを入れてくれるようになっています。
ただ、実際に使用してみると顔の一部が隠れたり、少し横に向いてしまったり、顔がぼやけているとモザイクが表示されなかったり、急に顔が表示された時にモザイクとして隠れるまでにタイムラグがあったりして、正直使い物にならないというのが本音です。
今後のアプデ次第では改善する可能性もありますし、モーショントラッキングが1つの動画で複数できるようになるかもしれませんが、現状では動く複数の被写体に対してモザイクやぼかしを入れる事は不可能となっているので注意して下さい。
画像とキーフレームを使用する方法
次に画像とキーフレームを使用する方法を解説していきますが、複数の部分を隠したかったり、隠したい物の大きさが変化する場合に有効な方法となっています。
今回は白い画像を使用して隠していきますが、まずは動画の上に画像をドラッグ&ドロップして動画と同じ再生時間に調整し、プレビュー画面上で隠したい部分に合わせてサイズ調整して下さい。
次にタイムラインスライダーを1番最初に合わせたら、画像を選択した状態で「キーフレーム」をクリックします。
すると、タイムラインスライダーがある位置に○のキーフレームが追加されます。
ちなみに、キーフレームとは設定値を記録できる編集点のような物となっており、画像の位置情報やサイズ情報などを記録できます。
次にこの状態で動画を再生し、画像の範囲から顔が出てしまう直前の所にタイムラインスライダーを合わせて、
「キーフレーム」をクリックして○を追加して下さい。
次に同じように動画を再生すると画像から顔が飛び出してきますが、横なら横、縦なら縦、斜めなら斜めといったように1方向に移動しきった所にタイムラインスライダーを合わせたら、
同じように「キーフレーム」をクリックして○を追加し、
プレビュー画面上で画像の位置調整やサイズ調整を行って顔が隠れるようにします。
あとはひたすら1方向にズレたらキーフレームを追加して位置調整やサイズ調整を行って下さい。
実際にプレビューを確認してみるとこのようになります!
複数の部分を隠したい場合は、同じように画像とキーフレームを追加して同じやり方でやっていって下さい。
これでモザイクやぼかしを入れる方法は以上になりますが、このブログではFilmoraでの動画編集方法を解説したページを複数作成しています。
それらを全てまとめたページを作成しているので、Filmoraでの編集方法をもっと知りたいと考えている人はこちらのリンクからチェックしてみて下さい!
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ARステッカーについて
ちなみに、人物の顔の動きに反応して表示されるARステッカーという機能がFilmoraのバージョン10.5から新機能として搭載されたので、関連機能としてここで解説しておこうかと思います。
エフェクト内の「ARステッカー」という項目をクリックするとこのような画面が表示されますが、
試しに「ビッグ・アイズ」をビデオトラックにドラッグ&ドロップして、
プレビューを確認してみると…
このような可愛いくて面白い演出を加える事ができます!
ただ注意点として、このARステッカーも自動的に人物の顔を認識して表示させているので、顔の一部が隠れたり、少し横に顔を向けてしまったりすると、上手く表示されない場合もあるので注意して下さい。
ちなみに、動画の上でARステッカーをドラッグ&ドロップして入れる事ができ、これを行うと複数のARステッカーを同時に挿入する事ができるようになっています。
たくさん入れすぎてしまうとPCに負荷がかかってしまうので注意して欲しいのですが、このように複数のARステッカーを同時に使用する事もできるので、状況に応じて使用してみて下さい!
まとめ
今回は、Filmoraでモザイクやぼかしを入れる方法はもちろん、追従させて隠す方法やARステッカーという新機能についても解説しました!
ちなみに、このブログではFilmoraでの動画編集方法を解説したページを複数作成しています。
それらをまとめたページを作成しているので、Filmoraでの編集方法をもっと知りたいと考えている人はこちらのリンクからチェックしてみて下さい!
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